カテゴリ:社会主義
現実化する全体主義による覇権の流れ・・・暗すぎる未来。はるか彼方に展望は遠のくのだろうか? 2024-1-29 はんぺん ウクライナ侵略戦争では、最近は、アメリカの軍事支援が、様々な理由で縮小され始めている中で、それに勢いを得たロシア(全体主義)軍の攻勢が、伝えられている。
地球を俯瞰すれば、ウクライナ侵略だけでなく、イスラエル対ハマスの戦争、どさくさに紛れての中国(習近平)による台湾、尖閣への挑発と威嚇、北朝鮮による核ミサイルの威嚇と挑発の拡大、アメリカ大統領選挙の中でのトランプ(狂犬)候補の台頭・・・、ミャンマー国軍による軍事独裁の更なる過酷な統治・・・と、世界の民主派にとって、悪い出来事が、次々と生起・・・全体主義の流れが止まらない・・・
戦乱の中で、環境問題が吹っ飛び、原発回帰が公然と語られている・・・やはり、我々は、破滅にまっしぐらに突進しているようだ・・・
「NATOが「GDP比2%以上の国防費」を求めるなか、エストニアの国防費は24年にGDP比「3・25%」に到達する見通し。」(本文)
「エストニア軍のフィリップス中佐は「10%でも良いぐらいだ。3%はあくまでも、最低限のラインだ」と言う。エストニア議会外交委員会のミケルソン委員長も「私たちはみな、それを7%や10%にすることもありうると理解している」と話す。」(本文)
これを読んで・・・僕は、ため息をつく・・・ リベラル派の鈍感なグループは、GDP比2%にも(反対)することが、平和運動だと錯覚し、狂犬たちを喜ばせ続けてきた・・・一方、狂犬たちは、独裁者の指図の下、急激な軍拡を展開中だ・・・なんという馬鹿げた事態なんだ。
日本ほど、全体主義(狂犬)に囲まれた、(危うい)国があるだろうか? 現実を見ず、頭の中で(平和を夢想)する人たちが、政権を執ったら、日本は間違いなく破滅するだろう・・・悲しいが、僕は、確信をもって言える。
皆さんは、どう思われるか? はんぺん ―――――――――――――――――――――――――― ウクライナ終戦後、(ロシアは)攻めてくる。エストニアが、ロシアに備え 2024-1-28 朝日新聞 ロシアによるウクライナへの全面侵攻が始まって、2月24日で丸2年。ロシアの脅威にさらされてきた歴史を持つエストニアは、積極的にウクライナを支え、自国の防衛体制も整えてきた。 「次は自分たちかも」――。危機感は、極めて強い。
エストニアの首都タリンの中心部にある「自由広場」。広場から「独立戦争戦勝記念塔」が見える。そこにはエストニアの詩人の言葉が刻まれている。
《旗を上げろ! この時代の変わり目に、土地や水、道の上で吹く風が渦巻く中で、証人となるように この民族が二度と抑圧に屈しないと、誓うときが来たことを》(監訳=早稲田大・小森宏美教授)
独立戦争中の1919年2月の詩だ。それから約105年。記念塔横の建物には、ウクライナとエストニアの国旗が掲げられている。
エストニアには年2回の「独立記念日」がある。1918年にロシアからの最初の独立を宣言した2月24日と、91年にソ連からの独立を回復した8月20日。どちらも国民の祝日だ。
ロシアが試みるウクライナの占領は、エストニアの過去と重なる。 タリンの外れにある「共産主義の犠牲者追悼碑」も悲劇の歴史を映す。
高さ数十メートルの2枚の壁が200メートルほどにわたって並び、ずらりと名前が刻まれている。ガイド役のマーティン・アンドレラーさん(48)によると、エストニアでは1940~91年の間に、7万5千人以上が理不尽な殺害、投獄、強制移住などで亡くなったという。
アンドレラーさんの大おじも52年に逮捕された。理由は「禁じられているエストニアの曲をソ連兵に教えたから」。収容所で数年を過ごしたという。
「あんな抑圧体制のもとで暮らすべきではない。過去を忘れてはいけない」
そんなエストニアはウクライナ支援を惜しまない。エストニア政府によると、2022年2月の侵攻直前から23年末までに行った軍事支援の総額5億ユーロ(約800億円)は、エストニアの国内総生産(GDP)の1・4%以上に相当するという。ノルウェーやリトアニアとともに世界トップクラスだ。
取材に応じたある国防省幹部は、ロシアによるウクライナ侵攻を「既定路線」と語った。 「考えるべきは、ロシアに侵攻をする意思があるか、する能力があるかだ。当時は確かにどちらもあった」
そして、エストニアがロシアの「次の標的」になるとの見方を示す。 「ロシアに意思はあるが、いまは能力がない。ウクライナでの戦争が終わったら、ロシアは3~5年で攻めてくる」
ロシアのプーチン大統領はウクライナ侵攻後の22年6月、現在はエストニア領になっている街の占領をめざすような発言をしている。
エストニアは北大西洋条約機構(NATO)の加盟国。NATOが「GDP比2%以上の国防費」を求めるなか、エストニアの国防費は24年にGDP比「3・25%」に到達する見通し。
エストニア軍のフィリップス中佐は「10%でも良いぐらいだ。3%はあくまでも、最低限のラインだ」と言う。エストニア議会外交委員会のミケルソン委員長も「私たちはみな、それを7%や10%にすることもありうると理解している」と話す。
2月24日、エストニアでは最初の独立宣言から106年の記念日を迎える。同じ日、ウクライナでは、ロシアの侵略との戦いが3年目に入る。 (タリン=藤原学思) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.02.02 03:02:44
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