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天安門事件は、ほんの一例に過ぎない。社会主義の真実(非人間性)を暴露し続けることが、未来の希望に繋がっていく・・・ 2022-7-9 はんぺん 1989/6/4の(天安門事件)・・・・社会主義独裁の(犯罪事件)は、日本のリベラルたちにとっては、他人事であったかのようで、今でも不思議に思われる。
多くの商業新聞が、独裁の不当性を報道していたが、リベラル派の機関紙などには、あまり(抗議)(非難)が無かったのが、強く思い出される。
僕のほとんどの情報は、リベラル派が蔑視?する商業マスコミにより得ることになる。テレビや新聞、ネットで得られる情報量は、相当なもので、リベラル派の機関紙や党声明、談話などで発信されたのは、本当に少なかったように思う。
そう・・・彼らは(不都合な真実)をできるだけ隠したかったのだから・・・ 俎上に載せて、きちんと(評価)を試みようとすれば、(自己否定)になるかも・・ と思ったのかしら? それとも、取り上げて俎上に載せれば、次の選挙で敗北するかも・・・・と予想したのかしら・・・?
不誠実な態度は、国民(主権者)を甘く見下していた・・・・と思われても言い訳できないだろう。 そして政治とは、国民の生命と財産を守る仕事ゆえ、結果として、その(資質)を問われてしまったのだ・・・・
同じことが、あの北朝鮮の独裁者による「日本人拉致問題」についてもいえる。2002年、日朝首脳会談で、独裁者:金正日は、日本人拉致を認めてしまった。これが、真実だったが・・・・(社会主義幻想)に洗脳された日本のリベラルたちは、右往左往する以外に、何もできなかったのだ。
すでに、それまでに多くの兆候があり、マスコミでも少しづつ情報漏れが続いていたが・・・・「北朝鮮が、拉致などするハズがない」(土井たか子)という認識が、知識人層の主流意見だったようだ。多くの真実情報が、秘密主義、鉄のカーテンで、隠されてきた経過は、理解できなくはない・・・・ここまでは、許せる・・・・・
問題は、その後のことだ。真実が暴露されたにもかかわらず、日本リベラルの対応・反応は、ブザマだったように、僕には思える。きちんとした(総括)は、なされなかった・・・・問題の本質が、(社会主義体制そのもの)にあり、根本的な見直しが、不可避であったにもかかわらず・・・・だ。
その端的なフレーズが、拉致問題に関して「北朝鮮との国交正常化のなかでは、戦後補償が出てくるでしょう・・・・北朝鮮には補償を何もしていないのだから・・・・そのこととセットにせずに、「9人、10人返せ!」ばかり言ってもフェアではない」 (2001年、辻元清美)だろう。 居直りと (はぐらかし)だった。
これでは、誠実な態度からは、ほど遠い。運動そのものに対する検証もできなかったのだから・・・・
総じて、日本リベラルの欠点は、若いころに得た知識(過ちも多くあった)を、そのまま、検証抜きで、その後もその(色眼鏡)で、社会を眺めつづけていることではないか・・・・? そう(真の更新作業)が、ネグレクトされていたように思えるのだ・・・・
皆さんは、どう思われるか? はんぺん ―――――――――――――――――――――――――― 塗りつぶされない心 (天声人語) 2022-7-1 朝日新聞 香港のいまを描く映画を2本見た。今夏、日本で公開される「時代革命」と「ブルーアイランド憂鬱(ゆううつ)之島」。どちらも自由化を願う2019年の抗議運動が弾圧される過程に迫る
▼両作品とも香港では劇場上映されていない。「時代革命」はデモに加わった若者が叫んだ標語でもあった。タイトルが監視当局を刺激しかねず、海外の映画祭でも直前まで伏せられてきた
▼かつて記者として駐在した香港の見慣れた繁華街で、これほどむきだしの強権がデモを蹴散らしていたとは。中国語を学びに私が毎週通った大学に催涙弾が撃ち込まれる場面は悪夢としか思えない
▼14年の雨傘運動のころとは何もかも変わった。選挙の民主化を訴えて若者たちが2カ月余、幹線道路を占拠。だが警察は遠巻きに包囲するのみ。当時も〈時代革命〉の標語が街にあふれた。等身大パネルの習近平(シーチンピン)国家主席の手には黄色い傘が結わえられ、デモ参加者が楽しげに撮影していた
▼国家転覆共謀罪、公共秩序暴動罪、不法集会罪……。 「憂鬱之島」では、訴追された人々が罪名とともに次々と紹介される場面がある。香港国家安全維持法が施行された20年以降、幾多の人々が自由を奪われた。画面の「被告」たちは若く、まなざしに憤りをたたえる
▼香港が英国から返還されてきょうで25年。共産党の赤、親中派の青。この2色が香港の空を覆い、抵抗のシンボルの黄色はすっかり消えた。 だが自由を希求する人々の心まで塗りつぶすことはだれにもできない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.07.09 00:00:14
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