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カテゴリ:チラシの裏
日経新聞って、スクランブルと称する欄などで、投資オンチな記者が機関投資家から聞きかじったような、いい加減な戯言をしょっちゅう書いていて困りものなのだけど、
(日経新聞について、私が心底あきれた過去の日記) 〇投信の7割、市場平均に負ける 〇ROEは役立たず 〇JPX日経400の真実(その5) 〇JPX日経400の真実(その6) 今日は、なんと1面でやらかしています。 ”スクランブル”などで1記者が戯言を書く分には、こんなアホでも記者が務まるんだなーと、生暖かく見るのだけど、 さすがに、1面に書いてあるとなると、会社を上げてアホなのかと、 〇個人投資家のナゼ(上)振り向けばいつも逆張り 成長性よりお得感重視(日経新聞) タイトルに惹かれ、役に立つことが書いてあるかと読んでみれば、論理的思考のまるで欠如したアホな記者が書いて、それを誰もチェックできずに掲載したのか、”チラシの裏にでも書いとけ”級。 ちょっと抜粋させていただくと、 個人の多くは上げ相場で売り、下げ相場で買う「逆張り」だ。 外国人など機関投資家は年単位の運用成績が評価につながるため、相場の流れに乗る「順張り」が多い。一方、個人を動かすのは安いか高いかという水準感だ。 まあ、ここまでは妥当な整理なのだろうと思うのだけど、続いて驚愕の急展開。 識者のコメントを引いて、 日本の個人について「相場やファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)を信じていない」と話す。 はあ? 個人は、ファンダメンタルズを見てるから、安値を買って高値を売るんじゃないの。 それとも、日経新聞的には順張りで安値を売り込み高値を買い上がる機関投資家の方がファンダメンタルズの信奉者ということなのかい? そして、新規投信が乱立することまで個人投資家の責任にこじつけている(どう考えても証券会社の手数料収奪戦略だろうに)。 いわく、 例えば(基準価格が)2万円の投信では割高感が嫌われ、かえって売れにくいという。結果的に、割安に見える新規投信の乱立を招く。 のだそうだ。 それなら、過去に設定して基準価格が設定時を大幅に下回ったままになっている投信を売りまくればいいだろうに。 まあ、プライドだけは高くて個人投資家を見下しているものの、論理的思考は全くできず、機関投資家の愚痴を鵜吞みにして垂れ流しているだけ。 そんな記事が恥ずかしげもなく1面に大きく掲載されているのだから、 政治・外交分野における朝日新聞同様かそれ以上の役割を、経済分野では日経新聞が担っているのだなーと(当然皮肉ですよ)。 ※同様の分野のランキング。優良ブログが見つかるかも。 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 7, 2017 03:46:42 AM
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