brillante

今、マンションの役員しています。

任期は１年。特に何もしていないけれど、集まりが何度もあって
そのときは大変でした。

その役員も任期満了が近づいてきています。
というわけで、旧役員＆新役員が集まり今日は集まりがありました。


私が言うのも変ですけど、次期新役員の方、なかなか濃いメンバーです。

まず話し合いに遅れて入ってきて、ドアを開けるなり
「一体、この話し合いはなんですか？！」と
怒鳴りながら入場。

余りの迫力にビックリ。

その方の話によると案内の紙が入ってなくて、出欠の返事を出していない
といきなり今日連絡があったことに本人は腹を立てているようでした。

その方をなだめて、さぁ、次の話へ・・
と思った瞬間。

別の方がまた入ってくるなり「これはなんなんですか？」と・・。

その方は、全員の中から毎年役員を決めると思っていたらしく、
いきなり紙が入っていたのが気にくわないらしいです。

また説明をして、納得してもらいました。

なんかこのメンバー（次期役員）大変そう・・
と思いつつ話し合いは次期役員の役を決めるという流れに。

私たちのときは立候補者がいなくてくじ引きだったんだけど
意外や意外、新役員のうち出席されていた唯一の男性が
「なんか雰囲気的にぼくがやらなきゃまずいような気がして・・」
と立候補されました。

私たちも思わず拍手。

拍手が収まったとほぼ同時に、一人の女性がホッとしながら言いました。

「あぁ、本当に良かったです。私が（トップ）なったらどうしようかと
思ってたんですよ。ほら、例の事件とかありましたでしょ？」

「え？何？ナニ？？例の事件って？」
隣の人と「そんなのあったの？」と顔を見合わせていると

「ほら、何かあったらテレビとか出なきゃいけないし、もしテレビに
出ることがあったらと思うとねぇ。」

「・・・・！」

そこで、みんなは何のことか察して大笑いになりました。

そうです、そのご婦人は偽装事件のことを気にしておられたようです。

私なんて、全然考えてなかった･･。
ある意味スゴイ。
そこまで考えてたのね・・。

ちょうど、その話題になったので、やはり話題は偽装の話へ。
管理会社の人は「大丈夫です」って苦笑いしながら言ったけれど、どうかな？


そうして、他の役もすんなりきまっていくかと思いきや。
「今日来ていない人が何も役をしないのはおかしい」
という話になり、来ていない２人のうち、どちらかを役職につけようという
話になりました。

私はそこであみだくじとかにするんだろうなぁと思っていると

「ねぇ、○号室の方ってどんなかたか知ってます？」
「さぁ・・」
「あんまり会った事ないから」
「あ、その方ねぇ、うちのとなりだけど、いつも○時から○時半までには家に帰っておられるからこういう会合も出られるんじゃないかな」（えっ、なんで帰宅時間まで知ってるの？！）
「じゃ、○号室の方は？」
「私は会った事ないんだけど、○○の仕事をされていて、忙しいから
帰りが遅いみたいですよ」（会った事ないのになんだか詳しいんですけど）
「じゃぁ、出席してもらうのは難しそうねぇ」
「じゃ、○号室のかたにしてもらいましょう」
そしてとどめの一言は管理会社の人。
「それではその方にお伝えするときはくじで決まったことにしておきましょう」
（おーいっ、それこそ　ぎ、偽装では・・？）

なんと言うか、みんなすごすぎ。

このメンバー濃い過ぎます。
そして任期も終了になって思ったこと。



私も人から見られてるんだろうなぁ


個人的今年の格言として「ひとの振り見て・・」って
思ったけど、やっぱり気をつけようと思った夜でした。