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もう何年前になるだろうか_?
いきなり本部から電話 「明日から新店舗の店長まかすからAB店に来てくれ」 「はあ??」 そんな感じでした。 おいおい、AB店ってどこだ? 慌てて全店舗の一覧をみたがAB店なて存在していない。 そりゃそうだろう。 AB店ってのは新規開店の店なのだから 本部の人間以外知らない。 そんなことよりも「店長」という役職が非常に嫌だった。 まず、忙しい・寝れない・大変・給料安いの3K。 そんなことよりもっといやな理由があった。 それは ダサイ 「店長ジャケット」を 着なければならないからだ。 はっきりいってこんなジャケット誰が考えたんだ? という酷い物。 後で知ったのだがこのダサイ店長ジャケットは きちんと給料から引かれていた。 自腹かい! そして渋々本部にジャケットを取りにいき 「ダサイジャケットをきた零細企業の店長が誕生」 帰り際に事務員さんに 「ちゃんと着なきゃだめですよ(笑)」 のお言葉。 第一いきなり新規開店店長なんて務まるわけがない。 新店舗だから売り上げの予想が立たない。 スタッフも新人。 一応何週間かは他店からヘルプにきてくれるのだが。 で、本部の担当者に売上目標と目安を 徹底的に聞き込みなんとか開店。 オープンにつき半額! なんてチラシまでまくから忙しい。 ただでさえ忙しい時期に新規開店の割引。 お客は割引だと思って食べないものまで どんどん注文するから普段の3倍の オーダーが調理場へどんどん入ってくる。 僕もホールを他店の人に任せ 調理場へ入るがそれでも追いつかない。 追いつけない。 伝票は肩の高さに置いてあるプリンターから 出てくるのだがもう一瞬で伝票が地面について とぐろをまいている。 それでもこの真面目なプリンターは 印刷をやめるどころかどんどん働いて プレッシャーをかけてくれる。 おまけに本部からお偉いさんがきて 出る料理全てチェックしているから 手を抜きようがない。 開店のいきさつを書こうと思ったのだが 話が開店体験談になってきたぞ。 その話はまた追々かくとして とにかく店長なんてなるものではない。 特に開店店長なんて・・・。 といいつつこの店を含めて もう3つもしてしまった。 「おい、次に新規開店の店、お前にまかせるから」 電話一本で招集されるのはもう懲り懲りです。 出世してバイヤー辺りになりたいものだ。 それかエリアマネージャの話でもこないかな。 店長になるのなんて簡単です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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