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2024.09.08
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カテゴリ:日記

思いつくままに・・・昔の自分 (記録用:日記)                    
          2024-9-8  はんぺん

ここ数年・・・よく考える事・・・自分は、あと何年、生きるんだろうか?

人は、生まれるときは独り、死ぬときも独りだ・・・・

 

社会的動物である人間は、群れを必要とし、群れなしには、満足に生き抜くことはできない・・・が、死ぬ時は、必ず独り・・・それが、自然・・・

 

多くの(ときめき)が、あった・・・誰でも、普通にある事だが・・・

ある時は(寝ても覚めても・・・)という事があった。

僕の場合、いつも(片思い)に終わる運命で・・・

 

いつも、気持ちだけは若いつもりだが、肉体の劣化は、目を覆うばかりで・・・視力の劣化、記憶力の減衰、頻尿、生活習慣病の悪化。身体(筋肉)は、どんどん硬くなっていく・・・

 

中学生の頃の受験戦争時代・・・(全集の乱読)は、価値観の転換の前触れだったと思う。本の中だけの世界だが、かなりの(勉強)には、なった。

高校生時代(2年)からのベトナム反戦運動への参加が、我が人生の大きな分岐点になった。

 

我々は、団塊の世代・・・そのような時代に たまたま(偶然に)生を受けた。

人生は、(偶然)という(必然の連鎖)の中にある・・・と思う。

 

あの頃の自分は、どうだったのか? と良く思うが、思い出せない・・・

ただ・・・未来は、そんなに悪くはない・・・というか、これからの人生にワクワクしていた気がする。

 

確かに、受験という大きな壁をクリアーする事の困難さは、実感としてあったと思うが、それは、周りのみんなも同じ事。

くよくよするより、ストレートに、前向きに取り組み、乗り越えるしかない・・・という事で・・・割とポジティブな自分だったと思う。

 

(偶然)の中で、いろんな事にチャレンジできる可能性は、感じていた。

中学~高校~大学の成長の過程で、大きな変化を遂げた自分だった。

当たり前のことだが、その過程は、得たモノ、失ったモノがある・・・

100パーセントの人生などは、あり得ないので、それは、仕方がない・・・

 

人間不信、人間嫌いの僕だったが、学生運動の中でも、それは強く感じていた。

みんな、団結、連帯、統一、同志・・・・というが、何か、実感としては違和感があった・・・自分としては、(そうありたい)と思うが、現実は(そうでは無かった)

 

仲間(同志)には、いつも違和感を感じていた・・・街頭のデモで、スクラムを組みながら、いつも違和感があった。インターナショナルや国際学連の歌を歌いながら・・・(団結)(連帯)とは、何か違うぞ・・・と。

 

同じ組織で活動しながら、仲間とは距離を感じていた。緊張感が張り詰めていた当時の状況の中で、(おもいやりのある仲間づくり)が、無理だったのかも・・・と今では、思う。

 

自分の居場所を見いだせなくなり・・・距離をおくことにした。

少し、別の世界に自分を置いてみたい・・・と。

組織を離れる事に、全くと言ってよいほど後悔は無かった・・・のが、悲しい。

それまでの自分は、何だったのだろうか・・・

 

別の世界に飛び出した・・・

1970/6/23に学生同盟を離れて、もう8/12には大阪を飛び出して、北陸の一人旅(8/12~)、若狭の旅(8/29~)、そして秋には、東北旅行(10/831

 

1971年には、沖縄旅行(3/719) 台湾・沖縄旅行(8/229/15

1972年には、7/18/23欧州旅行(ホームステイ)で、ワイフと遭遇、四国の旅(9/514)、 友人と韓国旅行(10/1011/3

1973年 山陰の旅(3/1222)、南紀の旅(7/1016

 

旅が好きだというのではないが、別の世界を覗いてみたい・・・という好奇心があった。1年留年したことと、次男・3男も、大学進学のため、親からの援助は期待できず、アルバイトにも励んだ・・・授業は、相当サボった!!

 

大学卒業までには旅行以外にも多くの出来事があった。その間、僕のかっての仲間たちは、どうしているのだろうか? と考えることもあった。授業や同好会の活動のためにキャンパスにはよく顔を出したが、かっての同志と顔を合わせることが少なかったのは、なぜ? やはり(世界)が違っていたのだろう・・・と今では思う。

 

門戸を開放しているつもりの学生運動の世界は、意外と(狭い世界)(学友大衆から離れた世界)だったようだ。そう、騒々しいばかりで、中身の伴わない(空文句の時代)・・・これが、僕たちの生きた時代だった。

 

当時、僕たちは (極左冒険主義)を非難していたが、間違った時代の流れを 誰も止める事は出来なかったのだ・・・(自滅)を待つまで・・・・!!!

あの(連合赤軍事件)は、自滅の(終わりの始まり)だった(その後、果てしない内ゲバが続く)  ・・・その後、旧ソ連・東欧の社会主義世界体制の崩壊(1991)で、社会主義の終焉を迎えた・・・・

 

学生時代、(未来は、社会主義のモノ)(宗教的に!)信じこまされていたものが、一挙に崩壊して・・・一種の虚脱状態になっていたかのように・・・??

自分の一生に大きな影響を与え続けた、この時代の事を、75歳の今、ゆっくりと思い返している。

そして、よく考える事・・・自分は、あと何年、生きるんだろうか?






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最終更新日  2024.09.10 04:07:25
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