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偏屈たぬきのへそまがり投資日記

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Sep 29, 2018
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カテゴリ:チラシの裏
​​ㅤメインで使っている楽天証券が最近なんか変なんです。株を売却しても買付余力が増えないという想定外の事態にうろたえて調べてみると、9月に”らくらく担保”という新システムが導入される際に行われた超絶的な仕様改悪が原因と分かりました。

 拙ブログではこれまで楽天証券の様々な使い勝手の良いサービスを紹介してきたのですが、今回の超絶改悪はそれらを帳消しにしかねないほどのインパクトがあるかなと思います。

(楽天証券関連の日記)
〇楽天証券で手数料無料ー証券会社の使えるサービス(その4)

(貸株サービス関連の日記)
〇貸株金利1.3%キャンペーン ー貸株サービスが熱い
○貸株サービス戦線に異変あり
○貸株サービスが熱い(その5)
○貸株サービスが熱い(その4)
○貸株サービスが熱い(その3)
○貸株サービスが熱い(その2)
○貸株サービスが熱い(その1)
○貸株サービス

(優待クロス関連の日記)
〇優待クロスにとことん嵌る


1.楽天証券の新システム”らくらく担保”

 この9月に楽天証券は、”らくらく担保”と称する新システムを導入しました。

(参考)
〇らくらく担保とは(楽天証券)
 


 以下の3点がメリットとされてます。

・信用取引、FX 取引、先物・オプション取引で現物株式、投資信託を代用として利用可能!
・現金(マネーブリッジ含む)、現物株式、投資信託の自動振替機能により、お客様の取引をサポート!
・信用取引、FX取引、先物・オプション取引の余力、追証等を1つの画面で把握!


 おそらく、投資信託を信用取引等の担保の代用にできるという点が大きいのかなと思います。

 私は、投資信託なんて少しも持っていないし、株を証拠金の代用とした先物取引は既にカブドットコム証券を利用しているので、自分には関係無いなと傍観していたのですが、、、、、、



2.売却代金で株が買えない!

 今回の新システムは”らくらく担保”と称してますけど、全く”らくらく”ではなくて手間は激増なんですね。

 従来は、全ての保有株が基本的には信用取引の代用有価証券となっていて、
 貸株サービスの関連では、”貸株”の設定をすれば代用からはずれ、”貸株返却”をすれば自動的に代用に戻る、という実にラクラクなシステムだったんです。

 ところが、今回のシステムでは、保有株は保護預り証券と代用有価証券に分けて管理されることになり、そのうち保護預り証券のみが貸株の対象となります。
 なので、貸株サービスを利用するためには、代用有価証券→保護預り証券への振り替えと、貸株の設定と、2段階に手続きを行う必要があります。
 また、貸株設定を1銘柄毎に行わなくてはならないような操作性の改悪もありましたので、私の場合、従来1分ぐらいで終わった作業に1時間ぐらいかかるようになりました。”らくらく”どころかクタクタです。

 以上は手間が増えるという話で、我慢すればできないことは無いのですが、

 最大の問題は、
 ​保護預り証券や貸株中の証券を売却しても、受渡し日(当日含め4営業日)にしか買付余力に反映されない​
というような超絶な改悪が行われたことです。
 (初期設定の”新規に買った株を代用有価証券とする”という設定の場合です。仮に、”新規に買った株を保護預りにする”と設定すれば今度は代用の株を売っても買付余力が増えないのではと思います)

 売った当日にそのお金で現物株が買えないというのは、とても不便なんですよね(しかも、いついくらの買付余力が生じるかというのも表示されずに4営業日目に唐突に買付余力が回復するという糞仕様です)。
 
 どれだけの買付余力を顧客に提供するかというのは、証券会社ごとの判断でしょうから、楽天証券がこれが自社の仕様だと言うなら、それは仕方のないことですが、
 なぜ、このような理不尽なシステムにするのかは全く理解できません。


 そもそも、日本の株式取引は当日含め4営業日目の受け渡しが基本のルールで、
 対面営業の証券会社なら現金を入れておかなくても買付注文が出来て、4日目の受け渡し日までに入金すればOKでした。
 ネット証券ではカブドットコム証券などで前金でなくても一定の範囲で買付注文が可能なところもありますが、基本的には前金制の会社が多いようです。

 ネット証券で前金制のところが大半なのは、4日目までに入金が無い場合の受渡し事故を心配してのことだと思います。
 ところで、楽天証券の貸株中または保護預りの株を売却した代金は4日目には必ず現金として楽天証券の口座に入っているはずですので、売却した当日の現物買いの代金に充てたとしても受渡し事故が発生する可能性は皆無です。
 
 いくら理不尽でも、どんなルールにするかは証券会社の自由なのでしょうが、こんな売却した代金が当日の買い付けに充てられないなんていうルールの証券会社はこれまで見たことがありません。

 これは、顧客の立場では超絶な改悪なのですが、
 一方で、楽天証券側に、いったい何のメリットがあるのかも、まるで想像できません。



3.感想など

 最初は小さな違和感だったんですよ、事前に予想したより買付余力が小さいな、いよいよ耄碌して四則演算が出来なくなってきたかなー、とか思ってたんですけど、

 なんと、楽天証券の新仕様でした。

 早めに気付いたので、9月期の優待クロスに支障はありませんでしたが、手間が激増したこともあいまって、私の中での楽天証券の評価はダダ下がりです。

 投資信託を信用取引等の担保にというのが大きな狙いの新システムだと思うのですが、
 そもそも投資信託を沢山持っている投資家と信用取引を活発に行う投資家とはイメージが重ならないので、この新システムを本当に歓迎している顧客は案外少ないのではと想像します。
 一方、貸株サービスと信用取引を併用する顧客は相当多いはずで、その人たちがこぞって大きなデメリットを受けることになります。というか、投資信託を担保にできるシステムを導入したからといって、貸株中の株の売却代金を当日の買付け余力に反映させることは可能なはずです。

 顧客が不便でも証券会社にメリットが有る(例えばSBIやマネックスの移管の手続きが超煩雑なように)なら、嫌だけど理解はできますが、
 今回のように、顧客が壮絶な不便を被るのに対し、証券会社にもまるでメリットが無さそうなのは、本当に残念としか言いようがありません。

 ​​楽天証券は、いったいどうしちゃったんでしょうかね?​​



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Last updated  Sep 29, 2018 11:50:42 AM
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