カテゴリ:新型コロナウイルス
これから、世界中で、国債発行など、(経済対策も含めたコロナ対策の名目で)、ジャブジャブとお金がばらまかれて行くが、これらのあふれかえった資金が、コロナ禍の後の世界経済に、どのような影響を及ぼすのだろうか?
世界中の国家で、輪転機が休みなく回り続け、お札を刷り続けていくことだろう。対策には資金が必要だから、当面の対応としては正論だ。問題は、収束後の世界だ。
米中対立の最中での(コロナ禍という大事件)だが、今後の世界史の流れの大きな分岐点になるかもしれないと想像する。1929年の大恐慌は、世界中に拡散し、世界戦争に流れついた。リーマンショックは、世界中の株価の大暴落を招いたが、大規模な富の再編を結果したが、今回のコロナ禍は、その比では無いようだ。
その影響は巨大であり、ヒトとモノの移動を禁止することは、現代のようなグローバル世界にあっては、致命的である・・・という現実の再確認だ。
将来、人類は感染症で絶滅する・・・と言うのは、僕には大げさすぎると思うし、人類の絶滅は、次の世界戦争によるものと考えるのが、自然だが、それは当面は無い。(米中の冷戦は、沸点に向かって上昇中というのは、間違いない)
にもかかわらず、コロナ禍によって、地球上の力関係は、大きく変容にするだろう。(あと10年も先が無い僕にとっても、一応、他人事とは考えたくない)
1929年代恐慌以上の世界恐慌が来るかもしれないという、一部専門家の意見はさておき、この世界中にばらまかれた巨額のマネーは、世界の金融市場を一変させるかもしれない。
相当な資金が、株や債券などの投資に回されることは間違いない。そして、貧困の格差は、間違いなく拡大し、それに対する強権的な抑圧政治が普遍化するかもしれない。
現在ですら全体主義は、中国や北朝鮮だけではない。相当多くの国々で、独裁政治化は、進んでおり、人権弾圧が強められ、ますます多くの民衆が、泣き叫んでいるが、誰も止められないでいる。
自粛要請の続く中で、そんなことをツラツラ考えている。 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん) ――――――――――――――――――――――――――――――― 米借金、3カ月で320兆円。 新型コロナ対策で過去最大 2020-5-5 ――――――――――――――――――――――――――――――― 新型コロナ死者25万人超す。被害拡大、依然衰えず 2020-5-5 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.07.11 11:12:42
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