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反抗的な娘をもつ母のつぶやき

反抗的な娘をもつ母のつぶやき

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September 25, 2007
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早いもので、 舅が亡くなって 今日で丁度1年経つ。

「ご臨終です。」と言われた瞬間、

クミがワッと声を上げ、

カバンからタオルを取り出し、顔を押し付けるようにして

声を殺して泣いていたのが思い出される。


夫は出張中で不在だった。

姑はウツのため、

自分の夫が亡くなるという事実を受け入れられないのか、

舅の傍に近寄れなかった。

息子は39度以上の熱があり、

舅が亡くなってから同じ病院の外来で診察を受けた。

その後、葬儀屋さんに来ていただいたり、

病院の手続きを済ませ、斎場に向かい遺体の保管の申し込みをしたりと、

去年の今日は

哀しさと慌しさが、一度にどっと押し寄せて来て

不思議な感覚だった。


先日、

舅の一周忌(偲ぶ会)を東京で行った。

舅は友達が多かった。



その中に

長年、NH〇で大相撲放送を担当された

アナウンサーのスギヤ〇さんもいらっしゃった。

スギヤ〇さんは、舅の学生時代からの友人だったそうだ。


朝青〇問題で

相撲協会に誤解されて、「取材証」を没収され、

翌日、多数の苦情の電話が寄せられ、

すぐに返却されたが、思いがけず「時の人」になってしまった。


スギヤ〇さんから、相撲の貴重なお話を聞いた。


「大相撲は、日本古来から続く伝承文化です。

その中には、日本人独特の「潔い」という精神があります。

相撲で勝っても、ガッツポーズをしないのは

相手を思いやる「潔さ」

負けたとき、いつまでも土俵に残らず

負けを認めさっと立つ。

これも「潔さ」です。

この言葉は英語には訳せない、日本人独特のものです。」

と、おっしゃった。


スギヤ〇さんは朝青〇のことを何もおっしゃらなかったが、

サッカーの事件の後、自宅に閉じこもらずに

日本の国技、大相撲を担う頂点の横綱として、

記者会見、もしくはコメント(手紙)で

「潔く」事件の説明をしても良かったのではと、私は思った。

また、親方を始め周りの人が

相撲の「潔さ」を理解し難い外国人にも解るように

説明して来なかったのではないか、とも思った。


日本古来からの大切な文化である相撲をする以上、

たとえ外国人と言えども、理解して欲しい。

古くから伝えられた、私達日本人の大事な文化を、

外国人用に曲げてはいけないのではないかと思う。

長年大相撲に携わってこられたスギヤ〇さんは、

本当に相撲を愛していて、相撲の将来を考えていらっしゃるように思えた。

「取材証」の件には一切触れなかった。

スギヤマさんこそ、「潔い」紳士だった。



今日のお弁当は

IMG_0488_1.JPG

「今日はお祖父ちゃんの命日だっ!お祖父ちゃんを思い出せ弁当!」

オクラのベーコン巻き、鶏肉と里芋と人参とコンニャクと椎茸の煮物、

卵焼き


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Last updated  September 25, 2007 12:26:09 PM
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