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2022.02.25
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カテゴリ:社会主義

サッチャーの名言から、何を学ぶか? 

       2022-2-25  (はんぺん)

唯物論的に見るしかない冷厳な現実だ・・・

世界屈指の強力なロシア軍隊が、弱小なウクライナ軍を蹴散らす・・・このような暴虐がまかりとおるのは、実力(ゲバルト)が、全ての人類歴史の現実だ。

そこに知性の出る幕は無い。

 

英首相チェンバレンが、1938年のミュンヘン会談で、ヒットラーの暴走を止めなかったツケが、ナチスのやりたい放題の暴挙を許してしまった。独裁者に見て見ぬふりをした結果、第2次大戦では、全世界に未曽有の被害をもたらした。

 

サッチャーの名言が、頭に浮かぶ。

「確かに戦争は悪です。しかし、その戦争によってもっと巨大な悪をストップせねばならぬこともあります。もし連合国がヒットラーをストップしなかったら今頃世界はどうなっていましたか」

 「平和は貴いものです。しかし、自由はもっと貴いのです。独裁の中での平和よりも混乱の中での自由の方がはるかに人間的であると私は思います。その自由のシステムが存亡の危機にあるとき、自由を愛し、自由の恩恵に浴している人間は立ち上がらねばなりません」(サッチャー元英国首相)

かって、僕たちは、民主主義を破壊する全共闘の暴力(ゲバルト)を止められなかった・・・その結果、(自殺的な70年闘争)に突き進む結果になった。その全共闘の無法に(平和共存)しようとしたのが、サークル主義者たちだった。

 

しかし、僕は、サークル主義者たちの能天気な観念論的楽観主義だけを批判しているのではない。彼らが、(今そこにある危機)から、身を引き、安全地帯に逃げ込んだことについては、今でも怒りを覚えるが、それ以上に、真の勇気とは何か?ということについて、考えている。

 

安保、自衛隊、在日米軍基地をはじめ、スパイ防止法、憲法改正など山積する諸課題に、(社会主義幻想)(マルクス・レーニン幻想)に洗脳されて身動きできなくなったリベラル側に誰が軍配を挙げるだろうか?

 

そう、歴史から学べない多くの人々の事を言っている。

皆さんは、どう思われるか?     (はんぺん)

―――――――――――――――――――――――――――――――

「ウクライナ人に謝りたい」 ロシア各地で反戦デモで、1,700人超が拘束  2021-2-25   産経新聞

ロシアによるウクライナ侵攻への抗議活動が24日、首都モスクワなどロシア各地で行われた。

露人権監視団体によると、24日夜(日本時間25日未明)時点で、モスクワで少なくとも956人が治安当局に拘束されたほか、全国44都市で1745人以上の拘束が確認された。

 

抗議活動に参加した20代の女性会社員は「ウクライナ人の前に立つのが恥ずかしい。謝りたい」と話し、「経済制裁、国際的孤立…。ロシアはこれで終わりだと思う」と話した。

 

30代の男性会社員は「なぜクレムリン(露大統領府)の誰もプーチン(大統領)を止めないのか。ウクライナとの戦争はロシアの民意ではない」と憤った。

 

露SNS(会員制交流サイト)上でも議論が起きた。

「やった! 早く(ウクライナ政府の)迫害から人々を救い出すべきだ」など侵攻を称賛する声は少数で、「プーチンは戦争犯罪者として処罰されるべきだ」「独裁者はいつも『生存圏』や『自国民保護』という美名の下で戦争を始める。どんな言葉も戦争を正当化できない」「国家的恥辱だ!」など否定的なコメントが多数見られた。

 

(モスクワ 小野田雄一)






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最終更新日  2022.02.25 13:32:04
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