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2021.01.10
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カテゴリ:北朝鮮

(社会主義幻想)に洗脳され続けた多くのリベラルたちも、いい加減、真実に目覚めて、全体主義の脅威について、理解し始めてきたが、その騙された人々の中の一人が、僕自身である。

 

そのこと自体、恥ずかしいとは思わない。人間である限り、間違いは誰にでもある。問題は(その後!)のことだろう。

(過ちて改めざる、これを過ちという)

「間違う事が悪いのではない。それを反省して改めない事が間違いだ。」という意味だ。

現実の社会主義(全体主義)を見せつけられて、それでも、反省せず、自己批判もせず、独裁体制、抑圧体制を非難しない・・・そして、挙句の果てに「新しい社会主義」(新社会党綱領)を目指すという・・・その節操の無さ、欺瞞的な居直りに、人間という動物の(限界)を見る。

 

(戦争は繰り返しません)とこれまでの歴史の中で、人類は何度も言ってきたし、何度も(繰り返してきた)ことと同じなのだ。

 

北朝鮮の体制の中からは、常に、独裁者の抑圧に呻吟する民衆の怨嗟の声が聞こえてくる・・・それを横目に見ながら、「他国の事については、その国の国民自身が決めることなのだから、日本の我々が口を出すべきではない」と言い切った友人(新社会党員)の(社会主義観)を想像して恐ろしい。

 

日本の「週刊新社会」というリベラル政党(?)機関紙は、この独裁国の訪問記(2013-11-19発行)で、北朝鮮では、「人々が楽しんでいた。(遊戯施設は)どこも満員の盛況だった」そうで、「無料の医療、教育、住宅は、生活に安心をもたらすと実感した。」そうだ。(このでたらめ記事を、朝日新聞のように「取り消した」という報告は、僕は聞いていない)

 

日本人拉致問題を、まったくスルーしてきた、この機関誌に(蓮池・地村・曽我)といった拉致被害者の名前が、ついぞ見たことが無かった。(長期間、購読した結果わかったことだが・・・間違いがあれば指摘願いたい)

 

前にこう書いた・・・(先日、亡くなった拉致被害者・横田めぐみさんの父親の横田滋さん・・・その訃報について、彼らは、どういう感想を持ったのだろうか? 聞いてみたい!!)・・・と。

 

彼らの主張する「人権」とは、いったい、どのようなものか? (日本人拉致)は、立派な人権侵害ではないのか??  「人権」を声高に叫びながら、「人権不在」の運動を平気ですすめるという、ふざけた(運動!)に、僕は、恐怖を覚えてしまう・・・

 

皆さんは、どう思われるか?     (はんぺん)

北元医師が証言…コロナ感染者数の嘘は「公然の秘密」、ワクチン使えぬ致命的欠陥も 2021.1.6 産経新聞

https://special.sankei.com/a/international/article/20210106/0001.html

 

 北朝鮮は新型コロナウイルスの国内感染者について依然、「ゼロ」だと主張している。北朝鮮で感染症の管理に携わった元医師は、産経新聞などの取材に、自身の経験から統計のでっち上げは「公然の秘密」で、感染者は少なくとも3万人は超えると分析する。北朝鮮は海外のワクチン開発企業にハッキングを仕掛けているともされるが、ワクチンを入手したとしても予防に生かせない致命的な欠陥を抱えている実態も指摘した。

(ソウル 桜井紀雄)

 

「平壌はコロナで危険」

 「北朝鮮はこれまでも感染病の状況をまともに認めたことはなかった」

 

 北朝鮮北東部の清津(チョンジン)で医師として疾病統制センターに勤務するなど、感染症の管理に携わり、2012年に韓国に渡った崔政訓(チェ・ジョンフン)氏(46)はこう説明する。

 

 北朝鮮は、新型コロナの感染者が「ゼロ」だと主張し続ける一方、隔離や医学的監視の対象者が累計3万人以上に上ると、世界保健機関(WHO)などを通じて公表してきた。

 

 崔氏は、隔離や監視対象者が発生した地域が、新型コロナが最初に確認された中国と接する地方に集中していることや、感染症の管理に携わってきた自身の経験などを基に、少なく見積もっても実際の感染者はこの3万人を超えると予測する。

 

 ただ、感染を確認するための診断キットは地方にまで行き渡らず、感染疑い例でも現場で数字のでっち上げが常態化していることから「北朝鮮も正確な数を知らないはずだ」とみている。

 

 金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が20年1月以降、公の場に姿を見せずに地方に潜伏することが増え、4月には死亡説まで取り沙汰された。海外に往来する人員の大半は首都の平壌に居住しており、金氏の地方潜伏は「平壌が新型コロナで危険だと判断されたためだ」と崔氏は分析する。

 

韓国がより“社会主義”?

 

 北朝鮮には、感染病に対処するための防疫システムがないというわけでは決してないという。社会主義国であり、防疫のための住民統制は、資本主義国家に比べて容易なはずだ。

 

 だが、崔氏によると、その防疫システムが作動し得ない致命的な欠陥を持っているという。

 まず、感染の封じ込めには、感染源や感染経路を特定するための疫学調査が欠かせないが、北朝鮮では、検査キットが行き渡らず、感染源を特定できない。

 

 次に、隔離させた住民らのために隔離期間中の食料や水を十分に供給できる仕組みがない。住民らは自力で食料を確保せざるを得ず、住民の移動を完全には遮断できない。

 

 崔氏は、韓国で新型コロナでの隔離対象となった知人の脱北者から、韓国当局が十分な食べ物を支給してくれると聞かされ、韓国の方が“社会主義システム”が充実していると感じたという。

 

 北朝鮮は、傘下のハッカーグループを使ってワクチンや治療薬の開発を進める複数の海外企業に対してハッキングを試みているとされる。崔氏は、北朝鮮が将来、盗んだ技術や密輸などでワクチンを入手し、「自国で開発した」と強弁する事態も否定できないと予想する。

 

 だが、ワクチンを手に入れたとしても十分に活用できない事情もある。

ワクチンは冷蔵保存が必要だが、北朝鮮では冷蔵保存ができない環境も少なくない。冷蔵設備があっても平壌でさえたびたび停電があるほど、電力供給が不安定な中、冷蔵が途切れてしまうことも日常茶飯事だ。

 

崔氏は北朝鮮で実際、はしかや結核、肝炎などのワクチン接種を指揮してきたが、「これでは効かないな」と効果を疑いながら接種を進めた経験もあるという。

 ただ、一部の特権層に限っては、そのような心配はなく、特権層が使う医療施設については、貧しい一般住民は目にしたこともないほど「格差が両極化している」。

 

×印に扉にくぎ打ちつけ

 北朝鮮では、感染病が流行した際の隔離環境も劣悪だ。崔氏によると、住居入り口の扉に「×」字型に木をくぎで打ちつけて、入り口をふさいでしまうケースもある。新型コロナ禍以降は特に状況がひどく、多くの家がそうした措置に遭ったという。

 崔氏は、閉じ込められたまま死亡する人もいるはずだと説明した上で、北朝鮮で住民は人として扱われず、「基本的人権である生存権すら保障されない」と強調する。

北朝鮮は、新型コロナに限って感染者ゼロに固執しているわけではなく、過去のインフルエンザの流行でさえ、実際の感染状況を公表してこなかったという。

 

 例えば、インフルエンザで日本や米国で何人の死者が出たとか、流行する季節であり、注意すべきだと伝えることはあっても、北朝鮮国内のどの地域で何人が罹患(りかん)したかといった情報は住民に一切、知らされない。

 検査キットがなく、感染の確定ができなくとも、保健当局は、病院ごとに発熱やせきといった症状がないか集計するよう指示している。だが、崔氏の経験でも、現場の医療機関から報告された数字は日付や地域で整合性が合わないことがしばしばあったという。

 

 「医師らは、給与もまともに保証されず、食べるのにも困る状況。苦労して現場に出向いて確認するより、座ったままで数字をでっち上げようとする。北朝鮮の人間も自国の統計を信頼しない」

 

 北朝鮮は、WHOに新型コロナに関する検査総数も報告しているが、崔氏は、現実に合わせるのではなく、体制の「感染者ゼロ」という主張に合わせ、何度か検査し、陰性となった数字だけを報告しているのだろうと推測する。

 

 北朝鮮は、脆弱(ぜいじゃく)な医療体制の中でも、新型コロナに関する韓国からの支援の申し出を拒み続けている。その理由を崔氏は「北朝鮮にとっては体制の維持が最も重要」だからだと指摘。核やミサイルを開発できてもワクチンや治療薬はつくれず、韓国が支援したとなれば、「国家のプライドが傷つけられ、体制にも否定的な影響を及ぼしかねないためだ」と読み解く。






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最終更新日  2021.01.10 22:47:34
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