2310806 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

偏屈たぬきのへそまがり投資日記

偏屈たぬきのへそまがり投資日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

偏屈たぬき

偏屈たぬき

Category

Recent Posts

Comments

borokabu@ Re:デルソーレ(その2)(09/07) 偏屈たぬきさん 出来ましたらまた復活して…
borokabu@ 更新されておりませんね 久し振りにブログを開きましたが1年近く…
のぶちゃん@ Re:FPGを少しだけ買ってみた(05/29)  たしかに、どの株もそうかもしれません…
伊藤 弘@ Re:売却代金で株が買えない!-楽天証券の超絶改悪(09/29) まったく、同感です。 クロス取引は、有…
ぼっちゃん@ Re[2]:配当落調整金で儲ける?儲からない?(07/20) kkkさん、読者ですさんへ 下記のブログが…

Favorite Blog

ソフトクリエイトH… New! 征野三朗さん

2021~24PF概況468位… New! みきまるファンドさん

便乗値上げ。。。 New! yasuho consultingさん

構力入門73 トラス… ミカオ建築館さん

急遽、家を買うこと… mk4274さん

3539JMホールディン… Night0878さん

CD購入 スーパーコシヒカリさん

すずめの株式投資備… すずめ17さん
自由なれど孤独に かつらぎ准尉さん
OSSANPOWERのバリュ… ossanpowerさん

Free Space

Calendar

Archives

Sep , 2024
Aug , 2024
Jul , 2024
Jun , 2024
May , 2024
Apr , 2024
Mar , 2024
Feb , 2024
Jan , 2024
Dec , 2023

Keyword Search

▼キーワード検索

Feb 7, 2016
XML
カテゴリ:チラシの裏
 マイナス金利導入で銀行株が大幅安になっている。

 私は、”みずほFG”を買い下がっているのだけど、
 そうしていると、その昔、”みずほFG”を超主力として戦っていた頃のことを思い出す。

 今回は、思い出話と将来の妄想をチラシの裏に。


1.みずほ無限ナンピンの思い出

 21世紀の初めごろ、不良債権問題で銀行株は低迷していた。特にハードランディング路線と思われていた竹中平蔵氏が2002年秋に金融担当大臣となると株価下落が加速。

 その頃”みずほ”は5万円額面の1株単位だったのだけど、30万円を割り20万円を割り、さらには10万円を切って最後には6万円割れまで、まるで破たん処理を織り込みに行くように下げ続けていく。

 
 ”みずほ”がメガバンクでは最も財務内容が悪いという当時の一般的な見方に対し、
 私は、東京三菱以外はどんぐりの背比べ程度ではと思っていたので、先頭に立って下げていく”みずほ株”が割安に思えてナンピン買い下がりをしていた。
 
 株価が20万円(それでも50円額面に換算すると200円なので安い気がした)の頃は1株とか2株を買っていたのだけど、10万円を切るころには10株単位で買い注文を入れるようになっていた。そして8万円7万円6万円とどんどん下がるのに合わせて無限ナンピン。

 と、破れかぶれで、今でも冷や汗ものなのだけど、

 そんな中で、株価が最安値から少し戻しかけていた2003年5月のとある週末、日経新聞1面トップで”りそな国有化”が報じられた。恐れていたものがついに来たか? 当然、りそなの次はみずほという連想が働く。
 だけど、新聞をよく読むと、国有化といっても長銀や日債銀のように債務超過を前提(既存株は無価値)としたものではなく、資産超過を前提とした資本注入の模様。つまり既存株主の権利が残るという処理方式のようだ。

 ということは、りそなより内容が良く社会的影響も大きい”みずほ”が債務超過扱いで破たん処理ということは絶対ありえない。破たん処理を免れさえすれば今の株価は明らかに極端な割安。
 多分この記事で週明けは大きく下げるところから始まるだろうから、ギリギリまで買い増しだ!

 そういう判断のもと、週明けに、当のりそなと並んで大きく下げた”みずほFG”を全力買い増し。ついに私の純資産を超える規模の”みずほFG”の買いポジションを持つ状態に。

 破れかぶれから始まり、結果的に会心の一撃に。 



2.21世紀初頭の銀行の体力低下時の一コマ

 ところで、

 銀行や事業会社が不良債権問題で苦しんでいた頃、海外業務をやりたいなら自己資本比率8%以上というバーゼル規制とやらが導入され、リスク資産となる融資額を減らさざる得ない事態に。

 いよいよ進退窮まる銀行と事業会社。
 当時、以下のようなやり取りがあったとか。


銀行:今回は借り換えには応じられません。融資を引き揚げさせていただきます。

事業会社:事業はなんとか回っているし返済を滞らせたことも無いのに。今融資を引き揚げられると、資金繰りどうにもなりません。

銀行:御社に問題があるわけじゃないんです。バーゼル規制でどうにもならないんです。

事業会社:長年お付き合いをさせていただいて、銀行さんのノルマにも協力してきたのに。こんな時になんとかしてくれるのがメインバンクじゃないんですか。とにかく運転資金が確保できないと潰れてしまうんです。頼みます。

銀行:・・・・・。

事業会社:・・・・・。

銀行:持合いの当行の株式を売って資金を調達していただくしかありません。

事業会社:えっ、持合いの株を売ってしまっていいんですか。

銀行:もう、それしか手がないんです。ううう。。。。


で、銀行の株価がますます下がる。



3.マイナス金利時代の一コマ

 時代は変わりマイナス金利導入で、将来、こんな会話がかわされるのでは。


銀行:今回満期を迎える御社の資金ですが、もう金利をお約束できる商品がありません。

事業会社:えっ。急にそんなこと言われても。長年お付き合いをさせていただいて、銀行さんのノルマにも協力してきたのに。こんな時になんとかしてくれるのがメインバンクじゃないんですか。とにかく余資の運用先を考えてください。

銀行:では、ブラジルレアル建ての10%の金利の債券はどうですか。または、ハイイールド債とオプションを組み合わせた毎月分配型の投信でも。

事業会社:本気ですか?馬鹿にしてませんか?

銀行:・・・・・。

事業会社:・・・・・。

銀行:もう、配当利回り4%の当行の株式を買っていただくしかありません。

事業会社:えっ、銀行から証券会社に資金を移してしまっていいんですか。

銀行:もう、それしか手がないんです。ううう。。。。


で、銀行の株価が上がる。


 なんてことにならないかな~。




※投資は、損しても得しても自己責任で!



※ランキングサイトに登録してみました。

にほんブログ村

にほんブログ村

 

 








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Feb 8, 2016 01:07:53 AM
コメント(0) | コメントを書く
[チラシの裏] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X