韓国語のお勉強
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前回に引き続いて ラジオの≪まいにちハングル講座≫で学んだ “知って得する(?) 豆知識”をご紹介いたします (↑アシガンが勝手に命名しています^^;) こんな時はこんな風に・・・という言葉の使い方や 日本語と韓国語との微妙な違いなどのお話をさせていただきます~。 -------------------------------------------------- ~ 別れの挨拶 ~ ≪その1≫・・・「さようなら」 日本語なら 「さようなら」 の一言で済むところが 韓国語では 別れる相手のその後の行動によってかける言葉が違ってきます。 日本人にはちょっと面倒ですね。 アンニョンイ カセヨ その場を立ち去る人に対しては アンニョンイ ケセヨ その場に留まる人に対しては どちらも 「さようなら」 の意味で使われます。 これは 韓国語を勉強し始めた初期の段階で皆さんも覚えた言葉だと思います。 ★ では、こんな場合には上記の2つのうちどちらを使ったらよいでしょうか A、道端でばったり会った知人とその場で別れるとき B、電話を切るとき 答えは・・・ カセヨ A ⇒ どちらもその場から立ち去るのでお互いに ケセヨ B ⇒ どちらもその場に留まるのでお互いに ★ その他、次のような場合にはまた違った言葉を使います。 ↓ C、仕事が済んで 「お先に~」 なんて先に帰ろうとするときには スゴハセヨ (お疲れ様です) D、買い物を終えてお店を出るときには マニ パセヨ (たくさんお売りください) ・・・といった声かけもするそうです。 韓国語では、 別れた後の相手の行動により言葉に異なったメッセージが込められる・・・ということのようです。 ★ ≪その2≫・・・言葉遣いの使い分け 自分と相手との人間関係で言葉遣いを使い分けるのは日本も韓国も同じですが、 韓国では日本以上に細分化されているようです。 別れの言葉を例にとると・・・ 目上の人(おおよそ30代以上の同年輩の相手も含む)に対して アンニョンイ ガシプシオ a、公式的な場面では アンニョンイ ガセヨ b、私的な場面では 目下の人(おおよそ20代以下の同年輩同士も含む)に対して チャル ガヨ c、親しくない間柄では チャル ガ d、親しい間柄では いづれも 「さようなら」 の意味で使われる言葉ですが、 相手の年齢や地位によって かしこまった丁寧語尾(a)を使ったり、やわらかい丁寧語尾(b)にしたり、 また、 より簡略化した丁寧語尾(c),又は、ぞんざいな表現(d)で言葉を使い分けます。 実際の人間関係はもっと複雑でこのように単純に当てはめることはできないと思いますが、 このことを意識しながらドラマを見てみると 登場人物の上下関係や親しさ度などが見えてくるかもしれませんよね。 ★ ≪その3≫・・・「またね~」 別れ際に 「またね(また会いましょう)!」 と言ったりしますが 韓国語でも ト ポァヨ ト マンナヨ . とか (また会いましょう) なんてドラマでもよく聞きますよね。 目上の人に対しては ポァヨ マンナヨ プェヨ . ・(会います) の代わりに謙譲語の (お目にかかります) を使います。 あれ ポァヨ マンナヨ . それじゃぁ~、 と にはどんな違いがあるのかな・・・と思いますよね。 どちらも 「会う」 という意味を持ちますが、 は、人と顔を合わせて対面すること自体を表し、 一方の は、出会い・再会・密会・面会のように会う行為を指すそうです。 ということで、日常的には ト ポァヨ と言うのがよさそうです。 (このブログの場では、皆さんとお顔を合わせることがないので 「ト マンナヨ~!」 ですかね。)
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