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カテゴリ:ひとりごと
遅ればせながら読みました。
そう、生協の白石さん。 職場の方がお友達に勧められたと言いながら読んでいました。 時々「ぷっ」と吹きだしながら・・。 そして「これ読んでみ。絶対花ちゃんハマると思うよ」といって 貸してくださいました。 生協の白石さん。 テレビでよくある本の売り上げランキングでいつも1位だった本。 気にはなっていたけど、まぁよくあるビジネス本なんだろうなぁ と勝手に思っていました。 早速、読んでみました。 なるほど、売れるはずだ~。 だっておもしろいもん。 内容については、もうさんざん話題になっていると思うのですが、 念のために簡単に、ご紹介します。 東京農工大学の中にある生協には、ひとことカードという要望や意見を 書く紙があります。 質問に答えるのは生協職員で担当の白石さん。 「○○を置いて!」というものから全く関係のない意味不明な質問まで ユーモアと誠実さを絶妙に加えてお答えされています。 そのやりとりの一部が今回本に掲載されています。 最初はそのやり取りがネットに載って、そこからブームになったみたいですね。 本の中に白石さんのエッセイがあります。 ご自分がネットの中で話題になっていることを知ったときの驚きと戸惑いが (今でも戸惑っておられるような感じがします)文章からよく伝わりました。 それにしてもこの本ってスゴク想像力をかきたてられます。 読んでいくうちに、どんどん「白石さんってどんな方なんだろう?」 「お会いしてみたい!」って思ってしまうほど魅力的な方に見えます。 最初は言葉の使い方とか、漢字の使い方から50代くらいの がっしりしたタイプかなぁと思っていました。 読み進めていくうちに、いやもう少し若いかな?40代くらい? でも、ホイミを知っているみたいだから、もっとお若いのかも! なんて、どんどん想像が膨らんでました。 白石さんのすごいところは、ホントどんな質問にも誠実にお答え されているところ。 私だったら、変な質問例えば「牛を置いて」とかだったら 「はぁ?ありえない」と却下というか無視しちゃうかもしれません。 もし、回答したとしても「無理です」とか「申し訳ありません」という 堅苦しいというか一般的な問答になると思うんですよね。 それが白石さんだと「会議に出したけどダメでした。即決でした。」的な 回答になるんですよ。 こういうのって書くほうも無理だってわかっていて書いているところもあると思うから、それに対して「会議に」って出すと、「あぁ、一応検討してくれたんだ」って私だったら嬉しくなっちゃいます。 そして、やっぱり白石さんのファンになるかも(笑) プロ野球チップスの土橋(敬称略)の件も、全然関係ないけど そいうえば私も昔ある選手のカードが欲しくて買いまくった時期があって そのときは土橋ばっかりでて、うんざりしたなぁとか、そんなことを思い出したりしていました。 どのやり取りも大爆笑ではなく、本の帯にあるような「ほっこり」とした ほほえましい回答が多いです。これも白石さんのお人柄なんでしょうね。 上にも書いたけど、本当に絶妙です。 ゆるすぎず、真面目すぎず。 この緩急が読んでいて心地いいです。 そんなやりとりで大爆笑したのは「リュウとケン」 なぜ・・?とヒーヒーいいながら笑いました。 個人的には「好きっす」もいいですねぇ。 さてさて、こんな面白い読んで心があたたかくなる 生協の白石さん。最後はきっちり泣かせてくれました。 え?泣くところある?と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。 私は泣きました。 ちなみにブレザーのところではありません(笑) 泣けるかどうかは別として、社会人として見習うことも たくさんあるこの本。オススメです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.02.03 00:15:44
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