反抗的な娘をもつ母のつぶやき

昨日

かんさんから「中国のお話が聞きたいです。」

と、リクエストがありましたので

今日は海外の反抗期娘「美少女セーラ」の話・・・・・・。


セーラは

白人のお父さんとマレーシア人のお母さんを持つ

端整な顔立ちになが～い手足

サラサラのストレートヘヤーの女の子。

今、大人気のウエンツ君を女にしたような感じだ。

偶然にも、私達と同じマンションに住み

娘のクミと同級生だった。



ある日

セーラと同じエレベーターに乗り合わせた。

あの美しい顔が翳り、笠雲がかかった山のような顔をしていた。


「どうしたの？」

「私が悪い子だからママが怒って、修学旅行に行かせないって。」

「何かあったの？」

「パパが日本のアキバで買ってくれたデジカメを失くしたの。

今日は、アイポッド（みたいなやつ）も学校で失くしたの。」


セーラちゃん、そりゃママだって怒るでしょ。

と思ったが

イタイケな美少女が悲しんでいる様子を見た私は

まるで

マッチ売りの少女を哀れんで

思わずマッチを買ってしまった給料日前のおっさん

のような気分になってしまった。



私は

「学校で席を外した２秒のうちに

誰かに盗まれたってママに言いなさい。２秒って言うのよ。」

とポケットモンキーのような小さな脳みそを持った猿の知恵

いわゆる「猿知恵」を働かせて言った。

私の脳みそなんてこんなもんだ。


セーラのママは

恐い。

バリバリと雷の音が聞こえるぐらいの

ものすごいキャリアウーマンで

某国の州政府で働いている。

ご主人とご両親を国に残して

セーラだけを連れて中国に赴任していた。


セーラだって負けてはいない。

１年に３人もボーイフレンドが変わるツワモノ。
クミと似たり寄ったり


デートで遅くなると

携帯でクミをマンションの近くまで呼び出した。

「ねぇ、クミお願い一緒に出かけた振りをしてくれない？

クミと出かけたと言えば、ママは怒らないから。」

と度々電話してきたが、

ある日

セーラに呼び出されたクミは

エレベーターで、偶然にもセーラのママと鉢合わせしたらしい。

言い訳するのが大変で、冷や汗をかいたそうだ。

どんなに言い訳しても

この状況じゃバレバレのはず・・・・。



「ミワ、あなたはクミにボーイフレンドがいることをどう思ってるの？

どんな気持ち？今は大切な時期でしょう？」

と先日もメールで叱られた・・・・・。

なぜ私までも・・・。


セーラはその後、国に帰り

ママの出身校である女子高に入れられ

男っけなしの修道女のような生活をしていると言う。

いっそのことあの黒い服を着たら美しい顔に似合いそう


あんまり厳しくしても隠れてコソコソ・・・・。

だからと言って放任して、子供を野放しにするわけにもいかない。

あぁ、思春期の子供の子育ては難しいっ！！



今日のお弁当は

普通弁でぇ～～すっ！！
ジャガイモとコンビーフの炒め物、ひじきと人参と大豆とちくわの煮物、カジキマグロの粒マスタード焼き、ミニトマト

もし良かったらお願いします～～

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