昨日、四国88加持お遍路の旅、
無事終わりました~。
あと残すは、
お礼参りの高野山のみです。
1年と半年だったかな。
色んな事がありました。
1回目は、
30人近くの参加者だったのですが、
最後は18人しか残っていませんでした。
って、普通は最後まで同じ人数なんですけど、
今回は、色々あってこんな悲しい人数まで減ってしまった。
一番ショッキングだった事は、
お二人の方が大病に倒れられた事。
お一人は、
関西で4人目の新種の癌に侵され、
只今闘病中。
治療方法が無いらしく、
難病に指定されているとの事。
近所のおばちゃんなんですけど、
いつも元気で若々しい方だったから、
驚きでいっぱいです。
頑張って復帰、
生還して欲しいものです。
そしてもう一人の方は、
大変お世話になったお先達さんでした。
いつもニコニコした良いおじいちゃんで、
移動中のバスの中は笑いが絶えませんでした。
早朝からバスの中でお酒をグビグビ飲んでいた。
昼食時も夜もず~っと飲んでいらっしゃった。
でも、酔う事無いし、崩れる事も無かった。
と、ある回の時、
一口も大好きなお酒を口にしなかった。
体調を崩しているとの事。
大丈夫なんだろうかと心配していたんだけど、
その時のおじいちゃん、
お大師堂で、
一人残って、
長い間拝んでいらっしゃるのを見ていた。
どうしたんだろうねぇ?と母と言っていた。
あの後姿を今も思い出す。
そして次の回では、
おじいちゃんの姿が無かった。
入院されたとの事。
父も母も心配で、
お見舞いに行ってきた。
元気そうにされていたそうだ。
のに、その何週間後にお亡くなりになられた。(悲)
2人ものかたの病、
この会始まって以来の事で、
他のお先達さんも驚いていらっしゃった。
うちの会はお先達さんは3人いらっしゃった。
他の会は1人なんだけど。
普通はお大師さんに守られているので、
事故など一切ないし、
病人が出る事も無いはず。
どうしてだったんだろう?
今回の会では、
バスの中はし~んと静まり返って、
何だかお通夜のバスのようになってしまった。
そしてもっとショックなのは、
この会自体が次回の高野山で解散となってしまう事。
もう、来る事は無いともう一人のお先達さんが仰った。
おじいちゃんは亡くなるまで、
この会の事を心配されていたと言うのを昨日聞いた。
そうだわねぇ~、心配されるほど、
あとのお二人が出来ない、
位ばかり高いお先達さんだからなのかも。
最後の最後で、
纏まりの無い会になってしまったのでした。
でも、四国のお遍路の旅は、
色々あったけど、
人間観察には最適で、
勉強になりました。
3人のお先達さんのお陰で、
無事満願達成出来ました。
有難うございます。
次、四国も西国も無いですが、
1年後、
何処かの旅行会社の四国巡礼の旅に参加したいと思っています。
真友会、
そしてバス会社兵庫中央の運転手さん、
添乗員さん、乗務員さん
有難うございました~。
また、何かの機会に参加させて頂きます。
そしておじいちゃんの冥福を祈っております。
お空で、お大師さんのお弟子さんしていらっしゃるかしら。
安らかにお眠り下さい。