感覚
体温は36.1度。排便は4つ。 今日の訓練はIさんUさんが来てくれました。ありがとうございます。今日は歩行器で久しぶりに失敗。立っている足の位置を調整している時に両膝が抜けてズルズルと崩れ落ちた。うわぁー!どーしよー!ともならず、やっちゃったって感じ。失敗して崩れ落ちるのにも慣れている?失敗するのは危険だけど、必要な経験。これまでの経験からすると、低いレベルの失敗だし慌てることもなかった。でもそれは自分とママちゃんだけで、介助してくれている2人は超ドキドキ。特にUさんは、来てくれるようになって3回目での経験。ちゃんとフォローしておいたから大丈夫だろう。今回は右足の位置を調整する時に、左脚で片脚立ちする状態でのこと。その時に左膝のロックが外れて曲がって崩れた。支えてもらっていたがそれが上手くできていなかった。その時の状況をみんなで振り返り、重要なポイントを再確認。それからは問題なく進めることができたけど、膝を押さえる方法のマニュアルが必要だと感じた。介助者が上手くなってきて、自分の立つ状態もどんどん安定してきている。可能な限り人力に頼らないような方法を考えてやっているので、人によるリスクに対してどこかで気の緩みが生まれている…そう感じた。気を引き締め直す良い機会になった。そんなこともあり、予定の時間がずいぶんと過ぎてしまったので、前屈と左右側屈だけにした。今日は脚を踏ん張る感覚が良かったなぁ。脚を踏ん張ると言えば、足裏の感覚。接地感。自分よりも状態が良い人でも、足の裏が地につく感覚が、麻痺でわからない人もいると聞く。改めて考えると、接地感のわかるわからないの差って、どうなんだろう?わからないのMaxは、もちろん感覚ゼロ。自分もそこからスタートした。でも最初からわかる人って、脊髄損傷になる前の何割ぐらい感じれるのだろう?そしてその回復の変化は?感覚ゼロからスタートしたけど、今は立った姿勢で左右どちらの足に多く体重がかかっているとか、つま先寄りなのかかかと寄りなのかなど、麻痺してる割にはわかる方だと思う。何しろありがたいのは、地に足がつく感覚があることでしっかりと立っていると感じられるから怖くないこと。長年必死になってトレーニングして、杖が要らないほどに回復して歩行が出来るようになった友人でも、接地感が弱いから怖いって言ってた。そんな足裏の接地感の回復に大きな貢献をしたのが、靴に入れる足つぼシート。入院中にママちゃんが100円均一で買ってきてくれた。とにかく刺激することが重要なことの1つだから、ダメ元でやってみようって。入院中のリハビリ病院では、足の裏が褥瘡にならないように気を付けてねって言われたけど、なんとなく軽くあしらわれたような感じだった。改めて今考えてみると、そんな事して何の意味があるの?と、思われていたんだろうね。立つとか歩くとか、誰の話をしているんですかー?みたいな感じだったし。そんなことない仲が良い人もいたけど。車椅子に座れるかどうかの人だったから、十中八九そんな対応で普通なのかもね。まぁその頃から、今では全く見かけることのないレベルの、なかなかハードな突起の足つぼシートを使い続けた。当然全く痛くない。だけど車椅子に座っていても脚の重みはかかるのだから、かなりの刺激だったはず。やがて色々な変化を感じ始める。接地感だけでなく、足つぼシートを使っていれば、足の裏に汗をかくようにもなった。怪我をして半年後から始めて、約6カ月間で。その後はそれらが、緩やかな上昇線を描いて今に至る。そのおかげで、今の安定感があるとも言えるのだろう。ありがたい。腐ることがないから、死ぬまで使えるし♪寝て仰向けで手のひら足向きで右腕を伸ばして引き下げるは、昨日の疲れをほどよく感じるけど、思っていた以上にしっかりと動くことができた。おやおや?昨日ほど腕がパンパンにならないぞ?とは言えかなり必死の形相でどうにかこうにか1セットやり終える。この感覚、ここで終われない感じ。しかし次のセットをスタートすると、途中で動けなくなるかもしれない予感がするけど…。だけどここでさらに追い込んでおくと、動きが急に良くなる時のパターンに似ている感覚。だったらやるしかない!ってことで張り切って2セット目。またまた必死の形相で、1セット目よりも時間がかかったけど最後までやりきった。さすがに疲れたー。だけど、昨日のように上腕三頭筋だけがかなり疲れたのではなくて、肩の前側にも強い疲労感がある。おー、何か変化の予感♪次は手のひらを頭向きでやった。こっちは昨日よりも負荷の物足りなさを感じる。ほんの少しだけど。100グラムを増やすかどうかぐらい。この感じからすると、ますます手の向きによる負荷の差が広がっていきそう。差が広がっても、それは回復のスピードが違うから仕方のないことで…。でも何か気になるなぁ。何かが引っかかる…。