接地感
体温は36.7度。排便は2つ半。 今日の訓練はIさんMさんが来てくれました。ありがとうございます。脚の感覚がいい感じ。この調子なら、今日の歩行器は期待大。立ってみるといい感じ。全身がシャキッとしてしっかりと立っている。そんな感じだから動きも快調。いつものことだが、連続して同じ動作をして筋肉の緊張が上がり過ぎるの防ぐため、前屈は10回4セットを1つのまとまりとして分けてやっている。最初から前屈の動きが良い調子。この前と同じように背骨を意識。脊柱起立筋と腰の連携を強く意識。もちろん他の部分もこれまで通り意識すると、しっかりと感覚が返ってくる。歩行器を少し低めに設定して今の筋力では難しいかもしれない高さでも、あまり腕を使わずに動き切ることができた。いい感じ。続く右側屈。血圧が安定しているので、感覚をしっかりと感じられる。いつもこうだといいのにな。いつものように起き上がる時は右脚を踏ん張って伸ばすように意識をする。もちろん意識だけでなく、そう力を入れる。おりゃーおりゃー、と調子良くご機嫌に動いていた2セット目。大変なことが起きた。いつも起き上がる時に右脚は、踵を踏み込むようにして脚をまっすぐ伸ばす意識をしながら力を入れる。太もも前側を縮めながら膝を伸ばすようにする。膝を伸ばすようにしながら、太ももを後ろに引くようにお尻と共に力を入れながら、かかとを踏ん張る。かかとを踏ん張ることで、ふくらはぎにグッと力が入る。そこまではいつも通り…今日はその動きをしている間、右足の指先側3分の1辺りに強い感覚が現れた。指の付け根のゴツイ部分と指の辺り。足の裏がジーンとする。今更だが、足の裏の接地感はゼロではない。靴のインソールに足つぼシートを使うことで、困らない程度には接地感が回復している。しかし…それとは比べ物にならないほどに強い感覚。踏み込むたびに、それが力強く感じ取れる。立った姿勢で右膝を曲げて踵を浮かし、足の指を支点にして踵を踏み込む。足の指を反らしたり戻したりするところまではわからなかったが、脚全体をしっかりと使う感覚になった。指で踏ん張って、踵を踏み込む感じかな?右脚凄い。これだけ色々とわかっているのだから、ヒョイヒョイと脚を動かせない方が不思議なほど…。でもまぁ、感覚が戻って、筋力が上がって、ようやくコントロールした動きが見えるようになる。これがこれまで経験してきた回復のステップだし、脳から遠くて、めちゃくちゃ重たい脚が、そう簡単に動くようにできないのはわかっていること。それでも、期待しかできないこの脚の感覚。この調子でもっとステップアップしてくれ。楽しみにしているぞ。もうセッティング方法が確立した、寝て仰向きで体の横で右肘を曲げて肩を捻る。余計な動きをしないために、やはり10回10セットが良さそう。1セットが10回なら、狙いの脇の後ろ辺りによく力が入って安定して動けていた。しかし時々肘を曲げる力が必要以上に入る。開いた肩を動かそうとする時に、脇の後ろ辺りで上手くしっかりと力を入れられないとそうなりやすいようだ。後半で特にそうなりやすく感じた。自分で感じているよりも疲れているのだろうか?慎重に丁寧にやっていこう。ちょっと気になってることを1つやってみた。寝て横向きで左手の橈屈台車を使っての後で、肩の外側を意識した動きをしてみた。手の位置を固定しておきたいから、橈屈のセッティングのままで台車が動かないように滑り止めを敷く。後は追加で肘の近くに2キロの重りを巻き付ける。その状態で脇を開くように肘を上げたり下げたりしてみる。肩の横にだけ力を入れるように。2キロが正解かどうかはわからないけど、この訓練もありかな。ついででセッティングができて動くことができるし効率的。この部分の力。特に歩行器立位の最後で気になっている。立位の最後は腕で支えたり、支えた腕を曲げ伸ばしたりしている。その時に脇を閉じた状態で動かすけど、本当は脇を開いてやってみたい。脇を開いた方が体幹が不安定になるし、肩周りがしっかりしていないとできない動作。そこに向かっていきたい。