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今日はお盆の最後の行事「大施餓鬼会(だいせがきえ)」でした。
13日の迎え火のときにお願いしてあったお塔婆を供養してもらってお墓参りをします。 檀家さんがたくさん集まる中、新盆の人は本堂に上がりました。 はじめての本堂。もう、すぐに上がることはないかな。 それ以外の人たちは本堂のすぐとなりの部屋に座っていました。 最初にみんな揃ってご本尊に向かってお経をあげました。 そのあとご住職がお経をあげてから、今度は反対側のお塔婆の供養をします。 ひとりひとり新盆の人の名前を読み上げました。 みんな享年70歳、80歳の中、テルくんだけが9歳。 なんでテルくんだけがこんなに早く。。。 そんな想いはずっと続くのでしょう。 そのあとお塔婆を出した人の名前をひとりひとり読み上げて供養してくれました。 そして、お焼香をしてから自分のお塔婆を持ってそれぞれのお墓にお参り。 うちは新盆なので実家の父母と義姉夫婦が来てお塔婆をあげてくれました。 新盆の施餓鬼会は大事だそうで親戚も揃ってお参りするものと書いてあったのでお願いしていました。 餓鬼というのは先祖のゆかりの人の中で供養されなかった人が逆さづりになってご飯も食べられなくて苦しんでいる人のことだそうです。 その人たちの苦しみを少しでもやわらげるために食べ物をお供えして食べて供養をするのが施餓鬼会ということらしいです。 そこで新盆と年回忌の施主と親族に清食としてお寺で御膳が用意されていました。 これをみんなで食べて楽しく歓談することが供養になるそうです。 いつも法事のときにお願いしているお弁当よりも豪華なものでした。 ご住職が司会をして、みんなのコップに飲み物を持って回ってくれました。 ご馳走もおいしく、たくさんの人が楽しいひとときをすごしました。 お空のみんなも楽しんでくれたかな。 そんなこんなで今年の行事は終わりです。 はじめての行事に振り回されっぱなしで終わってしまったような。。。(^_^;) 来年はもっと落ち着いてテルくんのことを思い出してあげられるといいな。 我家では毎年、夏が1年のはじまりになるのかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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