|
カテゴリ:チラシの裏
ㅤ極端な経験をすることは、ものの見方の幅を広げてくれ、その後の思考を助けてくれる。
そういう意味で、昨日は良い経験をしたので、チラシの裏に。 1.3000円台のプリンター 10年以上使っていた自宅のプリンターの調子が悪い。まあ、もう寿命だからと、家電量販店で新しいプリンターを買うことにしたんです。 そうすると、4000円を切るプリンターがある。カラーでA4サイズまで印刷できるやつ。しかも国内有名メーカー製。 印刷できれば良いんだから、これに決めよう。 すると、店員さんが、なんだか申し訳なさそうに、、、、 2.替えのカートリッジが5000円以上 店員さん、「替えのカートリッジどうされます?一応最初の1つは付いてますけど」と聞いてくる。 黒のカートリッジとカラーのカートリッジの2つが必要なようなのだけど、それぞれ2600円ぐらいする。合計で5000円以上! えっ! カートリッジが1個づつ付いているプリンターが4000円しなくて、カートリッジだけだと5000円以上するのか???????????? 3.調べてみると 替えのインクはメーカー純正品にこだわらなければ安く売ってるだろうと思って調べてみると、 純正品のカートリッジでなければ作動しないようになっているのか、リサイクル品はあっても、サードパーティーのノンブランド品は無い模様。 純正品がある程度売れるように技術的に工夫したのだろう。 4.色々考えてみた インクカートリッジだけ買うより、インクカートリッジも付属しているプリンターの方が安い。 こういう極端なことを見つけると、つい面白くなって、色々考えてしまう。 例えば、 〇頭の体操1:インクが切れたら、インクカートリッジ買うよりプリンターごと買い替える方が安いよね。他のプリンター1台分のお金で5回ぐらい買い替えることできるかも。 〇頭の体操2:このプリンターが4千円割れなのは、インクカートリッジが高くて消費者に敬遠されて値崩れしたのかな、それともゼロ円携帯と同じでインクカートリッジで儲けるというメーカーの戦略なのかな。 〇頭の体操3:インクカートリッジで儲けるというビジネスモデルが安価なサードパーティーの代用品の台頭で崩れたから、こういう純正品のカートリッジでしか作動しないモデルを開発したんだろうな。消費者余剰が減る方向の工夫だから、消費者が賢く選択すれば残念ながらメーカーの儲けにはつながらないだろうな。 〇頭の体操4:本体価格ではなく印刷コストの安さに注目する消費者も大勢いるはず。そこを追求した家庭用プリンターを出せば結構売れるかも。 5.余談 なんだか、消費者の錯誤を期待した商品のような気がするのだけど、メーカーの思惑通りには儲けられない気がするな。消費者には消費者なりの思惑もあるからなー。 純正品でないと作動できなくしても、裏技はあるもので、空になったカートリッジに錐で穴を開けダイソーで買ったインクを補充するような猛者もいるらしい。 でどうしたかって、結局買いましたよ、この激安プリンター。ライトユーザーの偏屈たぬき家でどのくらいでインクが切れるかやってみないと分からないし、インクが切れたらその時はその時で考えることにしました。 この”レンズ付きフィルム”ならぬ”プリントヘッド付きインクカートリッジ”のような商品、 プリンター選びではストレスだったけど、色々考えさせてくれたので人生の良い勉強になりました。さすが観音様だね。 ※同様の分野のランキング。優良ブログが見つかるかも にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 19, 2017 08:13:01 AM
コメント(0) | コメントを書く
[チラシの裏] カテゴリの最新記事
|