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カテゴリ:ひとりごと
職場では相変わらずオーラの泉ブーム続いてます。
そんな中、ふとしたきっかけで美輪さんが講演会に来られる事を知りました。チケットを購入し、とうとうその日が。 会場は全席自由。2000名ぐらいのホールでした。 私の席は遅く行ったにもかかわらず職場の方が席を確保してくださったおかげで1回の真ん中より少し後ろというとても見やすい位置でした。先輩方に感謝☆ そして会は始まり、いよいよ美輪さんの登場です。 ひときわ大きい拍手の中、紫色のお召し物を着た美輪さんがゆっくりと歩いてこられました。髪はまぶしいばかりの黄色です。オペラグラスを忘れてしよく表情も拝見できました。 さすが美輪さん。講演慣れしてらっしゃるのかいきなり観客の心をつかむのがお上手ですね。今回は宮崎アニメの話から始まりました。「ハウル・・で は「城」ってつくから出演のオファーがきたときにお姫様役かと思ったら「荒地の魔女」だった」とか。でも「こうやってお仕事をいただけるのは大変ありがたいことです。」とおっしゃってました。 その後、予定時間をかなりオーバーしながらもまだ話したりないご様子でたくさんのことを話してくださいました。ずーっと立ったままで、休憩もなし、お水も1滴も飲まずにお話される美輪さん、ただただスゴイ! しかも、そのライフワークは、春お芝居(舞台)秋はコンサートその間にこうした講演会をされていると。その間に今はテレビのお仕事もあるし、23年続いているラジオのお仕事もあるとか。美輪さんの年齢を考えるとまさに超人的な感じがします。私なんて一日働いただけですぐヘロヘロになるのに。 そんな美輪さんの盛りだくさんの内容の講演会、あいまいな部分もあると思いますが、覚えている範囲で書いていきたいと思います。 今の日本の状態というのは日本の軍国主義から作られたものではないか。 軍人は力で昔から日本にある独特の文化を取り上げ、アメリカに支配され文化を取り入れすぎてしまった。それに関連して衣食住についての話。 まず着るもの。黒やグレーが流行っているがそれはよくない。黒やグレーは元気をなくす色。洋服を選ぶときは明るい色やパステルカラーを選ぶと良い。特に下着は赤がオススメだそうです(美輪さんが首のところを少しずらして下着の赤をチラ見せしてくださいました) 食べるもの。昔は魚中心のいわゆる和食が当たり前で、お肉など食べた日にはご近所の噂になるほどだった。それが今はお肉が中心になっている。 ごめんなさい。ここはちょっとあんまり覚えていません。 住まい。部屋の中には緑が必要。特に現代は電磁波などが多いから余計に緑が必要。コンクリートの無機質な部屋は人の精神をおかしくする。これはドイツの実験で明らかになっていること。そこに緑を置くと人々の心に変化が現れる。 他には美しい音楽、特にクラシック。美輪さんのオススメはモーツアルト。美輪さんご自身も朝起きたらモーツアルトを聞きながら過ごされるそう。なぜクラシックかというと、クラシックには強弱がある。これがとてもいい。ロックとか最近の音楽は強弱ではなく強・強・強。コレがよくない。 あと、これはオーラの泉でもおっしゃっていましたが、最近の母親は子守唄を歌わない。しっかり子守唄を歌って自分が大切にされていたときの記憶がしっかりあれば、思春期に多少ぐれても母親が台所で歌う鼻歌の子守唄を耳にして自分が大事にされていたときの記憶がよみがえる・・と。 また、言葉についても昔は普通にこういう会話が行われていた。 「ねぇ、あなたあの映画ご覧になって?」 「いいえ。まだですの」 「とてもよい映画ですからぜひご覧あそばせ」(←普段使わないからわかんない~。多分こんな感じ) それが今は 「あれ 見たぁ?」 「見てない。なに?」 「あれさぁ、いいよ~。見れば~」 美輪さん何気に講演中に出てくる女子高生(らしい若い女性の役)のマネがすごくお上手。さすが役者さんですね~。 ま、それはともかく言葉の乱れは大人が美しい言葉を使わないから。昔は貧富の差ではなく、上の最初のような言葉をみんなが使っていたとか。言葉の力の大切さをおっしゃっていました。 他にも色々夫婦の話で女性は強い。女性はピンチになっても辛抱しながらもなんとかその状態を切り抜ける。男性は意外と弱い。あと、何度も「正負の法則」のことをおっしゃってましたね。人生は正負の法則にのっとっている。良い事があればその分だけマイナスなこともある。だからずっと悪いことばかりではない。その一例として結婚。結婚式は自由との決別でもある。結婚までは「夢」結婚式は夢から現実へ戻るための儀式だともおっしゃってました。 そして最後にまとめとして4つあげられました。 玄関とお手洗いをキレイにすること この2箇所は悪い気がたまりやすい場所。いつも清潔にしてお花を飾ったりしていいニオイをさせておくといいそうです。 微笑をたやさないこと まわりのひとと上手く行かない人なぜか私はみんなから嫌われるという人は笑顔がなく、むすーっとしている。そんなんじゃ人はよりつかない。微笑をわすれないように。 きれいな色の服を着る 金運をよくするためには黄色いお財布を持つ すごくあやふやですが、大体こんな感じのお話でした。 最後の最後までファンサービスにあふれた美輪さんのお人柄がすごく魅力的でした。美輪さんの言葉がすごく耳にしていると心地よくて、ずっとお話を伺っていたい、そう思えました。 最後の最後にちょっとしたハプニングで美輪さんの靴が脱げてしまったんですが、その脱げた靴もきれいなシルバーのパンプスでした。 チャリティーということでチケットは格安でした。なのにこんなにためになるお話をたくさんしていただいて、すごく申し訳ない気持ちと共に、とてもいい時間をすごせたなぁと満足して帰宅することができました。 この美輪さんのお話の数々は美輪さんの著書を読めばかいてあるのかもしれませんね。読んでみようかなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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