反抗的な娘をもつ母のつぶやき

四方山家のリビング

２歩歩き、腰に手をやりズボンを上げ

また３歩歩いては、ズボンを上げるマサキ（１４才）。

ズルズル下がってくるズボンを見て、一人芝居を始める母。



時は元禄１４年、江戸城松の廊下

吉良上野介　　「この田舎侍めがっ！」

浅野内匠頭　　「ううぅ、ぅおのれぇええええ。」

役　人　　　　　「浅野殿、殿中でござる、殿中でござるぅううう。」

最近の母さん妄想入ってて、頭オカシイとちゃうか！byお染


ハッと我に返り、ハエを振り払うように頭を２，３回小さく振り

まじまじとマサキのジーパンを見る母。


母　　「こ、このジーパンのウエストは、ゆる過ぎる～～。

浅野殿、ズボンが下に落ちて裾を引き摺っておる～～っ。


いい加減にしいや！byお染


うわぁはっははっは、このジーパン、お母さんのじゃないの。

ま、前にフタ付きのポケットが付いてるぅ。ぶぉほほほほ。」


以前

江戸川乱歩邸見学した時にも 　　左が息子


ジーパンを貸したが、あの時は前にポケットがなかった。

今回のは、前面左右に一つずつ

フタ付きのポケットが付いている。

男の子がこんな物を穿いては・・・・。

母の顔は曇り、辺りも次第に曇ってきて
ゴロゴロと雷が鳴り始め、おへそを隠す母。

ウソォ！byお染



マサキ「だって、ボクのジーパン、どこにあるかわからないんだもん。

いいじゃん、穿ければ何穿いたって。」

取り込んだ洗濯物の中から、

適当なジーパンを見つけて穿いたマサキ。

この洒落っ気のなさに、呆れる姉のクミ。


クミ　「マー君、クリスマスに市原君（ジェフ君）か斉藤君が来るから

一緒にジーパンを買いに行って、選んでもらったら？」


母　「おクミ殿っ、

お待ちなされぇえ。

ジェフ君か斉藤君って、どういうつもりでごじゃるか？

クリスマスにどちらを呼ぶつもりでごじゃるか？

彼氏はどちらでごじゃるかぁあああ。

もしや、二股をかけてるのでは～～っ。」

こんなしゃべりしてないってぇ！byお染


クミ「2人共、友達だもん。」


ーーーつづくーーーかも？？


今日のお弁当



クミの能面顔に対抗して、ひょっとこ顔弁当

鮭のムニエル、ささ身フライ、里芋の煮物、ブロッコリー


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