反抗的な娘をもつ母のつぶやき
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直しても直しても☆が右に傾く、やる気の感じられないクリスマスツリー カワイイというだけで、去年のクリスマスから、ずっとソファーに 鎮座ましましている「雪だるま」 料理が苦手な私が、今年も惰性に流されて作った 盛り付けもいまいちのクリスマス料理 ローストビーフ、エビとブロッコリーのサラダ、鶏肉とカブの豆乳シチュー、ほうれん草とスモークサーモンのキッシュ、ホットドッグ (今回は載せてというリクエストにより、恥ずかしながら画像をUPしました。) 準備も整い 四方山家のクリスマスパーティーは 今、正に始まろうとしていた。 人事を尽くして天命を待つ といった心境だった。 そんな中一本の電話が・・・・・。 「朝から下痢していてね、どうもノロウイルスにかかったらしいのよ。 残念だけど、今日は行けないわ。」 お姑さまからだった。 お姑さまと娘の彼氏を、2人には内緒で 鉢合わせさせようと企んでいた私の計画は 無残にも打ち砕かれた。 が、 その日の前日 「金曜で仕事が終わったから、土日に中国でテニスして 月曜の朝、日本に帰ろうと思ったけど、 上司に 『クリスマスぐらい家に帰って、家族と過ごしなさい。』 と言われたよ。 明日の飛行機で帰る。 夕方には家に着くけど、機内で食事を食べるから 夕飯はいらない。」 と中国に出張中の夫から 電話があった。 飛んで火に入るクリスマスのイベリコ豚(夫のあだ名) という言葉が脳裏をよぎりニヤリとした。 と同時に 上司さまには、 筆舌に尽くしがたい 感謝の気持ちでいっぱいだった。 そして 心の中では 前日のコメントで、ブログ仲間のりっこさんが勧めてくれた私のテーマ曲 「まちぶせ」のサビの部分が 絶えることなく リフレインした。 6時 娘の彼氏が我が家にやって来て みんなで食事を始めた。 夫が帰ることを、娘も彼氏も知らないし 夫も娘の彼氏が来ていることを知らない。 6時30分 「ただいま。」 と夫が帰って来た。 イベリコさまは、とうとう火の中に入った。 スーツケースを玄関に置き、 リビングに来て 娘の彼氏を一目見るなり 「うわぁああ。」 と声を発し、 お化け屋敷で こんにゃくを付けられた 子供のように 驚いていた様子だった。 挨拶もそこそこに 夫は着替え、リビングのソファーに座り 新聞を読み始めた。 「千葉君(娘の彼氏)、街を歩いているとよく絡まれるんだって?」 「そうなんです。 俺、何もしてないのに・・・・。 目付きが悪いからかな。」 「コワモテかもねえ。
強そうでいいじゃない。」 と私が言うと
夫は両手に持っていた新聞を少しずらし 千葉君の顔を 千葉君には悟られないように 細心の注意を払って、ちらりと見た。 「この間、クミがクラスの男の子に 机の中を調べられたり タオルのニオイを嗅がれたときにも 『止めろよ。』って言ってくれたんだって?」 再び 夫の新聞が微かに動き 新聞の端から キラリと目が光った。 そんなに気になるのだったら 一緒に食卓について 話をすればいいのにと思ったが 夫はひたすら 新聞を読んだ振りを続けた。 それに引き替え千葉君は 美味しいと言いながら、ローストビーフを平らげ 息子とも楽しそうに話をしていた。 しばらくして 「テニスに行ってくる。」 と夫は出かけた。 帰国直後に、テニスをするのか と呆れた。 ストレスが溜まったのだろう。 テニスから帰ると 元カレワンワン君のときと同じように 「クミは彼氏なんかと遊んでいて 勉強はちゃんとやってるのか? 一年生のうちからちゃんとやっとかないと。 志望の大学の赤本をそろそろやったほうがいい。」 と私に言った。 「まだ1年なのにもう赤本をやるの?それ、クミに直接言ったら?」 と冷たく言った私だった。 いつもながら、 どうして娘に直接言わずに 私に言わせるのかと 不思議だった。 こうして 四方山家のクリスマスは 私的には滞りなく終わった。 人気blogランキングへ
ニュー彼氏 May 19, 2008 コメント(49)
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娘のカレシ来訪 September 19, 2007 コメント(50)
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