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2006.02.17
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カテゴリ:四季のこと
京都で12日から上演中の「異国の丘」に行ってきました。

前回の東京公演で九重さんデビューを果たした下村さんが京都でも
引き続き初日から九重さん役を演じておられます。下村さんファンの私でさえ、京都の初日は初演から九重さんを演じておられる石丸さんだろうと何の疑いもなく思っていたので、キャストを確認したときはとてもびっくりしました。

・・となると今度はいつ京都へ行くか(笑)
さすがに初日だけご出演というわけはないと思う。でも、早く行っておかないといつキャストチェンジするかわからないんですよねぇ。色々考えた末、行けるとしたら今回だけだし、それなら思い切ってリハ見の日にしちゃえ!と思ってこの日に出掛けることにしました。


リハ見の受付開始30分ほど前に劇場前に到着。すでに列ができていました。30番目ぐらいでしょうか。先頭は何時ごろからならんでおられたんでしょうね。受付開始ごろにはたくさんの人が並んでいました。並んでいる間にスタッフの方が質問コーナーでの質問を書く紙と鉛筆を配布してくださいました。前回(BB)のときは、挙手をしての質疑応答だったので、この方式は初めて。事前に質問がわかっていた方が答えやすいですし時間のロスも少ないからスムーズに進んでいいんじゃないかな。
そして、いよいよリハ見開始。受付で配布された紙に自分の座る席番号と扉の入り口が書いてあります。その入り口から入り、着席。

舞台を見ると誰もいません。・・ちょっと拍子抜け。

静かに着席してリハ開始を待ちます。さりげなくどれくらいの人が参加されているか振り返ってみると200人ぐらいはおられた様にみえました。
私が座った席は端の前方でした。「おぉ、ラッキー☆」と思っていると、下手の扉が開き、一人の男性が入ってきました。深水さんです。
「えっと、あの方は誰だっけ?ん?・・神田!じゃなく、深水さんだ」
と思っているうちにセンター辺りの座席に座られ、舞台に向かって「ワイヤレスの用意いいですか?」と確認をされました。
舞台から「まだです」との返事があり、そのまま待っていると、深水さんが
私たちの方へ振り返り「本日はありがとうございます」と挨拶。そして準備ができるまでの間を利用して、今から行うリハーサルの場面説明と目的を話されました。

大体こんな話だったと思うんですが・・
異国の丘は暗い話だけど、明るいシーンもある。今日お見せするのは秀隆がニューヨークへ留学していたときのシーン。このシーンは秀隆と愛玲が出会う重要な場面。アンサンブルは主人公の周りで踊っているが、だだ踊っているのではない。キャストが変わって立ち位置などが変更するので週に2~3回はこうしてしっかり確認をする。というような話をされていました。

再度深水さんが確認を取ると準備ができたようです。

アンサンブルの皆さんが登場。ダンスのシーンを確認しています。
ダンスキャプテンの戸田さんという女性が気になるところを指示しながら
踊っていきます。たくさんの人が交錯しながら狭い舞台で踊るので、立ち位置も慎重に決めては踊り、の繰り返しです。振り付けも、少しずつ変化しているようなのでそういうことにも柔軟に対応しなきゃいけない、やっぱりプロだなぁと感心しました。何度も踊りの確認しているそのとき。

思わず「あっ」と言ってしまいそうになりました。
下手から颯爽と下村さん登場。
すごい贔屓目に見てるせいもあると思うんですけど(笑)
オーラがすごいんですよ。おぬし常人ではないなっていう・・

上手側の椅子に座ってじっと練習を見ておられました。時折、準備運動のように足を伸ばしたり(それもまた素敵なんです☆)されているその姿を見ているだけで、やっぱり下村さんはダンサーなんだわとずっと見ていました。
服装は黒のハイネックセーター(カットソーかな?)の肩と肘辺りに長方形のデニムが縫い付けてありました。首元にはシルバーのブローチ。こういうところがおしゃれさんって感じです。下は結構細身のデニム。東京公演では太ったという噂も聞きましたが、充分細かったです。さりげなくトップをインにしておられるところにもしかして噂を払拭させたいのか?なんて思ったりしたんですけどね(笑)

今度は下村さんも加わってのダンスシーン。
ワルツを踊り、中央で愛玲と出会うところです。
今度はカウントを取りながら歌が入ります。

「で あ い が おとずれた~♪」

みんなで歌うところから下村さんのソロ。もう、感激です。相変わらずの美声です。なんというんでしょうか、ふんわりとした甘いお声。うっとりですね。リハでは愛玲役の佐渡さんは参加されていなかったから、セリフ部分は下村さんが一人で二役されていて、貴重な所を見れたようで嬉しかったです。2、3回繰り返した後は愛玲部分のセリフを客席に座っている深水さんがおっしゃててこれも貴重でしたね。

何度も繰り返して練習するから、何度も美声を聴けます。もう、幸せすぎっ!!途中でストップの声がかかって歌が切れてしまうと
「あら残念」なんて思っちゃいます。

ちょっと面白いシーンもあったんですよ。その「であいが~」の歌の練習のとき今度は音楽を入れて通してみようということになったんです。2回目のとき、途中から歌っていたんだけど曲とみんなが踊っているところが違っていたみたいで、アンサンブルさんたちも途中から「あれっ?」となってました。下村さんは普通に歌いかけて途中で「あ、しまった」ってハッとした顔になられたんです。おちゃめな素の表情、これもリハならではでのお得感ですねぇ。

最後にもう一度通してリハは終了。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

続いて質問コーナーへ入りました。ここで質問コーナーに出てくださる方が舞台から客席へ降りてきてくださいました。

当然下村さんも降りてきてくださったのですが、もうこのとき私は心臓がバクバク。心臓が皮膚を破って外へ出てしまうんじゃないかというぐらい緊張。下村さんが近づくたびに鼓動が大きくなっていました。
そして俳優さん7名いらっしゃったのですが、なんと結構近い位置に下村さんが立たれました。スゴク嬉しいのと緊張とで怪しい人になってました(笑)そして何気に深水さんは私の2列前にちょんと座っておられました。手を伸ばしたら届くんじゃないかという距離。

質問コーナーは青山さん、香川さんが司会です。そのほかは下村さん、ベテランの俳優さんお2人(すみません名前がわからないです)西田さん、久野さんの5人。それを見守る深水さん。

司会のお2人は少々緊張した面持ちで進行されていました。青山さんが手に持たれたカゴの中にあらかじめ書いていた質問用紙が入っていて、その中から引いた質問に答えるという流れでした。そのカゴは竹というかアジアチックなカゴだったのですが、青山さんが方法を説明しながらカゴを上にあげた時すかさず下村さんが「ゴミ・・箱??」と言われて笑いを誘っていました。


そして質問開始。
(私が下村さんに集中していたため、内容かなりあやふやです・・・・。)

1つの演目でたくさんの役を演じるとき切り替えはどのようにするのですか?
これはアンサンブルさんにお聞きした方がよかったみたいで、皆さん「私は一つの役なんで・・」と答えにくそうでした。たくさん着替えがある方は
「着替えるのが精一杯」のようですね。
盛り上がりに欠ける答えをフォローしようとされたのか、下村さんが「歌舞伎の中村何とかさん(忘れた・・)という有名な女形の役者さんが「どうやって女役になるのですか?」と質問されたときに「眉をひくときです」といわれたと言う話を持ってきて、みんなそれぞれにスイッチの入る瞬間があるのではないでしょうか」と上手く話をまとめておられました。


京都観光はされましたか?京都で好きな食べ物は?
お一人(俳優さん)が「清水寺」へ行かれたという話しともう一人の
俳優さんが「八つ橋」が思い出の食べ物なんだけど、今は生八つ橋があってと言う話をされていました。このとき、下村さんは堅いほうの八つ橋をご存じなかったようで、「そんなのがあるんですか?」と驚かれていました。
会場は逆に「えー知らないの?」みたいな反応だったような・・。でも、もしかしたら下村さんは生八つ橋がそのまま固くなったものがあると思っておられたのかも・・なんて後から思いました。
そのほか下村さんがあるお寺に行こうと思ったら行けなくて八坂神社まで行き、やっとであったおじいさんに「この辺じゃタクシーはつかまらない」と言われ、雨の中歩いて命がけで帰ってきたと言う話をされていました。

一日何時間ぐらい練習をされるのですか?
下村さんが「この質問は大御所の久野さんに・・」と振ったら久野さんが
思いっきりムッとして「大御所と言われても」みたいにぶつぶつ言われて、
下村さんが必死に謝っておられました。下村さんもかなり上の方なんですけど、年功序列は厳しそうですね。そんな上下関係も垣間見れた一瞬でした。
久野さんのお答えは「起きたときのコンディションで・・と言う感じで、他の方とは違うかもしれません」でした。ここで「練習と言えばこの人」と深水さんに振られました。すっ、すみません。内容忘れちゃいました。すごくいいことをおっしゃったのに!
なにしろ、このとき深水さんがお話されたので俳優さんみんな話している人(深水さん)に注目されていたんですね。で、下村さんもこちら向きに・・(爆)で、深水さんの話を聞きつつも、視線は下村さんに・・という状態で覚えてません・・・。その後、下村さんが「野村玲子さんが・・」と野村さんのことをおっしゃっていました。下村さんの会話にはよく野村さんが登場されるのですが、本当に仲がいいんですね。


舞鶴へ行って気持ちが変わりましたか?
一番最初に深水さんが前回大阪公演のとき若手の方と一緒に記念館を訪れたそうです。舞鶴の港に桟橋があり、そこは当時と変わらない姿であるそうです、日本に帰ってきたときのその情景をいつも頭に浮かべながら演じるとおっしゃっていたと思います。下村さんは劇中に何度も「生きて帰る」と言う言葉があるんですが、舞鶴へ行き、抑留体験の方のお話を聞いて、より心を込めて「絶対に日本に帰る」と言う気持ちを表現しようと思ったというようなことをおっしゃっていたと思います。

その後司会以外の5人の方による抑留者の方の文章の朗読。
さすが俳優さん。どの方もぐっと心に迫る朗読をされました。
途中、天井から雪をイメージした紙ふぶきがハラハラと落ちてきて
より雰囲気を高めていました。実際に体験した人の言葉は重いですね。聴いているだけで、ウルウルしました。
普段だったら泣くところなんですが、「ここでボロ泣きしたら化粧が取れる・・いや、それは困る。下村さんの前で黒い涙はながせないわっ」と変な意地を張ってなんとかウルウルでとどめました。

ここでイベント終了。
とても中身の濃い、充実したリハ見でした。

俳優さんたちは帰りは客席下手横のドアから退場されました。
目の前を下村さんが通りすぎていきます。
拍手するのが精一杯・・。
歩きながら、ドアのところで一瞬客席へ体を向けながら「ありがとう」か
「ありがとうございました」と口が動いていました。

こちらこそありがとうございました。です。
演目が演目だけに、前回のBBのように楽しく楽しくというイベントではありませんでしたが、充分満足でした。

やっぱりリハ見はお得ですね。

今回参加できてラッキーでした。






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Last updated  2006.02.20 01:08:12
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