沢山の障がい者さんに出会った嬉しい日
この前の日曜日に「障がい者と市民のつどい」というイベントがありました。私は「自閉症協会愛知県支部」の一員として、”自閉症の体験コーナー”のお手伝いのために参加しました。何人くらい参加者が居たのだろうか?千人?二千人?とにかく何千人規模であった事は間違いない。その参加者の半分程度だろうか、障がいを持つご本人さんも参加していた。車椅子の方、ダウンちゃん、全盲の方等々・・・、もちろん”自閉症”の方も多数参加していた。私は、これまでに何人もの障がい者の方々を見てきたが、これほど多くの障がい者の方々が一堂に会したところを見たのは初めてだった。”障がいのある人もない人も”というのがサブタイトルで、一緒に楽しもう!というのが今回企画の主旨?だったと思う。他には、彼らの保護者さんであったり、彼らを支える福祉事業所のスタッフさんであったり、そしておそらく普段は、殆ど彼らと接触のないであろう一般市民の皆さんが参加していた。そこで見た彼らは、皆一様にイキイキとした表情をしていたのが忘れられない!このイベントで、ご本人さんをはじめ多くの参加者さん達とお話ししてみたいので、来年も是非とも参加したい。私達がいた”自閉症者の体験コーナー”では、パワーポイントで若干の説明の後、少しでも一般市民の方々に”自閉症を理解”して戴くために、様々なグッズを駆使して”自閉症の疑似体験”をしてもらいました。いくら口で論理的に説明したとしても限界というものがあります。そういった意味では疑似体験は、視覚的に・感覚的に訴える事が出来るので、本当に効果的だったと思います。こういった自閉症者に対する啓発活動は、愛知県内全域に広がりつつあり、今後の益々の展開が期待されるところです。私達スタッフの個人個人も、自分の地域を拠点に啓発活動に力を入れているところですが、イベント当日も地元テレビが密着マークで取材していました。こういったマスメディアの視聴効果は、ホント絶大である。是非とも皆さんにオンエアを見て戴きたいが、肝心の放映予定がよく分からない皆さんに、自閉症者の全てを分かって欲しい、とは言いません。ほんの一部でもイイから理解して戴いて、サポーターの一員になってくれたら嬉しく思います。地味な活動ですが、今回イベントの主旨でもある「地域の方々との共生」を実現できるように、一歩一歩地に足をつけた活動が重要だと思っています。