趣味と生活

黒木先生出来すぎ。過去に何があったのか伏線らしきものが見えましたが、それにしてもこんな先生がいたら患者はどんなに心強いか。

８７％って微妙な数字ですよね。これが、１０％だったら、誰が聞いても大変だと思ってくれるのでしょう。でも、８７％が１００％で無い限り（たとえ１００％でも患者にとって見ればやはり同じですが）”死”におびえてその後を生きていかなければいけないことに変わりないわけで。

早期のがんで、転移が無いと手術しても意外なほど早く退院できます。私の場合は長かったほうで、それでも手術後１０日で退院しました。転移が無かったので抗がん剤も飲んでいません。手術そのものは盲腸の手術程度のものだったので退院後１週間で会社にも行きました。でも、そのとき医者には転移して再発する確率は６～７割、再発したときの５年生存確率は９０％ぐらいと言われました。
(昨年末、３年目の検査を終え、転移は見つかりませんでした。先生から、これで再発する確率はずいぶん下がったね、１桁ですよ。と言われました。１桁、でもゼロではないんですねって気持ちわかります？)

５年生存確率８７％、主人公がこの数字をどう捉えて手術後の５年間を生きるのか、それをちゃんと描いてくれるのか、今後このドラマの行方がとても楽しみです。

そして、これを見た方々が、早期がんは手術で以外に簡単に取ってしまえるけれども、生存確率などといういやな数字に、患者がその後何年間も縛られて生きていくんだ、ということを少しでも理解してくれると、ありがたいと思います。

さて、来週は、いよいよ手術に踏み切るのでしょうか？