感覚
今日の訓練はKさんMさんが来てくれました。ありがとうございます。今日は今年最後の訓練日。なのに、昨日までコロナの影響で1週間お休み…。1日だけとはいえ、訓練できることを喜ぶが、久しぶりなので心配も大きい。1週間空くと何が心配かって。それは感覚。1週間やらないと、感覚が大きく鈍る。過去の経験では、2週間やらないとほぼなくなった。もちろん完全に消失するわけではない。一時的なことで、再び訓練を始めれば徐々に戻ってくる。もう10年ほど前だったかな?2週間ほど(多分…)できなかった時があり、感覚が戻るまでに2週間ほどかかった。続けられていれば、そうはならなかった。単純に1ヶ月棒に振ったわけ。褥瘡ができて入院した時は、敗血症で死ぬかもしれないから今日明日が山場です、なんて言われた。退院するのに何ヶ月かかるかわからないみたいなことを言われたが、担当医が驚くほどの超回復で2ヶ月で退院。完治はしていないけれど、自宅療養可能レベルまで小さくした。その後褥瘡に負担をかけない内容で訓練を再開したが、あの時感覚が元通りになるまで何ヶ月かかったんだろう?忘れたけど。そんな過去があるから、1週間でも怖い。ドキドキしながら最初の脚の伸ばしと曲げ。1セット目。力の入る場所や感覚は変わりない。これだけやってきているんだから、そうであって当たり前でなくてはならない。ただその強さが問題…よわい〜あぁ…ここまで衰えるのか…右脚に続き、左脚も感覚が弱い。そうか、仕方がないな。そう思いつつ2セット目。すると驚くことが起こった。脚を伸ばす力の感覚が、突然8割ほど回復した。絶好調の時に比べて。曲げる力の感覚は、調子が良い時とさほど変わりなく感じられた。続く左脚。こちらは右脚ほどではなかったが、7割ほど感覚が戻った感じ。そうか、お前たちはそこまで麻痺を回復させていたのか。感覚の回復にロスが少ない。これがどれほど有り難いことか。続く歩行器立位。立つ姿勢があまり良くなくて動きにくい。だとしても、悪くない動きだった。絶好調の時のような、キレた動きではない。だけどこれだけ動けるなら良しとしよう。ここでも感覚が元通りではなかったから、今日の感覚に対する動きとすれば、これぐらいだろう。意外にも脚を閉じる動きは、感覚が良かった。予想していたよりもしっかりしていた。何といっても感覚の回復が簡単ではなかった太もも内側。その部分が良い調子なのは、これまた有り難い。神経支配の番数的には、かなり難易度が高い部分の1つだから。継続してきたからだなぁ。腕肩はこれまでと変わらず。まぁここは日常的に使っているし、むしろ支援がなくなったことで、通常時の1.5倍は酷使していたはず…。疲れが強いから、普段よりも早く寝たほどだったし。そりゃ…感覚の衰えようもないだろう。毎年年末は、それぞれを動画に収めて、総合力が試される特別な訓練をしている。今年はそれらを、どれもできなかった。年が明けたら、動画撮影から始めるかな。なんか全然締めくくれた気がしない終わりになった。来年も頑張ろう!体温は35.9度排便は4つ血圧は108/97