|
カテゴリ:へそまがり流投資手法
ㅤここのところ、方向感の不透明な相場が続いていて株式投資って難しいと思う人も多いかと。
だけど私は、株式投資って、基本のところを押さえておけば、とても簡単なんだと思います。 結論をまず書いておきますが、ベースとなるのは常にフルインベストメントのインデックス投資。 これで、だいたい良いのです。 では、なぜ、”常にフルインベストメントのインデックス投資”がベースになるかというと、 1.株式投資に対する基本の考え (1)長期のリターンがあると信じる 株式保有の期待値はプラス。 私の目分量では、リスクプレミアムとされている利率や、株式益回りなどから考えて、少なくとも年率5~6%程度の期待値はあると考えています(期待値ですから、当然大幅にマイナスな時や、大幅にプラスの時もあります。またマイナスの次に必ずプラスがあるというものでもなく、マイナスが続くかもしれません)。 これは、信仰のようなものかもしれません。だけど、信じていれば株式投資はとっても楽になります。 (2)効率的市場仮説をいったん受け入れる ”効率的市場仮説”とは、 ”多くの市場参加者が自らの情報と知恵と情熱をかたむけて株式市場に参加しているのだから、株式市場はかなりな程度効率的にできており、偶然以外で市場参加者が市場平均を超えるリターンを出すことは出来ない” というようなもの。 株式投資をそういうものだと捉えると、株式投資がぐっと楽になります(私は、そこを超えて利益を狙えると思いますが、ベースはあくまで”効率的市場仮説”に置くと良いと思います)。 2.”株式保有の期待値はプラス”、”効率的市場仮説”をベースにするなら 必然的に、”常にフルインベストメントのインデックス投資”が基本になります。 ”期待値がマイナス”で”効率的市場仮説”なら、株式投資を一切やらない が正解。 ”期待値がプラス”で”効率的市場仮説”なら、”常にフルインベストメント”が正解。(”効率的市場仮説”ですから、タイミングを見てキャッシュポジションを増減させても、キャッシュポジションの分だけ期待値が減るだけです。 そして、銘柄選びも効果が無いことになりますから、お手軽なのがインデックス投資です。 超カンタンですよね。 でも、この超カンタンな、”常にフルインベストメントのインデックス投資”を超える成果を出すのは相当難しいんですよ。 どのくらい難しいかというと、多くののアクティブファンドがインデックファンドを下回る実績しか出せてない、というくらいには難しいです。 3.”効率的市場仮説”から踏み出す部分はゼロサムゲーム で、私を含めて個別株投資家は、”効率的市場仮説”に逆らい”常にフルインベストメントのインデックス投資”を超える成果を出せると妄想しているから、そうしているのだと思うのですが、 その、”効率的市場仮説”から踏み出した部分についてはゼロサムゲームです。 百戦錬磨の達人や、瞬時の流れが読める異能の人や、膨大なデータで常に冷静なAIなども参入している中でのゼロサムゲームです。 確固たる考えに基づく戦略が無いのであれば、”常にフルインベストメントのインデックス投資”に留まっておくのが無難。そして、とても簡単です。 4.蛇足 私は、”常にフルインベストメントのインデックス投資”を超えてみたいですし、そのための戦略もあると妄想していますので、個別株投資で頑張っていますけど、それはまた別の機会に。 ※投資は、損しても得しても自己責任で! ※同様の分野のランキング。優良ブログが見つかるかも にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[へそまがり流投資手法] カテゴリの最新記事
|