テーマ:仕事しごとシゴト(23416)
カテゴリ:カテゴリ未分類
年末・年始は満員御礼の日が続く。
これは、非常に嬉しい事なのだが、裏方は必死。 特に収容人数の多い店になると更に嬉しい事がある。 「宴会飛び込み○○コース30名様お願いしまーす」 なんてホールから不意に声がかかる。 予約有りのお客の場合は、こちらもある程度の準備を しているのだが 「飛び込み」 だけは、予想が出来ない。 たまたま良いタイミングで30名の人が座れる部屋や 座敷(小上り)が空いている時にだけ起る現象だ。 コース料理っていうのは、当然決められた時間に 決められた料理を当然提供しなくてはならない。 この飛び込みのお客が来なくても年末年始は戦場。 焼き場(串料理など)などは、もう焼き台に乗らない程、 串等が所狭しとならんでいる。 で、宴会料理を30人前追加。 これは、一斉に30人前の料理を提供しなくちゃならないということ。 まさか串を1本ずつ出すわけにもいかないし、冷めた料理を提供するわけにもいかない。 もちろん一般オーダーは入ってきている。 焼き場の人間なんて、もう焼くところがないから 両手を組んで 焼き台とにらめっこ。 伝票プリンターよ止まれと祈っている。 そんな状態が、各ポジションで起っている。 ホールもしかり。 すると最初に書いた 「宴会飛び込み○○コース30名様お願い致しまーす」 に対し 「無理」 「お願いされたくないです」 なんて声が調理場で聞こえるのは、何処の店でも同じでしょうか? それとこの時期はどうしても お客に 料理が遅くなるかもしれないがそれでもいいか? と確認はしているのだが 「○○番テーブル、鶏の唐揚、催促でーす」 とホールの声に対し慌てて伝票をチェックして オーダーから何分経っているのか確認。 「おいおい、もうこれ40分たっているよ」 なんて呟く調理場責任者。 年末年始の一コマでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年04月18日 19時59分14秒
コメント(0) | コメントを書く |
|