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カテゴリ:チラシの裏
株式市場は、4月早々から大きな下落。
大した理由もなさそうなのに、あれよあれよと下げていく。 不意を突かれた感じでもあり、私は少し憂鬱な気分。 株を持っていれば上がれば嬉しいし、下がれば辛い。 今回は、そんな、相場に一喜一憂する感性について思うところをチラシの裏に書いてみたい。 1.相場に一喜一憂してはならない まず、”相場に一喜一憂してはならない”という当たり前のようなことから。 株式投資では、常に冷静に、将来の期待値を高めるような行動をしていくことが重要だと思う。 相場に一喜一憂して、 下げ相場で、市場が悲観的な空気で包まれたとき、 ”売っておけばよかった、これ以上下がったら大変だ、これからでも売らなきゃ”と 恐怖心から売ってしまう。 そんな時は、売ろうとしても安くしか売れない。 逆に上げ相場で、市場が楽観的な空気で包まれたとき、 ”買っておけばよかった、これ以上上がったら大変だ、これからでも買わなきゃ”と 焦って買ってしまう。 そんな時は、買おうとしても高くしか買えない。 ようするに、一喜一憂のままに行動すると、将来の期待値を下げてしまうんではないか、と私は思っている。 2.相場に一喜一憂できなくてはならない 今度は、”相場に一喜一憂できなくてはならない”という へそまがり的な話について。 仮に、”一喜一憂のままに行動すると、将来の期待値を下げてしまう”とすると、 その逆の行動が、将来の期待値を上げることになる。 そのためには、相場に一喜一憂する感性を大切にして、 ”強気で売り、弱気で買う”という感覚なのだろうと思う。 (関連の日記) 〇相場は強気・弱気の繰り返し 私の一喜一憂の感性では、今回の下げはまだまだ悲観の域には達していないように思うので、買い出動はせず静観かなと思っているのだけど、どんなものだろう。 3.そもそも人は一喜一憂するもの また、違った視点から。 そもそも人は一喜一憂するようにできており、 また、一喜一憂するからこそ株式投資を楽しめるのだろう思う。 ポーカーの名著で投資家の心理面での指南書ともなっている”賭けの考え方(イアンテイラー・マシューヒルガー著)”でも、 常に冷静に相手の戦略を見極めて長期的に見て確率の高い手を選択するべし。確率に従って、負けが込んだり大きく勝ったりを繰り返しながら、長期で少しずつ勝っていく。 常に最善手を選ぶべきで、例えば負けが込んでいる時に慎重になりすぎたり逆に荒れた行動をしてはだめ、 というようなことなのだけど、 一方では、その結果として、勝てば嬉しいし、負ければ悔しい というような感情を持っているのは当たり前で、だからこそポーカーは楽しめるのだ というようなことも書かれている。 ようするに、長期で期待値を高めるよう最善の選択をするという冷静さと、結果に一喜一憂して楽しむということは両立するのだろうと思う。 私にとっての株式投資とは、 長期的な期待値が高まると思う選択を冷静にする → 祈る → 途中経過に一喜一憂して楽しむ → そしてまた、長期的な期待値が高まると思う選択を冷静にする というような感じなのかなと思っている。 ※ランキングサイトに登録してみました。 にほんブログ村 にほんブログ村
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Last updated
Apr 2, 2016 09:06:56 AM
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