カテゴリ:中国
地獄のウイグル・・・全体主義の脅威から、目をそらすモノたちに(人権)を語る資格はないと思う。
以前、(北朝鮮の政治犯収容所の人権侵害に異議あり)という僕に対して、僕たちの学習会仲間だった、新社会党の友人は、(その国の事案は、その国の人々しか関われない。我々は、口出しすべきではない)という言い方をしたので、驚いたことがあった。
彼は、学生時代、ベトナム反戦運動で、盛んに(口出し)したし、世界中の民衆が、高揚したベトナム反戦運動で、(口出し)したものだった。
彼らは(人権)(民主主義)を叫びながら、いままた、ウイグルで、チベットで、カザフスタンで、民衆の人権が侵害されている現実に、見て見ぬふりを決め込む・・・彼らの(人権)(民主主義)とは、いったいどんなものか???
皆さんは、どう思われるか? (はんぺん) ―――――――――――――――――――――――――――――――― 「ウイグルジェノサイド」(ムカイダイス著、ハート出版)から、一部紹介・・・・
ケリビヌル氏の証言(152~157ページ) 彼女は、2017/3/1~2018/8まで「男性収容所」の中で、中国語の教師として働いた。また、2018/9~10月末「女性収容所」で働いていて、当時の実態を詳しくインタビューで、語った・・・ ―――――――――――――――――――――――――― 「収容されたウイグル人の男性は、毎日グループに分けられ、尋問に連れて行かれた。尋問室と拷問室は、地下室にあった。お昼ごはんの時や授業中などに、拷問に耐え切れない男性たちの悲惨な叫び声が聞こえていた。その恐ろしい悲鳴のこだまが建物の内部に響いていた。」
「私のクラスの生徒の中で、尋問に連れて行かれて2度と帰ってこない人もいた。警官の一人が、こっそりと、人々を電気椅子に座らせ感電させる、電気を通すヘルメットを被せて感電させる、電気を通す手袋をはめて感電させる、お尻に電気棒を入れて感電させるなど、4つの拷問の方法について教えてくれた。」
「私が、強制収容所にいた最初の3週間で、2人の生徒が死んだ。強制収容所では、前立腺が炎症を起こすなどの病気が蔓延していた。これは、収容所内では、1日3回、1回1分のトイレ時間しかない。収容所に連れてこられた時は、元気でもだんだん弱って、歩けなくなる人もいる。」
「女性収容所」で、私が教えたのは、1万人ほどの女性たちだった。彼女らに習近平や共産党を讃える内容の中国語の歌を教えたりした。教えること以外は、彼女らと話すことが許されなかった。声をかけることも、監視カメラがあるために不可能だった。」
「毎週月曜日、彼女らは収容所にある『医務室』と名付けられたところで、注射を打たれ、血を取られていた。毎日1錠ずつ、白い薬を飲まされた。ある日、廊下を歩いていると、若い女性の死体を引っ張っているウイグル人の女性警官に出くわした。(収容所で働いているウイグル人は、彼女と私の2人だけだった)」
「彼女は、監視カメラの無いところを選んで、私に『ここで、女性たちに与えられている薬は、子どもができない身体にする薬で、若い女性に気づかれないように、食べ物の中に隠して与えている。死んだこの若い女性は、その薬のせいで出血多量で、死に至った』と教えてくれた」
「収容所のとある警官が、私に『誰にも言うなよ』と前置きしてから『若い女性たち5~6人が、毎日のように呼び出され、収容所の上の幹部や警官にレイプされている。時には、彼女らの性器に電気棒を挿して、その苦しむ姿を楽しむこともある』と言った。」
「私は、この2回にわたって収容所で働いた間に、収容された人々の中で精神異常者になった者や、体に障害が残った者などを何百人も見た。耐えられない経験だった」
―――――――――――――――――――――――――――――――― 「ウイグルジェノサイド」(ムカイダイス著、ハート出版) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.09.11 00:00:15
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