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カテゴリ:指数あれこれ
昨日は、指数先物9月限の満期日。
私は、9月限の先物を対象に、「JPX日経400先物売り-ミニTOPIX先物買い」の裁定取引をしていたので、今回はその結果について。 (関連の日記) 〇JPX日経400の銘柄入れ替えでTOPIX化が進む-JPX日経400の真実(その7) 〇日経400売り-TOPIX買いの裁定取引 〇日経400の哀れな末路を占う 1.「JPX日経400先物売り-ミニTOPIX先物買い」裁定取引の狙い おさらい的に整理しておくと、 もともと、”JPX日経400”は、TOPIXにほぼ追随して動くことが宿命づけられている(JPX日経400は構成銘柄の選定・ウェイト付けで、TOPIXに対しあまりポジションを取っていないのが原因)凡庸な指数なのだけど、 毎年8月は、”JPX日経400”にとって、魔の銘柄入替えが実施される(今年は、8月7日に公表され8月31日に実施)。 銘柄入れ替えの前後には、コバンザメに齧られて、TOPIXに後れをとってしまうだろうと予想。 そこを狙って、6月中旬ごろに、9月限の先物を対象に売り買いほぼ同金額になるようバランスを取って「JPX日経400先物売り-ミニTOPIX先物買い」のポジションを建ててみた。 2.結果 この期間の両指数の動きは以下のとおり。 最近の株価乱高下の状況の中でも、ほぼ同調して推移しているものの、 指数入替え実施(8月31日)後には、期待のとおり、JPX日経400が少し劣後してくれた。 私は、6月中旬ごろに何回かに分散してポジションを建て、満期日(特別清算)も含め何回かに分けてポジションを解消したのだけど、少しだけ利益を得ることができた。 ポジションが相殺されるので建てている金額に対して証拠金は少しで良い(この組み合わせだと片方だけのときの20分の1以下)こととなっている。私の使っている証券会社では株券を証拠金の代用としてくれるので、ほぼ元手いらず。 リスクも比較的小さめで、手堅い小遣い稼ぎといった感じ。 ”JPX日経400”よ、来年もよろしくね。 ※投資は、損しても得しても自己責任で! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 12, 2015 04:48:39 PM
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