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偏屈たぬきのへそまがり投資日記

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Nov 15, 2015
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カテゴリ:ポートフォリオ
 週明けの株式市場は、フランスの連続テロの衝撃を消化していく展開となるだろう。

 大幅全面安で終わるのか、郵政3社あたりの反転をきっかけに底値から切り返していくのか。なんだか、郵政3社の行方が相場全体の行方を左右するのではないかという気がしてならない。

 というようなことで、今回は、私の超主力銘柄の郵政3社について、基礎知識的なところを整理しておきたい。


1.郵政グループの構造

 郵政グループの関係図は下のとおり。

郵政関係図.png

 日本郵政(上場会社)の子会社として、日本郵便(非上場)、ゆうちょ銀行(上場会社)、かんぽ生命(上場会社)がぶら下がっており、典型的な親子上場。

 現在のところ、親会社の”日本郵政”が、”日本郵便”の株式の100%を、”ゆうちょ銀行”の株式の90.8%を、”かんぽ生命”の株式の89%を保有している構図。

 将来的には、”ゆうちょ銀行”、”かんぽ生命”については、”日本郵政”の保有株式の売却が進められる方向で、3~5年で保有率50%程度を目指すとのこと(西室郵政社長談(日経新聞))。
 一方、”日本郵便”は、将来も”日本郵政”の100%子会社のまま。


 各社の事業内容は、

 読んで字のごとく、”ゆうちょ銀行”は銀行業務、”かんぽ生命”は保険業務、”日本郵便”は郵便・物流業務を担っている。 

 ”日本郵政”は、自らは事業を行わない持ち株会社(ホールディング・カンパニー)。傘下の3社が収益源

 また、子会社相互間の取引では、”ゆうちょ銀行”と”かんぽ生命”の窓口業務を、”日本郵便”が受託する関係。



2.現在の時価総額を見ると

 11月13日時点の時価総額は、

 〇日本郵政:約8.5兆円

 〇ゆうちょ銀行:約8.0兆円(日本郵政の保有分(90.8%)は、約7.3兆円)

 〇かんぽ生命:約2.1兆円(日本郵政の保有分(89%)は、約1.9兆円)


 日本郵政”の時価総額(約8.5兆円)は、上場子会社の株式の保有分である計約9.2兆円よりも安いという状況となっている。

 いくらなんでも、”日本郵便”の価値がマイナスということはないだろうから、3社の株価の相対関係では、
 ”日本郵便”が割安で、
 ”ゆうちょ銀行”と”かんぽ生命”のいずれか、または双方が割高ということになる。

 もっとも、これは3社の相対的な関係であり、

 私のような田舎者の感覚(繰り返すが、根っからの都会人には郵便局のパワーは感覚的に理解できないだろう)では、”ゆうちょ銀行”と”かんぽ生命”も割安で、”日本郵政”は超超割安なのだと思えてしかたがないのだけど。。。



3.中間決算

 ところで、13日(金)の引け後に、郵政3社の中間決算が公表された。

 その概要は、”日本郵政”の説明資料が分かりやすい。

〇2016年(平成28年)3月期第2四半期(中間期)決算の概要

郵政中間経営成績.png

郵政中間重点事項.png

 
 大づかみでいうと、

 ・上場3社とも減収減益
 ・ただし、事前に公表されていた通期見通しと比較すると堅調に推移
 ・経常利益ベースの進捗率では、”日本郵政”が約55%、”ゆうちょ銀行”が約79%、”かんぽ生命”が約63%
 ・純利益ベースの進捗率では、”日本郵政”が約58%、”ゆうちょ銀行”が約54%、”かんぽ生命”が約58%
 ・非上場の”日本郵便”は大幅増収を確保し、赤字幅を縮小


 また、今後の楽しみの芽としては、”ゆうちょ銀行”が収益性の高い商品の拡大を目指し、”かんぽ生命”が他生保に対抗できるラインナップの強化を目指している。

 ・”ゆうちょ銀行”が下期に、新たに設立した資産運用会社(JP投信株式会社)の商品の販売開始を予定
 ・”かんぽ生命”が下期に、短期払養老保険の販売開始、終身保険の加入年齢引上げを実施



4.感想など
 
 というようなところで、まずは順調な中間決算といった感じなのだけど、
 ニュース等では、金融2社は低調といった取り上げられ方の模様。

 まずは順調な滑り出しの郵政3社の株価だったのだけど、中間決算が市場でどうとらえられるのかが一つの分岐点。

 仮に、引き続き堅調なら、しばらく売り材料となりそうなものは無く安心感が広がるだろうと妄想しているのだけど、果たして。。。
 


※上記は、ポジショントーク的成分満載の独断と偏見による記述。
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Last updated  Nov 22, 2015 11:56:37 AM
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