反抗的な娘をもつ母のつぶやき

今日のお弁当は、「ほよよ～んとしたカエル弁当！！」




江戸の女お染　「母さん、昨日はどうして出演させてくれなかったの？」

反抗期の母　　 「だってお染ちゃん、家にいなかったでしょう。

　　　　　　　　　どこに行ってたの？」

江戸の女お染　「図書館で『お夏清十郎』読んでた。西鶴のファンなのよ。

　　　　　　　　　　最近流行ってるよね。

　　　　　　　　　ベストセラーだって。母さん読んだ？」

反抗期の母　　「最近流行ってる？？　

　　　　　　　　　　私、変体仮名読むの苦手なんだ。

　　　　　　　　　　それよりヒデさんに誘われたって言ってたでしょ。どうなったの？」

江戸の女お染　「ヒデさんって浅草あたりじゃ

　　　　　　　　　　遊び人の噂があるってお菊ちゃんが言ってた。

　　　　　　　　　　どうしようかなって思ってるの。」

反抗期の母　　「やめたほうがいいと思うよ。

　　　　　　　　　ところで番町のお菊ちゃん、

　　　　　　　　　　ご主人さまが大切にしているお皿割って大変みたいよ。

　　　　　　　　　「何でも鑑定団」で鑑定してもらったら、１０枚一組で

　　　　　　　　　値打ちがあるお皿なんだって。１枚割ったら値打ちがないって。」

江戸の女お染　「それは、大変。お菊ちゃんのところに急いで行かなくちゃ。母さん、

　　　　　　　　　　ヒデさんにお断りの電話しておいてね。」


※　「お染ちゃんの友達お菊さんもでてくるのでしょうか。」という
　　　かんさんのさりげないリクエストにより、お菊ちゃんに登場していただきました！！
※　「遊び人ヒデさんを差し置いて金蔵を出演させた。」という777sugaさんの何気ないお怒りにより
　　　ヒデさんにも登場していただきました！！




　豚肉の野菜巻き

　　　　エリンギ、インゲン、パプリカを豚肉で巻いて、焼肉のタレとみりんで味付けした。
　　　　　　※注　野菜を巻いたからといって、尻尾を巻いて逃げてはいけない。


　キャベツとシメジを昆布だしと醤油で炒めた。

　　　　昨日は人参とエノキも昆布だしと醤油で炒めたでしょう。またぁ？（BYお染）


　なんの変哲もないごく普通の卵焼き

　　　　※注　ごく普通だからといって、獄（牢獄）に入るような行いをしてはいけない。


　買ってきた茶福豆

　　　　だってぇ、自分で煮るより美味しそうだったんだもん。





拝啓　お舅さまの友達の「あべさま」



先日のお舅さまの４９日の法事で

皆で食事したときに

あなたは

お舅さまのお姉さん

つまり

伯母さまが好きだった、

初恋の人だったとおっしゃいました。


すでに亡くなった山本さんも

伯母さまが初恋の人で

奥さんの前でも平気で話していたと

おっしゃいました。


そして

いつも２人で自転車で伯母さまを待ち伏せして

追いかけたと白状なさいました。



「何で追いかけられるのかわからなくて

恐くて必死で逃げたのよ。」

と伯母さまは言いました。


今年８０歳になる

伯母さま

九州の某大学で教鞭をとり

教育に一生を捧げ

未だに独身です。



あべさま、やまもとさま

どうしてあの時、

自転車を飛ばして

伯母さまに追いつこうとしなかったのでしょう。

もし追いついていたら

今頃は伯母さまは

あなた方のどちらかと結婚して幸せに暮らしていたかもしれない。

あなた方の運動神経の悪さに

私は呆れました。



半七捕り物帳、伝七捕り物帳、侍甚七捕り物帳、江戸っ子金さん捕り物帳

大江戸捕り物帳をご覧になって、よく研究すべきだったのです。


それに

今になって告白しても遅い、遅すぎっ！！

顔と頭を洗って、ついでに服も洗濯して出直して来いっ！！


拝啓　伯母さま

運動神経が良過ぎ

たまには自転車で

こけることも

人生には必要です。


敬具

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