カテゴリ:貧困
「ほかに選択肢がないからと、風俗店で働く妊婦は少なくない。妊婦が在籍する風俗店があることに驚かれる方も多いと思うが、その種の店は実在するだけでなく、ここ数年はとくに店舗数を増やしている。それとともに、働く女性たちの数も格段に多くなったという実感がある。」(本文)
「ホームページを見てみると、18歳から25歳までの女性が数多く働いていることがわかる。」 「最近はリカのように、まったくの“素人”が働くようになっている。」 「妊娠していてもできる仕事を探そうとしましたけど、ほとんどないんですよ。」(本文)
これは、2018年の資料だ。今のコロナ禍の中での話ではない。日本の経済格差は、ずいぶん前から指摘され続けてきた。しかし、一向に改善されることがない中で、今や、全労働者の中で、非正規労働者の占める割合は4割に達している。
男女別では、男性21.2%、女性55.3%が非正規労働者だという(2019年度) 多くの若者たち、とくに若年女性の非正規の割合が、飛びぬけて高いというデータは、社会が、安全弁としてしか見ていないことを示している。
「昔はね、うちで働こうっていう子はたいてい風俗経験があったんです。だけどここ2、3年かなあ、風俗未経験の子が面接にやって来るのが目立つようになりました。たいていが10代後半から20代前半の子です」(本文)
(お替わり女は、いくらでもいる)ということだろう。結局、日本の社会は、(女は使い捨てで良い)ということだ。これでは、いつまでも、女性の低賃金は是正されることは無いし、状況は良くならない。
そこで、思いだすのは・・・つい最近のお騒がせ事件だ。 あの軽薄芸人(岡村隆史)の暴言を思い出すたびに、僕は腹が立つ。
風俗店通いを公言し、平気で、女性が貧困で風俗に落ちるのを「絶対面白いことあるんです」と言う・・・・
彼は、生活苦に落ちた女性を手ぐすね引いて待ち望むべく・・・・そのために、「今は我慢してお金を貯めておけ・・・・」というアドバイスをしている。
社会が、彼女を含めた低所得層を支援し、「経済格差解消、貧困撲滅」のためのセーフティーネットを強化するべき時に、その貧困を待ち望み(期待し)、「絶対面白いことがあるんです」と言い切るのだ。
彼女たちの転落に手を差し伸べ、助けようというのではなく、(転落)をヨロコンデイルのだ。・・・・こういう発言が許されるのだろうか?? 繰り返すが、生活苦に落ちた女性を手ぐすね引いて待ち望むような人間を、僕は認めない・・・・・
皆さんは、どう思われるか? (はんぺん) ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「妊婦風俗嬢」が私に明かした本音と涙の理由 「でも、こうでもしないと、生活できないんですよ……」 2018-1-14 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.07.12 14:40:51
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