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2024.07.13
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カテゴリ:北朝鮮

北朝鮮の(地獄)が、わからないリベラルの(お粗末)。「不都合な真実」を認めない不誠実さには、反吐が出る!!    2024-7-13  はんぺん

 日本のリベラルたちが、決して非難・糾弾しない(真実)が、ゴロゴロ出てくる。「臭いものに蓋(ふた)」ということで、彼らの機関紙やホームページには、紹介されることは無い・・・何度も指摘してきたことだが・・・

彼らとは、新社会党、社民党、MDS、アサートなどのグループの事だが・・・(懲りない面々)の事だ。

 

今や、北朝鮮による蛮行は、リベラルの彼らよりも、一般国民の方が、詳しいのではないだろうか? なぜなら、これらの一端は、すでに日本のメデイアにより、(断片的というより)より詳しく報道されているから・・・

 

それにしても、昔の僕たちは、読売・産経・毎日などの新聞やテレビ報道に対して「あれは、体制側の都合の良いキャンペーンだ」「あれは、ブルジョワ新聞だ。営利目的の商業新聞だ」と ハナから軽蔑し、こき下ろしていたモノだったが・・・・

 

その中にも、多くの(真実)があったことが、だんだんと分かってくる・・・

(マルクスレーニン主義)に骨の髄まで(洗脳)された僕たちは、あのオウム真理教の信者のように、あの連合赤軍兵士のように、意固地に硬直したモノの味方しかできずに、(洗脳)の闇の中で、もがいていたのだ・・・・

 

・・・(骨の髄まで、洗脳された)とは、言い過ぎた・・・そもそも、自分たちは、どれだけ、分かっていたのか?それすら、いい加減なものだったことが、あの全共闘や連合赤軍兵士たちが、後になってから残した言葉の断片からも、明白だった。

 

(洗脳)されるほども、勉強してなかったということだ。まさに(マルクスレーニン教)の信者だったのだ・・・

 

皆さんは、どう思われるか?   はんぺん

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国民を「ドングリ地獄」に突き落とす金正恩の経済政策

  2024-7-12   高英起(デイリーNKジャパン編集長)

 北朝鮮の金正恩総書記が進める「地方発展20×10政策」は、首都・平壌に偏りがちで地方住民の不満を招いていた投資を地方にも振り向け、地方経済を発展させるのが目的だ。

 

現在、20の市や郡で地方工業工場が建設中だが、その中の一つ、平安北道(ピョンアンブクト)の球場(クジャン)郡では、地域住民の反発を招いていると、現地のデイリーNK内部情報筋が伝えた。

 

この地域の主要産業は石炭採掘だ。地域一帯に広がる炭田で産出された石炭は、主に中国への輸出に回され、横流しされたものを燃料とする軽工業、野菜や果物の温室栽培も発展していた。

 

しかし、中国は大気汚染問題の解決のために、脱石炭を進めている。そこに追い打ちをけたのが、国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議だった。北朝鮮の鉱物資源の輸出が禁じられ、販路を失った石炭は、採掘が低調になっていった。

 

球場(クジャン)郡の住民の収入は減り、生活苦に陥った。そんな時に彼らを救ったのは「ドングリ」だった。山でドングリを拾い、それで酒を作って売るのだ。

 

「球場(クジャン)郡のドングリ酒は健康にいい」

 

そんな評判が徐々に広がり、人気は徐々に高まっていった。それを聞きつけたのが、地元の朝鮮労働党球場郡委員会だ。そして、工場を作ってそこでドングリ酒を大量生産する計画を立てたのだ。

 

しかし、地元住民からは不満の声が上がった。重い課題(ノルマ)に苦しめられるのは目に見えているからだ。

 

「ドングリの旬になれば、各学校は生徒にドングリのノルマを課すのがこの地域では一般的だ。1年に30日から45日間、『ドングリ休み』で休校になるほど」(情報筋)

 

学校だけではない。郡内の工場、企業所、勤労団体、人民班(町内会)などすべての組織が仕事そっちのけでドングリ拾いをさせられるのだ

 

ただでさえ生活が苦しいのに、何の助けにもならない重労働をさせられるのだからたまったものではない。

 

そんな「ドングリ地獄」だが、工場ができて大量生産が始まればさらにひどいことになるだろう。

 

さらに住民を苦しめるのは、こんな地域の事情だ。

 

「普段はドングリの半分に価格で売られているトウモロコシが、ドングリが実る季節になると高騰する」(情報筋)

 

なんとか食いつなぐための救荒植物であるトウモロコシの価格が高騰し、昨年はドングリとトウモロコシの価格がほぼ同じになった。

 

さらに気の毒なのは、ドングリ酒工場の予定地にあった家に住んでいた20世帯だ。当局は立ち退きを迫ったが、100ドル(約16100円)を渡しただけで、引越し先の家を用意していなかったのだ。

 

この地域の家は、いくら安くとも100ドル以上するという。しかし、当局は雀の涙ほどのカネを渡して「党の政策だ、つべこべ言わず出ていけ」と言うばかりだった。結局、住民は文句一つ言えないままで、立ち退きを強いられた。

 

情報筋は、彼らの行き先について触れていないが、おそらく勤め先の宿直室や倉庫などだろう。

人民愛を強調する金正恩氏の政策のせいで、当の人民が苦しむのは、特に珍しいことではない。私有財産権、居住・移動の自由など基本的人権が認められていない国で、「人民のため」は、その逆の結果をもたらすのは当たり前のことなのだ。

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「けっきょく大事なのはカネ」骨抜きになる金正恩の重点政策  2024-7-13  高英起(デイリーNKジャパン編集長)

北朝鮮当局が厳しい取り締まりを行っている送金ブローカー韓国に逃れた脱北者らの仕送りなどを、北朝鮮国内に届けるというもので、中国キャリアの携帯電話を利用して送金の指示、受け取りの確認を行う。そして、お金とともに入ってくるのは情報だ。

 

先日、デイリーNKジャパンのインタビューに応じた脱北者は、送金ブローカーや在北朝鮮華僑、貿易関係者など海外とやり取りする人を通じて、様々な海外の情報を得ていたと証言した。韓ドラや映画の保存されたUSBメモリなどの物のやり取りはできなくとも、情報のやり取りは可能というわけだ。

 

外の世界を知ることで、体制に疑問を持ち、ついには脱北に至ったというケースだが、当局が恐れているのはまさにこのようなものだ。

 

それで取り締まりに血道を上げているわけだが、それさえも「カネの力」で骨抜きにされてしまう。平安北道(ピョンアンブクト)のデイリーNK内部情報筋が伝えた。

 

新義州(シニジュ)在住の貿易関係者のキムさん(仮名)は、中国人業者からの依頼で、北朝鮮に住む人に送金を届けた容疑により保衛部(秘密警察)に逮捕された。

キムさんは、かつて中国に駐在した経験があった。帰国の際に中国キャリアの携帯電話を持ち帰り、それを使って送金ブローカー業を営み、かなり儲けていた。

 

彼は、今までの保衛部の検閲(監査)をうまくやり過ごしていたが、今回はカネを受け取った人が摘発され、取り調べの過程で名前が浮上して逮捕に至った。

ところが、わずか数日で釈放された。

 

予審(起訴前の証拠固めの段階)まで行けば釈放は難しいと判断した彼は、捕まってすぐに5万元(約111万円)という巨額のワイロを保衛部に渡し、自由を買い取ったのだ。

 

この話が広がり、市民の間からは、「検閲がいくら厳しくても、カネさえ渡せば釈放される」との声が上がっている。

 

咸鏡北道(ハムギョンブクト)のデイリーNK内部情報筋が今年2月に伝えたところによると、保衛員に渡すワイロの額は、3000元(約67000円)から5000元(約111000円)だった。この相場に変動があったかは不明だが、それを遥かに上回る額のワイロなら、かなり際どい事件でももみ消しが可能ということがわかってしまった。

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高英起(デイリーNKジャパン編集長/ジャーナリスト)

北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」編集長。関西大学経済学部卒業。98年から99年まで中国吉林省延辺大学に留学し、北朝鮮難民「脱北者」の現状や、北朝鮮内部情報を発信するが、北朝鮮当局の逆鱗に触れ、二度の指名手配を受ける。雑誌、週刊誌への執筆、テレビやラジオのコメンテーターも務める。






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最終更新日  2024.07.16 01:43:28
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