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映画「ビヨンド・ユートピア 脱北」→リベラルたちの観るべき映画だが・・・彼らは、観ないだろうな。 2024-1-21 はんぺん 1/20 ここ数年は、忙しくて、なかなか映画を観る機会が減っているが、久しぶりに友人と、映画館に足を運んだ・・・観たのは2本・・・ 映画「ビヨンド・ユートピア 脱北」は、ワイフのお勧め。大阪ステーションシネマで、観た。 映画「人間魚雷回天」は、朝日新聞のイベント紹介記事を見て。森ノ宮の(ピースおおさか)で、ウイークエンドシネマ(毎週土曜のみ)で観た。
映画「ビヨンド・ユートピア 脱北」は、共産主義=北朝鮮のリアルな現状には、現代の人間社会の矛盾が、集積していることがわかる・・・ 本当は、リベラルの人たちにこそ、観てほしいが・・・彼らは、(不都合な真実)を観ようとはしない・・・・彼らは、未だに、社会主義、共産主義に共鳴して、「新しい社会主義」(新社会党)などを求めている!!
(都合の悪い真実)に、真正面から向き合えないでいる事が、彼らの(没落)の原因だ。事実に向き合えず(妄想の中に生きる)ことによる、無残な結果。
(命と暮らし)を守る)というのなら、旗を振りたがる彼らこそ、現実から出発しなければならないのに・・・・何という事だろう・・・
映画「ビヨンド・ユートピア 脱北」の現実は、多くの単行本が、これまで出版されてきたし、努力すれば、誰でも知ることは、十数年前から、可能だったが・・・何もしてこなかった・・・リベラルたちは、おそらく、そのような本を読む気も無かったと思われる。 彼らが、北朝鮮における数多くの(人権事犯)に観て見ぬ振りを決め込んできたのは、そういう事だ・・・・
世界で最も閉ざされた国のひとつ・北朝鮮・・・・それを、見て見ぬ振りで、スルーしてきた日本のリベラルたち・・・社民党・新社会党・MDS・アサート・・・・あなたたちの(罪)が、消えることは決して無いだろう・・・
皆さんは、どう思われるか? はんぺん (MDSとは、民主主義的社会主義運動という、泡沫的社会主義政党の事。MDS、アサートともに、昔のDSL=民学同の流れを汲む弱小組織だ) ------------------------------- 映画「ビヨンド・ユートピア 脱北」 上映館(大阪分)・・・上映日時・時間は、各劇場で異なる。 大阪 大阪ステーションシティシネマ 日本語字幕08:20 / 15:40 〜 終17:45 1/12(金)~ 大阪 TOHOシネマズなんば 日本語字幕16:15 〜 終18:20 1/12(金)~ 大阪 MOVIX堺 日本語字幕12:30 / 18:40 〜 終20:45 1/12(金)~ 大阪 イオンシネマ四條畷 日本語字幕17:10 1/12(金)~ (参考) ビヨンド・ユートピア 脱北★ドキュメンタリー https://plaza.rakuten.co.jp/otegami/diary/202401200000/
////////////////////// 解説 | INTRODUCTION(公式HPから) 世界で最も閉ざされた国のひとつ・北朝鮮 2023年サンダンス映画祭にて開催直前までシークレット作品として詳細を伏せられてきた1本のドキュメンタリーが、世界中から集った映画ファンや評論家、映画関係者達を震撼させた。
それが北朝鮮脱北者の過酷な旅の実態が生々しく記録された恐るべき、そして映像的にも非常に貴重な作品『ビヨンド・ユートピア 脱北』である。 1949年9月の建国以来、70年以上にわたり北朝鮮社会を支配してきた金日成の一族は、国家を閉鎖された状態に保ってきた。北朝鮮に住む人々はそこが「地上の楽園」だと信じ、最高指導者である金一族を神と同等の存在として敬い慕う。
しかし、一糸乱れぬ壮大なマス・ゲームや、華々しい軍事パレードの裏側で、ナチスのアウシュビッツやソ連のグラーグを模した強制収容所の存在、密告や拷問、処刑、飢えや貧困といったおぞましい人権侵害の数々が報告されている。 物語 | STORY 1000人以上の脱北者を手助けしたキム牧師に寄せられた緊急のSOS。幼い子供2人と80代の老婆を含めた5人家族の脱出ミッションがはじまる―
韓国で脱北者を支援するキム・ソンウン牧師の携帯電話には、日々何件もの連絡が入る。これまでに1000人以上の脱北者を手助けしてきた彼が直面する緊急のミッションは、北朝鮮から中国へ渡り、山間部で路頭に迷うロ一家の脱北だ。幼い子ども2人と80代の老婆を含めた5人もの人たちを一度に脱北させることはとてつもない危険と困難を伴う。
キム牧師の指揮の下、各地に身を潜める50人ものブローカーが連携し、中国、ベトナム、ラオス、タイを経由して亡命先の韓国を目指す決死の脱出作戦が行われる――。
//////////////// 「ビヨンド・ユートピア 脱北」 逃避行が問う、祖国とは(プレミアシート) 2024年1月19日 朝日新聞 「近代国家の3大元素は国民、国土、国権」と学者はいう。そういえば、北朝鮮という国、国権の長の顔は頻繁に目にするけれど、国民の素顔はついぞ見かけない。 これは、そのへんの事情を探るアメリカのドキュメンタリーである。脱北を巡る映像作品は少なくないけれど、これほど脱北の実態に迫る作品はおそらく他にない。
韓国の、脱北者を支援するネットワークの中心人物のひとり、キム・ソンウン牧師がコロナ禍の数カ月前、ふたつの事例にかかわる。 ひとつは、中国の山中で迷っている一家、80歳の祖母と娘夫婦と幼い孫娘2人。親戚が脱北したせいで監視が厳しく、人跡まれな山奥に追放されるのを恐れたのだ。一家は、中国同様に本国送還されるベトナムとラオスを抜け、韓国亡命が保証されるタイまで、全行程1万2千キロを隠密にたどりつかねばならない。
もうひとつは、脱北してソウルに住む母の相談。17歳の息子が母に会いたくて中国へ越境したのだが、仲介のブローカーに裏切られ、本国送還されたという。息子がどうなるのか、これは北朝鮮のブローカーの情報に頼るしかない。 監督のマドレーヌ・ギャヴィンは一家の逃避行とソウルの母の心痛とを交互に伝え、折に触れて在米脱北者らの見聞を挿入する。
一家5人は夜間、ベトナムの密林を10時間歩く。案内のブローカーに同じ道を歩かされ、追加料金を要求される。同行のキム牧師が言う。「彼らは脱北者を人間と思わず、金蔓(かねづる)とみている」。ラオスからタイへ、メコン川を渡るくだりの緊迫感は尋常ではない。麻薬ルートとしても監視は厳重で、しかも小舟は転覆し易(やす)い。
ソウルの母の悲嘆には胸を突かれる。少年は拷問のあげく収容所へ送られるというのだ。 この作品は独裁国北朝鮮を素裸にする構えである。改めて私たちに問いかける。 生きることについて、自由について、さらに戦火と災禍と万事劣化著しいこの世界の「身捨つるほどの祖国」について。(秋山登・映画評論家)
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最終更新日
2024.02.10 22:04:12
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