校長賞は誰の手に??
息子達の中学でいよいよ今日、冬休みの自由研究の全校大会が行われるらしい。自由研究映画「古畑誠三郎」の発表の練習のため昨日の夕方も少年達が我が家に集まった。狭いリビングに5人も集まりエアコンもいらないほど暑かった。「ミスタービーン」のDVDを見る少年お菓子を食べる少年塾の宿題を始める少年製作した映画をもっと短くしようと相変わらずパソコンに向かっているオタクっぽい息子誰も発表の練習はしていない。こんな調子で校長賞はいただけるのか??1人の少年が「おー、真っ赤な夕日だぁ。夕日に向かってカラムーチョを食べよう。」とベランダに出た。他の少年達も「夕日だ、夕日だー!」とベランダに出た。夕日に向かって叫ぶ!というのは聞いたことがあるけど、カラムーチョを食べるのは珍しい。13才・・・・・。夕日も似合う青春真っ只中である。去年ガンで亡くなった舅はこの年に陸軍幼年学校に入り寄宿舎生活をし毎日、厳しい訓練を受けていた。数年後に戦地に赴き、亡くなった友人もいたという。息子を戦地に送り出した母の思いを考えるとやるせない。戦場で「天皇陛下万歳」と言いながら兵士達は亡くなったと聞くが実際には「お母さん」と言って亡くなる人が殆どだったと聞いたことがある。娘が幼稚園の頃「かわいそうなぞう」という絵本を読んで大泣きしたことがある。戦時中の上野動物園で、空襲時に逃げ出したら危険ということで毒入りのエサを与えられたが賢い象は食べなかったため、餓死させられたという話だ。その話を舅にしたとき舅は「やりたくなくても、やらなきゃいけないときもあるんだ。」と声を荒げた。青春時代を戦争に奪われた舅。戦争だけはやってはいけないと亡くなる数日前まで話していたのが印象的だった。窓辺に飾った舅の遺影がベランダの少年達を見て目を細めた・・・・・・ような気がした。人気blogランキングへ今日のお弁当 卵焼きとキュウリのサンドイッチ・ツナサンド・エビフライ・フライドポテト・ 菜の花の辛しあえ