カテゴリ:中国
締め付け強まる全体主義国家、中国共産党の独裁体制・・・見て見ぬ振りの日本リベラルは、なんの反省も無し・・・ 2023-11-27 はんぺん いつも思う・・・・世界中で荒れ狂う独裁体制下の民衆の悲劇のことだが・・・スターリンや毛沢東による大量虐殺だけではないということ・・・東欧でも、カンボジアでも、北朝鮮でも、ベトナムでも、多くの民衆が犠牲になってきたが・・・「臭いものに蓋(ふた)」とばかりに、リベラルたちは、真摯に向き合おうとしてこなかった。
リベラルたちは、一方で、人権擁護を叫びながら、他方では、社会主義独裁国家による民衆虐殺に言及することはなかったのだ・・・その結果、(社会主義幻想)が、拡散されて、マルクス・レーニン教の信者を大量生産してしまった。
社会主義(共産主義)の妄信により、多くの悲劇が生まれ、多くの若者たちが、加害者になったり、被害者になっていった。連合赤軍兵士たちの(殺し合い)、左翼過激派セクト間の内ゲバという(殺し合い)は、その典型だった。
加害者(殺す側)であれ、被害者(殺される側)であれ、悲劇そのものではないか!!!
文化大革命(文革)では、紅衛兵たちのグループ同士が、(造反有理)という錦の御旗を双方が掲げて・・・(殺しあい)を中国全土で行ったのだ。
いかに多くの人間が、凄惨な現実に直面して、人生を棒に振ってしまったのか・・・ということだが、これは、「極端な例」ではない・・・。今も、現代世界において、凄惨な現実が何度も繰り返されている!!
ロシア、北朝鮮だけの問題ではない・・・その根源は、全体主義体制、共産主義体制では無いのか? 中東やアフリカでは、多くの全体主義が跋扈しているではないか? 人類は、破滅に向かって一直線・・・というように見えるのは、僕だけだろうか?
そう問いかけるのだが・・・皆さんは、どう考えるか? (はんぺん)
―――――――――――――――――――――――――― 白紙運動1年、市民沈黙。中国、通信監視し締め付け 2023年11月27日 朝日新聞 中国各地の若者たちが、ゼロコロナ政策への抗議と言論の不自由への批判を込めて白い紙を掲げた「白紙運動」から1年となる。言論統制を強める習近平(シーチンピン)体制下では極めて異例の動きとされたが、その後は締め付けが厳しくなっている。
「デモは爽快、その後は地獄。人生で最も恐ろしい時間だった」 昨年11月27日夜、北京市内で抗議運動に参加した20代女性は、こう振り返る。
当時、厳しい行動制限で、街はロックダウン状態。コロナ禍で失業したまま仕事も見つからず、「生きていけない」と抗議に加わった。
約1週間後、政府はゼロコロナ政策の大幅緩和を決め、行動規制は一気に解除された。だが、その後、一緒に路上に立った知人たちが、相次いで拘束された。
自分も捕まるのでは――。家のドアを何重にロックしても恐怖で夜も眠れず、一時は体調も崩した。いまの言論状況について、女性は「道路以目」という故事成語で表現する。 「暴虐な統治下では、人々は道行く人と目配せするしかない」という意味だ。「口に出せば、(当局は)確実に狙いを定めてくる」
多くの社会運動も「一層の困難に直面している」との声もある。ネットメディアに記事を出しつつ女性の権利向上に関わる30代の女性ライターは「表面化する前につぶされている」と指摘する。最大の要因は、当局による通信内容の監視だ。勉強会を開こうとすれば、一人一人に当局から「参加しないように」と事前に連絡がくるという。
中国版LINEともいえる「微信(ウェイシン)」のやりとりは当局に「筒抜け」だ。匿名性が高いとされる外国アプリの利用も増えているが、100%安全との確証はなく、隠語や伏せ字が半ば一般化している。
政権への批判が上がるのを警戒する当局の姿勢は、10月に李克強(リーコーチアン)前首相が急逝した際にも鮮明だった。
李氏が少年時代を過ごした安徽省合肥の旧居や、告別式のあった北京の八宝山革命公墓では、付近の路上に多くの治安要員が立ち、市民が集まりすぎないよう厳戒態勢がとられた。李氏の母校・北京大学では死後1週間、ハロウィーンなどの活動を禁止。学生によると、「追悼のため」と説明があったという。だが、同大は1989年の天安門事件で弾圧された民主化運動と縁が深い。改革派とされた胡耀邦元総書記の追悼が運動につながったため、当局が学生の動きを警戒したとの見方がある。
中国ではこの他にも、「外国と結託する勢力」とみなされたNGO(非政府組織)の活動停止や、人権派弁護士への圧力も続く。ライターの女性は「今の中国で、市民が声を上げて社会や制度を変えることはほぼあり得ない」と語る。(北京=畑宗太郎) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.12.05 22:34:58
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