JUST LIKE HEAVEN　～ｈａｎａｒｅ～

先日のブログに少し書いたのですが、父は月曜日に透析に行ってそのまま入院しました。
軽い脳梗塞だという事でした。
糖尿病を患っていて、かれこれ透析も２年以上しています。
自分でもろれつが回っていないと自覚していた父。私はあまり気がつかなかったのですが、今日お見舞いに言って話しをしていると、長文になると最後の方は？？？という感じ。
明日旦那がお休みだからお見舞いに来るよというと、「話しができないから来ないでいい」というお返事。やっぱり相当今回はこたえたみたいです。
私も間の当たりにするとやっぱりつらい。
右半身も麻痺をしてきてるから、リハビリも覚悟しないといけないのかもしれません。

私は本当はとても悔しいです。恥ずかしながらお酒を止めさせる事ができませんでした。
勿論母も祖母（父の実母）も私達姉妹も何度も何度も言いました。
でも透析していても飲む量は減ったとはいえゼロにはできなかった父。
祖父も酒乱でした。そして父もまた同じ道を歩んでしまった。
私は嫌で嫌でたまらなかったです。
そんな父とは距離を置いてしまっていた私。今となってはもう少しなんとかできたのではないかと後悔もとてもあります。
現に今でも姉は「見舞いなんかいかない」という。
私は家庭を持ち、少し親の気持ちも分かったというか許そうという気持ちが芽生えた頃にはも遅かったのでしょう。

私は旦那にも言ってあるんだけど、結婚した一番の理由は彼がお酒を一切飲まないという事でした。
それなりに恋愛もしてきたけど、お酒を飲む人が父と重なってしまうほどのトラウマだったんです。
私はどちらかというと追いかける方が好きです。（←Ｍなのかもしれない＾＾；）
これは今でもそうなのかもしれない。性格でしょうか。今も吉井ちゃんを心で追いかけてるし（笑）
彼は正反対で、私にとても積極的だった。趣味も合わないし、映画、音楽、価値観の違いを上げたらきりがない。昔話しになってしまうけど、彼の事を好きという感情はあまりなかったのです。
だけどそれを越えるくらいの条件がお酒を飲まないという事でした。
真面目に働いてくれてるし（彼は転職を一切していません。ずっと同じ会社に勤めています。）
ギャンブルもしないし、浮気も（今のところ（笑））してないし。

だから、父に囚われていたのかもしれないと思ったりした事がありましたが、結婚というのはやっぱり好きとか嫌いだけでするもんじゃないとも思ってるし。
それを教えられたのかもしれません父に。
だから私は今でも彼との結婚を選んだ事に後悔をしていません。
結婚しようと言われた時はちゃんと好きになっていたしね。
愛されるほうが私には合ってると気付づきました（笑）（←Ｓなのかもしれない＾＾；）

遅いかもしれないけど、精一杯の事を父にしてあげたいなと思いました。