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カテゴリ:チラシの裏
大方の予想を覆し、トランプさんが米国大統領選を勝利。
トランプ大統領は世界の経済・社会に対し悪い影響があるのではと言われている。 私は、そうかもしれないけど、ひょっとすると歴史に刻まれる偉大な大統領になるのではと期待している。 1.大衆を幸せにしない社会経済システム 社会主義を標榜する東側陣営が崩壊して以降、競争相手を失った自由主義社会は緊張感を無くしてしまったのだろう。 社会経済システムそのものも選択される対象という危機感がなくなったことから、企業活動はより自由になり、市場メカニズムがより重視される一方で、大衆に幸せをもたらすような観点は軽視されてきた。 米国などでは、経済に厚みをもたらすはずの”大衆”または”中産階級”がもはや風前の灯火。 いくら政治的な正しさをうったえても、 没落しつつある”大衆”の感じる、 ”じゃあ、なんで俺の暮らしは次第に厳しくなっていくんだ。この先希望はあるのか”というような、素朴な疑問にすら答えられない。 あらゆる暴言・失言・スキャンダルも、そういう素朴な疑問の前ではささいなことだったのだろう。 今の社会経済システムの進化の方向には、”大衆”の幸せな未来は無いんだろうなーという、そういう感覚が今回の番狂わせをもたらしたのだろうと思う。 2.トランプ大統領への期待 トランプさんは、ほぼ自分の力で大統領選の勝利した。誰にも借りを作っていない。そういう意味で、大統領としてもフリーハンドを持っている。 また、没落しつつある”大衆”の支持で大統領選に勝利したという思いも強いだろう。 本来の政治の役割である市場の失敗への対処、所得再配分機能の充実などで、是非米国の”大衆”を、世界の”大衆”を復興してほしい。”大衆”の復興で経済の厚みをもたらしてほしい。 そのことで、自由主義社会のより良い未来を開いてほしい。そう強く願っている。 ※ランキングサイトに登録してみました。 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 10, 2016 08:00:50 AM
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