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カテゴリ:ポートフォリオ
今さらながらですけど、
2016年開始時(2015年末)のPF上位銘柄の保有理由、魅力、弱点、懸念事項などを整理してみる正月企画の第3回の訂正版。 数ヵ月後、数年後に振り返ってみるためのあくまで個人的なメモ書き程度のもの。 それでは一気に、PF11位~20位まで。 11.PF11位:薬王堂(3385) 昨年:圏外(47位) → 今年:11位 〇魅力:業績好調で、ひょっとして九州のコスモス薬品のような感じにならないかと妄想している。 また、指標面でもやや割安感。 〇弱点:比較的個人の人気の高い銘柄なので、人気が離散すると株価低迷も。 12.PF12位:ヨコレイ(2874) 昨年:10位 → 今年:12位 (昨年の記述) 〇保有理由:優待のイクラとホタテが絶品。 以前は1000株で頂けたのだけど、今は3000株必要。 〇魅力:地味な業態ながら、タイにも拠点。少しずつ着実に成長しているように見える。 〇弱点:指標的に割安感はあまり無い。 また、一気に大きく飛躍というような楽しみは無さそう。 〇その他:もっと成長が期待できる企業に投資して、儲けたお金でイクラとホタテを買うほうが経済合理的なのだろうけど。優待で貰うというのは、また別の喜びがあるもの。預貯金・債券よりはましだろうと、割り切って保有。 (今年) 優待目的で、株価上昇は期待していなかったのだけど、他の所有銘柄より上昇。面白いものです。 13.第一交通産業(9035) 昨年:9位 → 今年:13位 (昨年の記述) 〇魅力:タクシー事業を相次ぐ買収で拡大。 既得権益が守られる業界のような気がするので、今後も安泰か。 マイナー市場の福証銘柄なので指標面は割安感。長期保有の覚悟を持てば、楽しみ。 〇懸念:自己資本比率が低いのに事業を多角化している。 景気悪化時には一抹の不安。特に分譲マンションは着実に売れるといいのだけど。。。 〇その他:鳴り物入りで始まった子会社の放射線遮蔽関連事業はどうなったのだろう? (今年) バス事業がインバウンド需要で絶好調。 一方、放射線遮蔽関連事業は行方不明感。 14.PF14位:グラファイトデザイン(7847) 昨年:圏外(76位) → 今年:14位 〇所有理由:昨年の第3四半期決算がかなり良かったので買ってみた。 その後、業績がかなり低迷気味だけど、株価も安くなっているので売るほどではないと思い保有。 財務内容が良いのと配当利回りが約4%と高いのが一応の魅力。 〇不安:ゴルフ用品需要低迷で、業績が低空飛行のままかも。そうすると減配の懸念も出てくる。 15.PF15位:ピックルスコーポレーション(2925) 昨年:6位 → 今年:15位 (昨年の記述) 〇魅力:キムチ界で唯一のナショナルブランド”ご飯がススムキムチ”を柱とした継続的な成長。 昨年、新工場を稼動させるなど順調に成長。 また、12月に親会社からの大規模自社株買いで、経営の自由度を確保するとともに、指標面も改善。 10月以降、原料のハクサイが安値で推移しており、足元の業績も改善期待。 指標面でも、PBR1倍割れ、予想PER1桁と割安感。 〇懸念:12月後半から天候不順ぎみ。正月明けのハクサイ相場が気になる。 〇関連の日記 ・ピックルスコーポレーション (今年) 原料のハクサイの高騰と、競合との競争激化で業績伸び悩み気味。 だけど、指標面の割安感は相変わらず。 16.PF16位:ゆうちょ銀行(7182) 昨年:圏外 → 今年:16位 〇魅力:なんといっても郵便局の圧倒的なブランド力。 オークションなど個人間の送金では、ゆうちょ銀行がデファクトスタンダード化している。 〇弱点:当面は業績停滞が予想される。 過去の定額貯金の金利に魅力があった時代に集めた資金が徐々に流出。 ゆうちょに掛けられている諸規制を緩めるための戦略的な意味合いからも当面は業績が停滞気味になるのでは。 飛躍には民間金融機関と対等な条件で競争可能になるよう規制緩和が必要になる。徐々に進んでいくとは思うけど、政治に翻弄される可能性も。 需給面では、日本郵政保有株式の放出が続く。 〇関連の日記 ・郵政3社に超主力参戦 ・郵政3社の基礎知識 17.PF17位:IJTT(7315) 昨年:圏外(27位) → 今年:17位 〇保有理由:いすゞの子会社3社が合併。そのうち自動車部品工業時代から保有。 以前はいすゞの業績と連動していたように思ったので、相対的割安感から買い増していった。 一部昇格も可能だと思うのだけど。。。 〇懸念:いすゞの業績が順調なのに、IJTTの業績は低迷したまま。 業績低迷に合わせて株価も低迷しているので、一応バランスはとれていて今のところ売る気にはなれないのだけど。。。 なんだか、すっきりしない銘柄。 18.PF18位:ケンコーマヨネーズ(2915) 昨年:20位 → 今年:18位 (昨年の記述) 〇魅力:キューピーより割安。ここ数年は、徐々に業績を伸ばしてきている。 〇懸念:卵相場がずっと高いし、円安も悪影響か。 〇その他:優待の区切りの1000株を持っているのだけど、1000株の権利を取るべきか悩ましい。100株優待で我慢して、900株は優待権利前に一旦売却または逆クロス(逆日歩狙いの信用買い・現物売り)というのも選択肢か。 (今年) 今年も同じ理由で保有。 19.PF19位:新報国製鉄(5542) 昨年:圏外(36位) → 今年:19位 〇魅力:不動産賃貸業が拡大し、ベースとなる利益を長期的に確保。 〇懸念:本業は景気循環的で景気悪化局面には弱そう。 20.PF20位:あみやき亭(2753) 昨年:5位 → 今年:20位 (昨年の記述) 〇魅力:持続的な成長。 今中間期、その後の月次も好調なため、正月明け公表見込みの第3四半期決算も好調と思われる。 月次売上げや決算発表の迅速さも際立っており、売上げの状況をリアルタイムに把握できている模様。 〇懸念:何度か食べに行ったけど、個人的にはさほど感動が無い。 (今年) スピードはやや鈍化したものの着実に成長。今年も同じ理由で保有(株数はかなり減ったけれども)。 なんだか、誤算があっても、しつこく持っている銘柄もチラホラ。 こういう銘柄は、過去を振り返ると購入したのは失敗だったのだろうけど、だからといって今の時点で持ち続けるのが不正解というわけでもない。と思っている。。。 ※上記は、ポジショントーク的成分満載の独断と偏見による記述。 ※投資は、損しても得しても自己責任で! ※ランキングサイトに登録してみました。 にほんブログ村 にほんブログ村
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Last updated
Jan 17, 2016 11:00:12 PM
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