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財布やライターなどの忘れ物は日常茶飯事。
珍しいところでは、靴、ストッキング。 うちの店では、綺麗に片づけて翌日すぐに営業出来るように 状態にすることを「閉め」という。 調理場もホールもレジもドリンカーも同じ言葉を使う。 夕方、出勤して鍵を開け入店。 電気をつけたりしながら、調理場やホールに異常がないかチェックしていると カラオケルームに人影がある。 中に入ってみると 「女性が一人眠っている」 おまけに空調もしっかりされている。 おいおい、昨日のホール閉めなかったのか? 鍵はしっかりと閉まっていたので、このお姉さんは一晩ここで寝ていた事になる。 もしかして 「神様が可愛そうだから、あなたにプレゼントよ♪」 なんて気を遣わせてしまったのだろうか? 確かにこの部屋は団体客が使用した。 それに、テーブルや部屋のゴミ箱が空になっており明らかに ホール係りが、閉めの業務を行っている。 なんでだ? 本当に神からの貢ぎ物かもしれないので、そのまま寝かしておき昨日のホール責任者に電話をいれた。 「おーい、昨日2号室閉めたの誰だ?」 「あ、私です」 「部屋で、忘れ物をみつけたから大事に保管しておくぞ」 「えっ?何かありました?」 「来てのお楽しみだ」 電話を切ると 「話の種が出来たな」 ルンルン気分で通常業務戻りました。 この、お姉さんはどうなったかって? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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