カテゴリ:中国
中国共産党が主導する帝国主義的覇権主義の脅威 2022-2-19 (はんぺん) いま、尖閣諸島の海域は、中国の海警(武装船)が、頻繁に出没して、日本の漁船に圧力をかけながら、操業妨害し、領有権主張を声高に叫びつつある・・・ このような覇権主義は、今に始まったことではない・・・
こういう歴史的経過があるのは、確認しておくべきだろう。 ・・・・1991年の9月にフィリピン上院が米比基地協定の延長を否決したために返還が決まり、翌年、米軍は撤退した。 中国は、米軍の撤退を待ってましたとばかりに、フィリピンが領有を主張していたミスチーフ礁に軍事施設を建設した。 さらに、北部ルソン島沖のスカボロー礁にも、監視船などの公船を常駐させ、実効支配を強化していく・・・・ このような現実を、どう考えるか・・・???
もう少し詳しく・・・・ 1992年、フィリピンはフィリピン国内からアメリカ軍を追い出しました。 (スービック海軍基地、クラーク空軍基地の撤退) 1995年1月、中国はフィリピンが実効支配していた南沙諸島に進攻し、 ミスチーフ環礁に軍事監視施設を建設しました。
1995年フィリピンは中国に艦艇の撤収を要求しましたが、中国側は「建造物は軍事施設ではなく、漁船の避難施設である」とし、撤収を拒否しました。 フィリピン政府は調査船を派遣しますが、中国軍艦艇により追い返されてしまいます。
フィリピンは、軍事力で中国に勝てないので、アメリカやASEANに援助を求めました。アメリカもASEANも、中国を強く非難。 中国も、「話し合いで解決する」ことを約束しました。
しかし、中国はその後も同環礁にいすわりつづけ、1998年には軍事施設を拡充。 フィリピン政府は抗議しましたが、現在も中国は無視しています。
中国の帝国主義的な振る舞いは、周辺諸国に重大な脅威を与え続けてきた。いま、人類にとっての最大の脅威は、共産党独裁国・中国だ。そのことが、どういうわけか? わからないのか? 見て見ぬふりをしたいのか? そう、リベラルたちの認識は、決定的に間違ってきた。
沖縄米軍基地に反対したり、安保や自衛隊に反対してきた自称リベラルたちの(犯罪性)は、際立っている・・・と書いてきたが、(懲りない面々)には、(反省する勇気)は、見られない。
社民党や新社会党、MDSやアサートのHPを見ても、ピント外れの内容ばかりが、溢れている。 あなたたちの60年、70年の人生は、いったい何だったのか? いつも、僕が問いかけるのだが・・・・・・
皆さんは、どう思われるか? (はんぺん) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ウイグル弾圧。「教師」にされた女性の苦悩 2021-4-14 産経新聞 【ロンドン=板東和正】中国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区の収容所で2018年春までの約5カ月間、収容者に中国語を教えることを強いられたカザフ族の女性が産経新聞のオンライン取材に応じた。
収容所では中国共産党への忠誠をたたき込む授業が連日行われたほか、イスラム教の礼拝日を祝った収容者が性的暴行を受けたとも証言。 「再教育」を名目にした人権侵害の実態が浮き彫りになった。
女性はサイラグリ・サウトバイさん(44)。現在はスウェーデンで亡命生活を送っている。
2016年から自治区イリ・カザフ自治州で幼稚園の運営責任者を務めていたが、17年11月に警察に呼び出されると、理由を説明されずに拘束された。黒い袋をかぶせられ、同州の収容所に車で連れて行かれた。
収容所では中国人民解放軍のものと似た迷彩服を着るよう命じられ、警察官に「お前は再教育施設で中国語の教師になるんだ」と言われた。 「再教育施設での情報を漏らしたら死刑にする」「(他の収容者との)接触や私的な会話を禁じる」など中国語で書かれた誓約書に署名させられたという。
収容所には中国語ができない少数民族のウイグル族やカザフ族らが収容されていた。サイラグリさんは自身がウイグル語やカザフ語のほか、中国語も堪能だったことから「収容者に円滑に中国語を教えるために教師に選ばれた」と推察する。
「忠誠」教え、従順さを評価
収容所の約2メートル四方の居住房に1人で入れられ、他の中国語の教師と接触できなかった。
毎朝午前6時に起床し、7時~11時まで教室で男女の収容者約60人に中国語を教えた。「生徒」の収容者は番号で呼ばれ、手錠や足かせをつけて授業を受けた。サイラグリさんは「苦しい表情を浮かべて弱った収容者と直面し、ショックを受けた」と振り返る。
午前11時からは約1時間、中国共産党への忠誠を教える授業を行うことを命じられた。「習近平国家主席万歳」などの中国語のスローガンが書かれた紙を頭に乗せ、「生徒」とともに叫び続ける内容だった。
警察官2人が授業を常に監視し、「生徒」がどれだけ大きな声で数多く叫んだかを評価。授業中の従順さに応じて点数をつけ、「生徒」を管理の厳しさが異なる3つのグループに振り分けていたという。
信仰捨てたか試され 収容者がイスラム教の信仰を捨てたかどうかが試される出来事もあった。
18年1月のことだ。20代の女性収容者が100人以上の収容者の前で「金曜日の礼拝日を祝うメッセージを収容される前に携帯電話で友人に送った」と告白させられた。直後、複数の警察官はその女性に性的暴行を加えた。
その様子を見て怒りの表情を浮かべたり、直視しなかったりした収容者らは信仰を捨てていないと判断され、警察官に暴力を振るわれたという。その場にいたサイラグリさんは目を伏せずに見るしかなかった。
女性収容者への性的暴行は横行していたともいい、サイラグリさんは「中国当局は(収容所の)警察官に性的暴行を自由に加えられる権利を与えていた」との見方を示した。
収容所には警察官らが収容者を拷問する「黒い部屋」と呼ばれる約20平方メートルの部屋があった。 監視カメラはなく、薄暗い室内に拷問器具が並べられていた。
信仰があつく、警察官らに従わない収容者らは黒い部屋に連れて行かれ、爪を全部はぎとられるなどされていた。全身血だらけで出てきた収容者もいたという。
サイラグリさんも一度、他の収容者との接触などを禁じる誓約書に違反したとを疑われ、黒い部屋で棒で殴られるなどして、気を失ったことがある。
18年3月に釈放され、自治区に隣接するカザフスタンに逃れた後、国連の助けを得て、夫と子供とともに19年6月にスウェーデンに渡った。
スウェーデンに入国後、英BBC放送などで収容所での経験を告白。サイラグリさんは「ウイグル族やカザフ族が中国に弾圧されている真実を世界に向けて告白するため、自治区から逃れてきた」と訴えている。
一方、中国外務省の趙立堅(ちょう・りつけん)報道官は昨年3月に、サイラグリさんについて「嘘をでっち上げた」と非難している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.02.20 00:01:56
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