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2022.07.16
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カテゴリ:日本共産党

変わるのか?変わらないのか? 変われないのだろうな、日本共産党!!    2022-7-16   はんぺん

今回の参院選挙では、リベラル?の一方の柱の共産党は、(敗退)した。

というか、ここ数十年間、党勢は低落・低迷し、各種選挙は後退の一方だ。

(反省できない懲りない面々)は、社民党だけではないのだ。

 

以前、このブログで、長期政権!?の弊害について何度も述べてきた。スターリン・毛沢東・金日成・カストロ・ホーチミン・・・・多くの全体主義国家では、独裁者が長期間、権力を握り続け、人民を弾圧してきた歴史がある。

 

共産主義・社会主義の(行きつく先)と言いたくないが、現実の歴史から、目をそらすわけにいかない

・・・・・

 

振り返って、日本共産党という権威主義的政党は、どうだったのか??

やはりご多分に漏れず、悪弊は党の将来に、真っ黒い影を落としていた。

以前のブログで、こう書いた・・・

宮本顕治は、書記長→幹部会委員長→議長(195881日 ~ 1997926日)と、トップに、なんと40年間も、居座った。

不破哲三は、やはり、書記長→幹部会委員長→議長(197077日~2006114日)と、やはりトップに、37年間も、居座っている。

志位和夫は、書記局長→委員長(現職)と、就任からもう20年近くも現職で、長期政権を、継続中だ・・・・・・

こんなことは、自民党や社会党(社民党)など、他党では、考えも出来ないことだ。このあたりに、長期独裁政権を続けることができたスターリンや毛沢東、チャウシェスク(ルーマニア)、ホーチミン、金日成などに、通ずる問題点があるのだろう・・・」

(参考)

朝日社説が触れない共産党の”長期政権”  2020-1-24    週刊正論

https://plaza.rakuten.co.jp/hannpenn/diary/202004240003/

 

共産党「不破哲三元議長」は90歳。 最高指導部に居座るのは森の中に大豪邸があるから?       2020-1-26   デイリー新潮

https://plaza.rakuten.co.jp/hannpenn/diary/202004260001/

 

もともと共産党には、(民主集中制)という、リーダーにとっては、まことに都合の良いシステムがあるので、党内民主主義は、実現されることは無かった・・・・・・多くの(反党分子)、(修正主義者)、(対外盲従集団)が、生まれ、党内で分裂を繰り返した挙句、(モノ言えぬ)政党に転落し、党の活性化のきっかけを失ってしまった・・・・

 

多くの若者たち、多くの労働者の期待に応えることなく、(全党一丸となって)転落の真っ最中・・・・これは、決して言い過ぎでは無いと思うが・・・・・

 

そして、末端現場で、間違った党の方針に忠実に従い、呻吟してきた党員たち・・・・僕は、哀れとしか言いようがない・・・

 

皆さんは、どう思われるか?    (はんぺん)

――――――――――――――――――――――――――――

共産、苦境の100周年。 党員減・共闘失速、打開探る 「現実路線」のアピール腐心  2022-7-15  朝日新聞デジタル

 共産党は15日、創立100年を迎える。最古参の政党は時代に合わせて「現実路線」をアピールするも、頼みの野党共闘は失速し、党員減少に歯止めがかからない。約20年間トップを務める志位和夫委員長は「強い党を作ることが責任」と語るが、前途は多難だ。

 

 「攻撃や迫害にさらされてきた100年だと言っても過言ではない。不屈にがんばってきた」

 

 志位氏は14日に国会内で開いた記者会見で、こう力を込めた。そのうえで、「覇権主義は許さないという我が党の立場は、ロシアや中国の覇権主義が深刻になっているもとでいよいよ重要だ」と述べ、中国や旧ソ連の共産党とは違うことを強調した。

 

 1922年に結党。国政政党で唯一、戦前から残る。戦後は武力革命路線を明確に否定し、共産主義社会をめざす綱領が整備され、戦前から幹部だった宮本顕治氏、不破哲三氏が議長として党を率いた。野党の中で共産排除の機運が高まり、国会で孤立が進んだ時期もあった。

 

 1990年代、非自民連立政権の崩壊などで野党票の受け皿となり、98年参院選では比例区で過去最多の約820万票を獲得したが、志位氏が委員長に就任した2000年以降、自民党と民主党の2大政党の間で埋没。

 

民主党政権崩壊後の13年参院選、14年衆院選で党勢を持ち直した。15年に安全保障法制反対の世論の高まりを受け、野党共闘を成功させて存在感を増した。

 

 ところが、昨秋の衆院選は逆風が吹いた。立憲民主党と政権枠組み合意を結んだことで、安保政策の違いから与党などが「野合」と批判。議席を減らした。

 

 この影響で、今回の参院選は共闘が限定的となり、野党候補が競合。全国に32ある1人区で野党は4勝28敗と完敗した。共産は目標「比例5議席、得票650万」に大きく届かず3議席、約360万票の獲得にとどまった。

 

 参院選前、志位氏は現実路線をアピール。ロシアのウクライナ侵攻を踏まえ、有事には自衛隊を活用する考えを強調したが、与党などから「ご都合主義」と批判され、支持者からは「軍拡議論に乗ることになる」と不安の声があがった。

 

 党は参院選を「自力をつける取り組みは、質量ともに立ち遅れを打開できていない」と総括した。

 

 00年代に約40万人で推移していた党員は20年に約27万人まで減少。党運営の資金源となっている機関紙「しんぶん赤旗」の購読者数も20年間で半減した。

 

 次の100年に向けてどう党を立て直すのか――。

 

 志位氏は14日の会見で、共産系の青年組織のメンバーが増えていることや、東京選挙区の候補者の陣営に若者のボランティアが200人以上参加したことを挙げ、「若い方々の中で芽が出始めている。これを本当の流れにして『強い党』を作りたい」と強調。党執行部の「新陳代謝」が課題となっているが、自身の即座の辞任は否定し「世代的継承を成功させたいと考えているところだ」と述べた。

 

 党名が党勢伸び悩みにつながっていると長年指摘されてきた。変更の可能性を問われた志位氏は、笑顔でこう返した。「私たちの理想と結びついた名前。これから先の100年もこの名前で戦う」(横山翼)

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野党共闘路線、道険し。進む組織弱体化。 共産、15日結党100年   2022-7-15    時事ドットコム

 共産党が結党してから15日で100年を迎える。

 

 反戦平和を堅持しつつ、天皇制や自衛隊を容認するなど現実路線へかじを切ってきた。だが、党勢はふるわず、組織の弱体化は進む。活路を求めた野党共闘路線の手詰まり感も否めず、展望は開けていない。

 

 志位和夫委員長は14日、結党100年を前に記者会見し、「どんな困難も乗り越え、国民の共同の力で社会変革を進める」と強調。次期衆院選をにらみ、「日本の政治を変える道は共闘しかない」と語り、引き続き野党共闘路線を進める考えを示した。

 

 同党は1922715日に非合法政党として結党。思想弾圧を受けたが、戦後に党を主導した宮本顕治元議長は国会で過半数を得ることで変革を目指す「平和革命路線」を打ち立て、定着させてきた。後を継いだ「党の理論的支柱」の不破哲三前議長は志位氏とともに、党綱領の全面改定に取り組むなど「現実・柔軟路線」を推し進めた。

 

 2000年党大会の規約改正では「前衛政党」の表現を削除。04年の党大会では綱領を改定し、これまで否定してきた天皇制と自衛隊を当面容認する姿勢に転じた。

 

 路線修正は無党派層の支持拡大を図る狙いもあったが、党勢は低迷。党員数は90年の約50万人をピークに減少し、20年には約27万人まで落ち込んだ。政党交付金を受け取っていない同党の活動資金を支えるのは機関紙「しんぶん赤旗」。その購読者数は80年に355万人だったが、20年には約100万人に転落した。

 

 同党は大型国政選での野党共闘に活路を求めるが、昨年の衆院選では実を結ばなかった。敗北した立憲民主党は共産党との全面的な共闘をちゅうちょし、先の参院選では限定的な協力にとどまった。志位氏は会見で「課題を残した」と認めた。

 

 共産党は、昨年の衆院選に続いて議席を減らしており、今後は野党内での発言力が低下するのは避けられない。党勢回復へ正念場を迎えている。 

―――――――――――――――――――――――――――――――

共闘見通せない共産、結党100年目前に三重苦も

     2021-11-28  内藤 慎二    産経新聞

共産党は27、28両日の第4回中央委員会総会(4中総)で、先の衆院選で立憲民主党などと展開した共闘路線を参院選でも継続する方針を確認した。ただ、立民代表選に立候補した4氏は共闘の在り方を見直す考えを表明している。共闘したにもかかわらず衆院選で議席も得票数も減らした共産は機関紙の部数や党員数の減少にも直面しており、来年の結党100年を前に正念場を迎えている。

 

「国民に対する公約だ。参院選でもこの立場で臨みたい」。志位和夫委員長は4中総終了後の28日の記者会見でこう述べ、衆院選で立民などと行った候補者調整を含む共闘を継続する考えを示した。衆院選では共闘の調整が遅れたとし、参院選に向け早急に他党との合意を得たいとも語った。

 

とはいえ、共闘は相手があってこそ成り立つ。立民代表選に出馬した4氏は共産との連携を続けるべきだとしているが、共闘の在り方は見直す考えだ。立民は衆院選で後退し、共産が期待する政権獲得後の「限定的な閣外協力」を含む深い関係が続くかは不透明だ。志位氏は4氏の見解に「コメントしない」としつつ、新代表への期待として「力を合わせて野党共闘の路線を発展させていきたい」と述べた。

 

難題は他にもある。政党交付金を受け取らない共産の活動資金は機関紙「しんぶん赤旗」の購読料と、党員から集める月々の党費(実収入の1%)が核だ。

 

しかし、赤旗の部数は減少傾向にあり、100万部を割った。党員数も高齢化を背景に20万人台にまで減った。赤旗は16日付で「全党的には、毎月3割前後の党費未納党員を残しています」と発信。共産の事情に詳しい政府関係者は「『党費はきちんと払ってね』という切実なお願いだ。資金面で相当、困っているのではないか」と分析する。

 

赤旗の宅配は党員のボランティアに頼る部分があり、党員減少は負の連鎖を招きかねない。他党との共闘に執着する背景には、独力での党勢回復を困難にしているこうした厳しい現実も見え隠れする。

 

元参院議員で党政策委員長を務めた筆坂秀世氏は「かつては供託金を没収される覚悟で全候補者を自前で擁立していたが、今は無駄金を使う余裕がなくなった。野党共闘でしか党が生き残る道がないのだろう」と解説する。

 

現存する政党で最も古い共産は大きな曲がり角を迎えており、志位氏ら執行部の手腕が問われている。(内藤慎二)






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最終更新日  2022.07.16 00:00:06
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