カテゴリ:北朝鮮
独裁者の蛮行に、見て見ぬふりで、やり過ごしてきたリベラルに(人権)を語る資格無し・・・・ 世界は、全体主義に如何に向き合うか? 地球の未来がかかっている・・・・ 2023-3-4 はんぺん 北朝鮮の駐英公使だった太永浩(テ・ヨンホ)氏(2016年に韓国に亡命)は、北朝鮮の核ミサイル開発の資金源について・・・・ 「北朝鮮は国をあげてハッカーを養成している」と述べ、ハッキングで盗んだ暗号資産が資金源になっているとの見方を示した。(本文) 「中東などへの兵器・軍事技術の移転や麻薬などの不法取引に加え、中国からの経済援助も有力な資金源だと指摘。」(本文) と述べている。
また、BBCは・・・ 「北朝鮮の支援を受けたハッカー集団が、昨年1年間で17億ドル(約2200億円)相当の暗号資産を盗んだと、ブロックチェーン分析会社チェイナリシスが1日、報告した。 これまでの北朝鮮による暗号資産窃取の最多記録は、2021年の4億2900万ドルだった。昨年はその約4倍に急増したことになる。 世界全体で昨年盗まれた暗号資産は計38億ドルで、その44%に北朝鮮が絡んでいたとされる。チェイナリシスは昨年を「暗号資産ハッキング史上最大の年」だったとしている。」(本文) ・・・と報道している。
この現代社会で、このような醜悪極まる蛮行が、一人の独裁者の号令の下に行われていることに、心底から怒りを覚える。 同時に、この独裁者に寄り添い、その蛮行を非難せず、見て見ぬふりをしてきたリベラルたちの間抜けさにも、呆れてしまう自分がいる・・・・
皆さんは、どう思われるか? はんぺん ―――――――――――――――――――――――――――― 産経抄 2022-11-21 産経新聞 旧ソ連の独裁者スターリンには2男1女があった。ことさら一人娘のスベトラーナをかわいがった。笑顔のスターリンが9歳の娘を抱きかかえている写真は、溺愛ぶりをよく表す。1935年に撮影されたものだ。
▼その数年前には集団農業化などにより、穀倉地帯のウクライナでは数百万人の餓死者が出ていた。大粛清と呼ばれる政治弾圧の犠牲者は1千万人にのぼるといわれる。父親の首にしがみついているスベトラーナは、そんな悲劇を知る由もない。
▼北朝鮮は18日、新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」を日本海に向けて発射し、北海道沖に落下させた。北朝鮮メディアは金正恩総書記が発射場に娘を同行させていたと報じて、話題を呼んでいる。
▼公開された写真では、白いダウンコート姿の娘が正恩氏と手をつないで発射場を歩いたり、正恩氏と李雪主夫人の間で娘が発射を見守ったりしている。正恩氏には3人の子供がいるとされ、12歳ごろの年格好の娘は、第1子か2子とみられる。「後継」を暗示するのか、北朝鮮専門家の間でも意見が分かれる。
▼6歳の時に母親に先立たれたスベトラーナは4度の結婚を含めた波乱の生涯を送る。なかでもスターリンの死後、米国への亡命を果たしソ連政府を公然と批判すると、大きな反響を引き起こした。
まもなく発売された回顧録では、スターリン時代をこう総括する。 後世の人たちにとって「イワン雷帝の治世にも似て、はるかに遠く、不可解な、戦慄をさそうほどに恐ろしいものになるのだろう」。
▼正恩氏の娘もいつか知ることになる。 相次ぐミサイルの発射実験とは裏腹に多くの国民が飢えに苦しみ、日本人の拉致という国家犯罪に手を染めていた北朝鮮の戦慄の事実を。 ――――――――――――――――――――――――――― 北朝鮮の資金源は「暗号資産」、核実験は超大型弾頭次第。元北外交官の韓国議員インタビュー 2022-12-26 産経新聞 北朝鮮の駐英公使だった2016年に韓国に亡命し、現在、韓国与党の国会議員を務める太永浩(テ・ヨンホ)氏(60)が26日までに、ソウルで産経新聞などのインタビューに応じた。
弾道ミサイルの発射を続ける北朝鮮の資金源がサイバー攻撃で窃取した暗号資産や兵器の密輸だと指摘した。また、北朝鮮が7回目の核実験を行うタイミングについて、超大型核弾頭の開発が影響するとの見通しを明らかにした。
国をあげてハッカーを養成
太氏は「北朝鮮は国をあげてハッカーを養成している」と述べ、ハッキングで盗んだ暗号資産が資金源になっているとの見方を示した。
中東などへの兵器・軍事技術の移転や麻薬などの不法取引に加え、中国からの経済援助も有力な資金源だと指摘。
「最近、習近平国家主席と金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が以前より交流していることが注目される」と語った。
北朝鮮は核実験に踏み切る可能性が指摘されるが、太氏は、中国が核実験に反対しているとして、「今すぐ行うことはない」と述べた。同時に、北朝鮮が目標に掲げる超大型核弾頭の製造が完了した場合は、核実験を行う恐れがあるとの見通しを示した。
金氏の娘「世襲続くメッセージ」
北朝鮮メディアは11月に金氏が娘を連れて大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験を現地指導したと報じた。太氏はその狙いについて、「核兵器保有は今の代だけでなく次代まで続く。世襲は続くというメッセージだ」と解説した。一方で、娘の後継指名を意味するものではなく、「後継者発表は遠い先の未来の話だ」と語った。
また、自身の北朝鮮外交官時代に拉致被害者との面会があったかどうか問われ、「一度もない。一般の住民が決して会うことができない隔離された場所にいると思う」と述べた。「被害者の一部は、北朝鮮のスパイ養成所で日本語を教えているという話を聞いたことがある」とも語った。
一方、太氏は日本政府が進める防衛力の抜本的強化について、「北朝鮮の核やミサイルによる脅威が高まっている中、自国民の保護のための動きだ」と肯定的な見方を示したうえで、安全保障面の日韓協力の必要性を指摘した。 ―――――――――――――――――――――――― 北朝鮮系のハッカー集団、暗号資産2200億円を昨年盗む=報告書 2023年2月3日 BBC News 北朝鮮の支援を受けたハッカー集団が、昨年1年間で17億ドル(約2200億円)相当の暗号資産を盗んだと、ブロックチェーン分析会社チェイナリシスが1日、報告した。
これまでの北朝鮮による暗号資産窃取の最多記録は、2021年の4億2900万ドルだった。昨年はその約4倍に急増したことになる。
世界全体で昨年盗まれた暗号資産は計38億ドルで、その44%に北朝鮮が絡んでいたとされる。チェイナリシスは昨年を「暗号資産ハッキング史上最大の年」だったとしている。
専門家らは、厳しい制裁を受ける北朝鮮が、核兵器開発の資金を調達するため暗号資産を盗んでいるとみている。
北朝鮮は過去6回、核実験を行っている。金正恩(キム・ジョンウン)総書記が核開発を加速させていることから、今年中に7回目が行われるとアナリストらは予想している。
■「北朝鮮経済のかなりを占める」
チェイナリシスは報告書で、北朝鮮の2020年の輸出総額が1億4200万ドル相当だったことと対比。「暗号資産ハッキングが同国経済のかなりの部分を占めていると言っても過言ではない」とした。
同社によると、ハッカーらは通常、さまざまなユーザーの暗号資産が混ぜ合わさる「ミキサー」を通して、暗号資産を洗浄するという。
別の専門家らは、北朝鮮は盗んだ暗号資産を、中国のブローカーや非代替性トークン(NFT)を通じて洗浄していると説明している。
米連邦捜査局(FBI)は先月、北朝鮮系のハッカー集団「ラザラス・グループ」が、ブロックチェーンネットワークで1億ドルの暗号資産が盗まれた昨年の事件に関わっていたと発表した。
チェイナリシスによると、昨年窃取された暗号資産のうち82%超を分散型金融(DeFi)が占めていたという。
ブロックチェーンセキュリティー会社ハルボーンの最高執行責任者デイヴィッド・シュウェッド氏は、DeFi開発者が「成長を最優先している」と主張。ユーザーを引き付けるため、資金は安全性の強化に使うよりも、報酬に使われることが多いとしている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.03.06 01:05:10
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