|
カテゴリ:へそまがり流投資手法
今日は、昼休みに株価をチェックすると所有銘柄の日本曹達が大幅高になっていた。どうやら、証券会社が投資判断と目標株価を引き上げたのがきっかけらしい。
証券会社の投資判断・目標株価が引き上げられたからといって、その企業の本源的な価値が高まるわけではない。 こういう、本源的な価値とは無関係の理由で株価が上昇した場合には、有り難く売るのが賢明ではという気がしてならないので、 今日急騰した日本曹達も半分ほど売ってみた。 ということで、今回は株式の本源的価値とは無関係のイベントについて。 1.証券会社の投資判断・目標株価 証券会社が投資判断・目標株価を上げたり、下げたりすると、株価が大きく反応することがある。 だけど、証券会社の投資判断・目標株価と株式の本源的価値とは無関係。 証券会社のポジショントーク的な意味合いがある場合もあるかもしれない。 また、アナリストや雑誌等が推奨したというような場合も同様。 2.株式分割 一般的に買い材料視されることが多いけど、株式の本源的価値とは全く関係が無く、理論上は株価中立のはずのイベント。 なので、分割を好感して株価が急騰するなら、売りを検討するタイミング。 3.東証一部昇格 一般的に買い材料視されることが多い。 実際に、TOPIX組入れに伴う実需買いもあるだろう。 だけど、株式の本源的価値とは関係が無いイベントであることも事実。 なので、東証一部昇格を好感して株価が急騰するなら、売りを検討するタイミング。もっとも、実需の買いもあるので、ゆったり構えていても大丈夫かも。 4.自社株買い ROEを高め、企業価値を高める有力な手段とされることも多いけど、 私は、一般的には短期の需給面の効果しかないと思っている。 自社株買いが行われている最中の、需給が締まり株価が高めになっているタイミングが売却のチャンスかも。 (関連の日記) 〇自社株買いは愚策-ROEは役立たず(その5) 5.まとめ 上の例ような、株式の本源的価値とは関係が無いことを理由に株価が急騰している場合には、 私は、むしろ、売りを検討する絶好のタイミングだろうと思っている。 なんせ、へそまがりなので。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[へそまがり流投資手法] カテゴリの最新記事
|