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テーマ:戦争反対(1190)
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ブログを再開するにあたって、この言葉だけはやはり書いておかないといけんやろね。
「集団的自衛権」 なんの権利か。もちろんそれは海外で戦争する権利だ。 人を殺す権利、なんてものがあってたまるかって思っているけど それがあるんですね。「集団的自衛権」。 ある国家が武力攻撃を受けた場合に直接に攻撃を受けていない第三国が協力して共同で防衛を行う国際法上の権利である。その本質は、直接に攻撃を受けている他国を援助し、これと共同で武力攻撃に対処するというところにある。(Wikiより) って書いてるけど、要するにアメリカが利権のためにどっか石油とか地下資源が豊富な国にちょっかい出して、反撃してきたらアメリカと一緒になって日本も攻撃に加担できるよって権利。実際、ベトナム戦争もアフガン戦争なども「集団的自衛権」を根拠にしている。 これって戦争をする根拠になってしまう。 よく「中国や北朝鮮が危ないから集団的自衛権みとめなきゃいかん」としたり顔でいうおっさんいるけど、これと集団的自衛権の話は全く違う。うちらは「個別的自衛権」も違うんじゃねと思ってるから、「それは個別的自衛権で何とかなる話だ」ってことも言いたくはないけど、「集団的自衛権」がおっさんの言うような、一国では力が足りないから「集団」で協力して国を守ろうってことでは全然ない。 むしろ「集団」で他国を攻撃する権利と言った方がいい。 これによって日本はより安全になるか。なるわけがないよね。 まず、自衛隊員は今まで警察予備隊のころから65年間海外で戦闘によって外国人を殺したり外国人から殺されたりすることはなかった。それがこの3月29日以降海外に「戦争をしに」派遣されることが可能になる。石破地方創生大臣は「アメリカの若者が血を流しているときに日本の若者が血を流さなくてどうする」って言った(自国の国民が血を流さないで済むようにするのが政治家だろ。てめえに政治家の資格はねえ)。 また、もし仮に海外での戦争で日本の自衛隊員が他国の兵士または民間人を殺害することになると、これまでの「戦争をしない国日本」のイメージで守られていた海外のNGOの人や旅行者などが危険にさらされるし、日本でもテロが起きるかもしれない(日本には無防備な原発もたくさんある)。 そして憲法。集団的自衛権を認めた安保関連法「戦争法」は明らかに憲法に違反する。それをなんと「解釈で改憲する」というありえない手法をとって戦争法を強行採決させてしまったんだ。憲法のどこをどう解釈しても「安保関連法」が成立する余地はない。慶応大名誉教授の小林節先生も「明らかに違憲」だと言ってるし日本中の多くの憲法学者もと内閣法制局長官、最高裁判事が「憲法違反」だと言っている。だけどこれをどうしても成立させたい安倍政権は「成立後に国民に丁寧な説明をする」って言ってるけどなんか説明あったっけ。 ならば憲法変えればいいじゃんって言って憲法を自民党改憲案のように変えられたら市民の生活ははっきり言ってずたずたにされる。これはまたあとで別の人が説明します。では。N そして お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.03.17 13:24:29
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