かくれんぼ
昨日は定休日で、2週間ぶりの天売島観光に行ってきた。天売島までは「かりうどⅣ世」で行くのだが、島観光の行程でオロロン鳥の営巣地付近に行くときには、地元の磯舟で渡して貰う。その時の海状により営巣地すぐそばに上陸出来る時と、ガレ場を20分ほど歩かなければならない時もある。約一ヶ月前の5月22日、歩いて営巣地に向かったのだが、その途中にはウミネコの営巣地があり、どうしてもその営巣地を通らなければならない。その時ウミネコの巣をカウントした時には約130個あり、その約8割の巣に2~3個の卵を確認していたのだが、昨日通った時に見かけたヒナの数はあまりに少なかった。それでも去年のゼロから見ればまだ良い方かもしれない。営巣地で近づく私等を警戒して鳴いているウミネコそのヒナは、天敵のカラス・オオセグロカモメ・野良猫などから身を守るため、危険を察知した親カモメの合図なのか瓦礫の隙間に身を潜めジッとしているこうして育っているヒナたちは運が良いだけなのか、今度ここを通して貰うときにはこのうち何羽のヒナが大きくなっているのか。厳しい世界である