反抗的な娘をもつ母のつぶやき

赤坂の日本財団１Ｆにあるスワンベーカリー

ここは「障害のある人もない人も共に働き、共に生きていく社会の実現。」

という理念の元に設立された。


ほうれん草のパン２１０円や

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



オニオンカレーパン２１０円　　
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


ヘルシーで美味しいパンを頬張る美和と姑。



　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

写真が斜めなので、右４５度に首を傾けて見てください。ｴﾍ


美和は金魚のデメキン酷似の大目玉を開き、

物をも人をも吸い込むような

大口を開けてパンを食べながら、

娘クミが携帯ばかりしてるので制限したことや、

キラキラ閻魔大王先生に怒られても

クミは平気な顔をしているとか、

性格がキツくて、毎日イラつくことを姑に話す。


姑　「そのキツイ性格は亡くなった主人にそっくりよ。

クミちゃんは主人ほどではないけどね。」


美和「へええ、そうだったんですか。

お義父さんは私には優しかったけど。

亡くなる前に病院に洗濯物を持って行ったときも、

『美和さん、汚い物を洗わせてすまないね。』って。」


姑　「そうなのよ。他人には優しいから、

皆に『あなたのご主人は本当に穏やかな人でいいわね。』

って、よく言われたわ。

でも全然違うのよ。

家では気難しくて、ヒステリーだった。

会社で嫌なことがあると、いつも私に八つ当たりしてた。

いつも一緒にいる人に当たるのよ。

だから、会社で一番の部下はお葬式お通夜にも来なかった。

主人が亡くなってから、電話をかけてきて

自分の子供と孫の自慢をぺらぺら言ってた。

お悔やみの言葉もなかったわ。」


美和「そうだったんですか。」


姑　「この性格は主人のせいじゃないのよ。

主人の３代前に、赤山家から婿養子に来た人がいるのよ。

この人は四方山家（我が家）の番頭がしらをしていて、

頭の切れる人だったらしいの。

クミちゃんの曾々お祖父さんに当たる人よ。

これからは頭の良い人が世の中で活躍する時代だから

使用人でも良いと、

曾々々お祖父さんは娘の婿に迎えたのよ。

元々ヒステリーでずる賢くて、人に取り入るのも上手な人で

曾々々お祖父さんが亡くなった後、

人が変わってしまって、家族にも冷たくして

ギャンブルに手を出して、四方山家を潰してしまったの。

亡くなった主人はヒステリーを起こしたくなくても

ＤＮＡがヒステリーを起こさせる。

赤山家の血が悪いと

赤山家を憎むようにしてきたの。

そうじゃないとやり切れなかった。


美和さん、あなたもクミちゃんを憎まず、

クミちゃんの中の赤山家のＤＮＡを憎みなさい。」


人を憎まず、ご先祖からのＤＮＡを憎む・・・・。

目からうろこがボロボロ。

そのうろこを拾い、

これはコンタクトにも使えると

一つ一つ点検しながらポケットにしまう美和。

ええ加減にしいっ！byお染


ーーーーつづくーーーーかもしれない・・・点々々々


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